12月28日に長州力プロデュース興行「POWER HALL2018イヤー・エンド・スペシャル」の開催が発表されたが、来年夏頃に引退することを示唆した。
長州は1998年1月4日に新日本プロレス東京ドーム大会で1度引退したが、この頃の新日本は一部ベテラン選手のリストラが始まっており、長州はその一環としてだけでなく現場監督に専念するための引退で、大仁田厚の参戦・挑発に乗る形で2000年7月に現役復帰していた。
長州は7月10日の後楽園大会で秋山準にフォール負けを喫した際に「やっぱり自分の体の古傷っていうのは、段々毎年毎年凄くつらくなってきているし。1、2年ぐらい前から言ってるんだけど、やっぱりリングに上がるのが怖いですよね。新日本のリングと大きさも全然違うし、歩数も合わないし、そういうあれで。まあ、若ければこなせるんだろうけど。やっぱり視力が悪くなってきているし。2ヵ月に1回ぐらいはと思うけど、それはもう本当に舐めた考えだよね。これはいつか、このままやったら絶対に何かが起こる、自分自身に何かが起きるっていう、なんか最近いろいろ考えちゃうんですよね。でもね今、上がったことのないところからオファーが来ると、ちょっと上がってあげようかっていうのがあって。そういった意味で、まだ1ヵ月、2ヵ月トレーニングをしてね。もう十分ですよ。なんか健康な状態を半分ぐらい残しておかないと。あともう何試合か受けているところがあるので、それをこなしたらもう、別に引退しても。まあ、トレーニングをしてやってきたけど、そんなに甘くもないし。今年もあと2、3試合ぐらいで終わるんですけど、来年も少し残っているけど、それが終われば、もう靴は脱ごうと思います」とコメントしていており、弱気になっているのではと思っていたが、古傷だけでなく身体面の衰え…さすがの長州も弱気にならざる得ないというのが本音なのかもしれない。
いつ引退かは具体的なことには触れなかったが、わかるのは長州の試合を見れるのは残り4試合だということ、残りわずかとなった長州の試合を見定めて行きたい。
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