10月21日 DDT「両国ピーターパン2018~秋のプロレス文化祭~」東京・両国国技館 6259人 超満員札止め
(アピール、コメント、写真などはDDT公式より 試合内容は実況ツイートよりhttps://twitter.com/igapro24)
<第8試合入江茂弘壮行試合 30分1本勝負>
○入江茂弘 石井慧介(14分50秒 体固め)HARASHIMA ×坂口征夫
※ビーストボンバー
【バックステージでの入江、石井】
入江「自分としては、今日は泣いたり、悲しい顔するとお客さんも悲しいと思ったから。でも気持ちが抑えればくなって。今まで以上に号泣してしまって。そこは自分がいつまでたっても変わらないところだと思うので。もっともっと成長していかないとなとDDTは本当にあたたかいし、凄いスキルを持ってるレスラーがいっぱいいるから、もっともっと流行っていくと思うし、それを期待してるし。僕もどんどん突き進んで、大きくなって、大きくなったDDTに戻ってきたいと思います」
石井「寂しくないわけじゃないけど、最後、一緒に組んで最高の瞬間をともにできて、それは凄い嬉しいです。べつに暗い話じゃないので。お互い前を向いてのことで。思い出を語りだしたら長くなっちゃうんで。3時間20分くらいになっちゃうんで。今日は嬉しいってことを伝えます」
渡瀬「プロレスをやめるわけじゃないので。入江さんが離れてこんなに悲しくて寂しいのは、それだけ大きい存在ってことで。これからもずっと大きい存在です」
【バックステージでのHARASHIMA、坂口】
HARASHIMA「今日は入江の壮行試合ってことで、ほぼ同世代の石井と、僕らDDTお兄さん世代としてやった感じで。入江とは何度も何度も試合して、力は強いけど気持ちが弱い頃の入江からずっと知ってて。両国で泣いてるところも見てたし。いろんなことがあったけど、今日は気持ちが強い入江でした。試合後は泣いてたけど。個人的にはこれが最後とは思わないんで。プロレス続けてればどっかで巡り合うこともあるだろうし。次いつ入江とやってもいいように、ガッチリ鍛えてコンディション整えて、またガンガンやり合えるように準備しときます。ねえ坂口さん」
坂口「リング上がって、たぶん俺のほうが先に気持ちきちゃって。入江もそうだけど石井もなかなかDDTには上がらなくなる。ずっとしのぎ削り合ってきた仲だから、ああいう選手たちがいなくなるのは残念。最後、時間が足らなかった。もう自分の時間的には入江、石井とやり合うのはたぶん今日が最後。受け止めて、気持ちよかった。二人ともいいレスラーだから、どこ行っても頑張ってくれると思います」
<第9試合 ドラマティック・ドリームマッチ 30分1本勝負>
○CIMA(24分21秒 エビ固め)×竹下幸之介
※メテオラ
(試合終了後)
CIMA「オラ両国、勝ったぞー! 相手のこと別に褒めたくないけど、大概なポテンシャル持ってるやないか。でも最後は両国国技館だけに、残った残った、CIMAが残りました。ちゃんちゃんですね。まずよ、このDDTで誰を知ってるかと言えば、俺が知っているのは高木三四郎であり、男色ディーノであり、ササダンゴマシンや。ディーノとCIMAとササダンゴ、これ同級生ですからね。ワタシ、11月15日で41歳になりますからね。40歳最後の大一番、皆さんのお陰で勝つことが出来ました。ありがとうございます。STRONG HEARTSとOWE全員は上がるリングがない中でこんな大一番を組んでくれたDDTとファンには感謝しています。3vs3でも勝った。そして竹下が指名して勝った。ALL OUTvsSTRONG HEARTS、最後はCIMAが残った。おい、両国でこの結果やけど、これでいいんか? 今日の試合、第1試合からしっかり支度部屋のモニタで見させてもらいましたよ。見た? 第1試合で6人タッグの選手権やってますわ。さあSTRONG HEARTSは何をしたらいいんですか? STRONG HEARTSはベルトが懸かった3vs3なら、もっと面白いちゃいますか? 出来れば私は40歳のうちにベルトを獲りたい。へいDDT、どう考える? 俺らが来たからには今までにないプロレスの熱をDDTに植え付けるから、オマエら楽しみにしておけや!」
【バックステージでのSTRONG HEARTS】
CIMA「竹下、試合前に素晴らしいバランスと素晴らしい運動神経を持ってると。オレは試合やるまえは、アイツはきれいすぎる。竹下、テイク・ア・シット、う○ちを掴めよって。でも、試合してみたら、素晴らしいやないか。なんで41歳のオレと23歳の竹下、この両国で試合を受けたか。それは勝っても、負けても言うつもりやった。オレは2007年か2008年、神戸ワールド記念ホールで、そのときの団体の年に一度の大会のメインイベントでライガーさんとタイトルマッチ。オレはそのとき20代後半か。試合がしたくてしたくて、目立ちたくて目立ちたくて仕方がなかった。そのときに現れたのが獣神サンダー・ライガー。こんなおいしい獲物はおらんと思ってた。それでライガーさんと試合して、試合終わったあとに、よくよく自分のことばっかり考えてたけど、よく考えたら、ライガーさん、よくこの試合を受けたなと。オレ、逆の立場だったら果たしてできるかなって。っていうときに来たのが。この竹下戦や。なにが言いたいかっていうと、いろんなプロレス団体あります。オレはさっき言ったように、41歳、21年間やってきて、これからなにができますか? 恩返しでなにができるかっていうときに、竹下幸之介、アイツは数年後、トップ取らなあかんやろ。だからこそ、オレは当時のライガーさんになぞらえて、オレはこのシングルマッチを受けたんや。竹下、オマエ、トップに立てよ。そしてT-Hawkとリンダマンと、この先何年、何十年とやっていってくれよ。全団体そうや。CIMAでよければ、オタクの団体の一番の若手、相手させてもらうよ。 T-Hawkもリンダマンも、そしてセコンドに付いてた山村も、刺激バリバリに受けたはずや。山村と竹下、おない年らしいからな。オレは今回の試合に向けて、山村から竹下の必殺技からなにから聞いてたから。アイツも刺激を受けたはずや。オレら一発(シングル)決めた、タッグも決めた。6人タッグ、今日タイトルマッチ、第1試合やぞ。ビッグマッチ、両国の第1試合やぞ。オレらシングルもいける、タッグもいける、6人タッグ…十八番やな。十八番。リンダマンも一発言ったれよ」
リンダ「いってやりましょうよ」
CIMA「だれがチャンピオンか知らんけどよ。オレら挑戦すんのは、T-Hawk、CIMA、そして…トアン!」
リンダ「ちょっと、おかしいですよ」
CIMA「T-Hawk、CIMA、リンダマンや。(タイトルマッチ)40歳のうちに頼むわ」
T-Hawk「おい、リンダマン、40歳のこのCIMAの背中を見てなにも感じないのかよ? オレはCIMAのこの熱を、6人タッグにぶつける」
【竹下の話】「たぶん、ボクが今日の試合、勝ちたいじゃなく、勝つんだと思ってました。なんで、勝ったときのコメントしか用意してなかったんですけど。でも、負けてしまったいま思うことは一つです。心の底から悔しい。CIMAから3カウント取りたかった。今日は自分が負けました。ALL OUT全員負けました。リベンジさせろとは言わないです。もう一回、いますぐにとは言わないです。D王グランプリも始まります。KO-Dのベルトももちろん狙いたい。KO-Dチャンピオンにもう一度なりたい。でも、CIMAにもう一度、リベンジしたい。そのチャンスをボクは待ちます。いや、掴みにいきます。KO-Dのチャンピオンになることで、そのチャンスをもう一度、掴みにいきます。今日は負けです。まだまだです。もっともっと頑張ります。ALL OUTもっともっと強くなります」
<第10試合 グッドコムアセット presents KO-D無差別級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】○佐々木大輔(32分10秒 ミスティカ式クロスオーバー・フェースロック)【第67代王者】×男色ディーノ
☆ディーノは初防衛に失敗、カリスマが第68代王者となる
(試合終了後)
カリスマ「勝ったぞ両国! 俺がKO-D無差別級王者だ。俺が勝つなんて誰も予想してなかっただろ。それが俺の今日の勝因だ。でも男色ディーノ、今日のテメーはなかなかヤバかったぞ」
ディーノ「大ちゃん、最初アンタがDDTの象徴だなんだ言っていたけど、実はそんなことどうでもいいのよ。ワタシは1戦士としてアンタの生き方が羨ましかったのよ。好きなときに好きなことして、嫌いなものは嫌いって言って、ワタシには出来なかった生き方。だからワタシは1個人として、後輩でもない、1ライバルとしてアンタに勝ちたかった。でも出来なかった。いいよ、胸を張りなさい。アンタはワタシを破って新しいKO-Dのチャンピオンになったの。このまま貫いてちょうだい」
カリスマ「俺はこのベルト、欲しくて欲しくてたまらなかった。今日、オマエに勝てたこと、このベルト獲れたことはすべてここにいる皆さんのお陰です。そして俺がここにいれるのは男色ディーノ、オマエのお陰だよ。ひとつ皆さんに質問があります。皆さんは男色ディーノが好きですか? 俺は男色ディーノ、大好きです。……何て言うと思ったか! テメーよ、試合前に殺してくれとか言ってたな。テメーの望み通り殺してやるよ。今日で終わりだ!」
(カリスマがイスでディーノを殴打。そしてジ・コンプライアンスのメンバーが持って来た棺桶をリング上に持ち込むと、「最後に言い残したことはあるか?」と言いながら遺影でディーノの頭を殴打してディーノを棺桶の中に入れてしまう。施錠までする)
カリスマ「残念だったな、テメーらの男色ディーノは今日で終わりだ! ベルトはここにあるぞ。次は誰だ? 誰でもいいぞ、かかってこいよ。いいか、このDDTのリングで中心に立つのはこの俺、そして俺たちDAMNATIONだ! オイ悲しいか? いいか、よく聞け! 俺たちがDAMNATIONだ! 俺たちは群れない・媚びない・結婚しない! このマザーアース、そしてこのDDTのリング、そして! このプロレス界は俺たちDAMNATION中心に回っていくんだ、覚えておけ!」
(と捨て台詞を吐いた。すると『IN TO THE LIGHT』が流れ、スクリーンでは歌う石川修司が映し出される。カリスマの勝利を祝福した石川は、スタッフロールが流れる中、ジャイアンリサイタル状態で最後まで歌いきった。)
【バックステージでのDAMNATION】
【試合後のコメント】
カリスマ「聞きたいこといっぱいあんだろ、答えてやるぞ」
――30分越えのロングマッチでした。
カリスマ「ただ時間が長いだけだ。時間が長くてアイツが全裸になっただけでよ、俺は実力の十分の一も出してねえ。楽勝だよ。ざけんじゃねえぞ」
――全裸三角絞めのダメージは?
カリスマ「あの感触だけは、一週間くらい寝ても覚めても俺のこの辺(顔)にこびりついてるだろうな。お前、チ〇コこの辺に当たったことあるか?」
――ないです。
カリスマ「ないだろ。凄いぞ。あんなもんプロレスじゃねえからな」
――ご自身もガーターベルト着用でした。
カリスマ「そりゃあ勝負の時は下にはいてないと落ち着かないだろ。いつもはいてるよ。今日は見せただけだ。なあ?
遠藤「勝負下着ですよ」
カリスマ「両国の時は毎回はいてるよ。昔の俺のVとか見たら、足とか網目になってるからよく見ろ」
――両国のメインでベルトを獲った感触は?
カリスマ「何もないな。ただ男色ディーノに勝っただけで、両国のメインとかはどうでもいい、いつもどおりだよ。ただこのベルトが俺の手元にきたてことはな。今年のDDT、KO-Dのベルト、無茶苦茶だったろ。入江が獲って、男色ディーノが現れて、里村明衣子が現れて。そして俺のもとにきた。この後どうなると思う? 」
――総選挙1位の選手との防衛戦になるかと。
カリスマ「そんなこと知ったこっちゃねえ。俺はもっとこの「リング、無茶苦茶にしてやるよ。好き勝手やってやる」
――予告通り、ディーノ選手を埋めました。
カリスマ「いや埋めれなかったけどな。棺桶にぶち込むことはできた。アイツ、自分で持ってきただろ。自分で用意してきたから入れてやったよ。まだいんだろあの中に。もう二度と出てこない。これでDDTも明日から少しは良くなる。俺はそう思うよ」
――DDTの功労者、人気選手を葬ったことになります。感慨は?
カリスマ「感慨はないけどな、男色ディーノに掘られてる時以上の快感が駆け巡ったな。最高だ。……なんだ、後ろでごそごそ俺の悪口言うな! 遠藤 掘られてる時以上の快感って、掘られてる時も快感だったんですか」
――DDTの象徴を終わらせた?
カリスマ「終わっただろもう。もう出てこないだろあれで。明日からどうなるか。どうなると思う、男色ディーノのいないDDT、楽しみだろ」
――カリスマ時代の到来?
カリスマ「そんなのは知らねえけどよ。男色ディーノいないDDTを作ってやったよ」
――もう出てこない?
カリスマ「出てこないだろ、鍵かけてやったんだ。あとは燃やすだけだ」
――これから新しい何かを作る?
カリスマ「何も作らない。もっとメチャクチャにしてやるよ。まだいんだろいっぱい、ゴミみてえなヤツらがよ。終わらせなきゃいけない」
――他にも埋めなけれんばいけない選手がいると
カリスマ「そうだ、そしたらよ、他の団体から金でどんどんいい選手引き抜いて、もっといい団体にしてやるよ。金はあるんだ。(賞金の)200万あるんだよ。これで平屋(の一軒家)を建てて、そこに住まわせれば文句ねえだろ。給料いらねえだろ「
遠藤「はい」
カリスマ「俺の平屋に25人くらい住まわせれば、新しい団体でいんじゃねえか?」
遠藤「25人……」
――他団体から引き抜いて住まわせる?
カリスマ「平屋だよ平屋」
――平屋で。
カリスマ「質問は! ビールかけは? 」
――最後の歌に関しては?
カリスマ「 フハハハ! あれなんだよおい、台無しじゃねえか! あれは間違いなく石川修司だったな。なんだあれ、ノブが用意したのか? テツヤか? 」
遠藤「違います。あれはノブか、操作ミス」
カリスマ「電波ジャックか? AbemaTVがジャックされたか」
遠藤「全チャンネル、石川修司の歌が流れるっていう」
カリスマ「それは国が動くんじゃねえか? 全力で止めないと。もういいか! 」
遠藤「平屋買いに行きましょう」
DDT年に2回のビックマッチのメインではディーノの保持するKO-D王座に、KING OF DDTで優勝を果たしたカリスマ(佐々木)が挑戦。挑戦者のカリスマは十字架を想わせる玉座に座り登場すれば、対するディーノはステージに棺桶を担いだ従者が登場して花道にセット、ディーノ本人は客席から狩りをしながら入場した。
序盤からディーノが早くもリップロックやケツ掘りなどの男色殺法で牽制し、カリスマは逃れてお尻ペンペンも、感じて喜んだディーノがバックマウントを奪って嬲り、ナイトメアも、逃れたカリスマはショルダーからクロスフェース、逃れたディーノは添い寝、エプロンに逃れたディーノにカリスマが突進も、ディーノがリップロックの構えで牽制、場外戦に持ち込むが、カリスマがナックルで反撃もディーノは男性客に抱きつくなど、カリスマにプレッシャーをかけてゆさぶりにかかかる。
ディーノが反撃しシーソーホイップでカリスマを鉄柱に叩きつけ。そしてエプロンの垂れ幕にカリスマを磔してから、エプロンでナイトメアを敢行も、逃れたカリスマはロープ越しのネックブリーカーからエプロンめがけて河津掛けで反撃、リングに戻ってネックブリーカーからスライディングキック、チンロック、首筋にニー、ロープを使ってネックロック、サードロープに倒れこむディーノにギロチンニーからネックブリーカーと首攻めで流れを変える。
カリスマはコーナーナックルもディーノは突き飛ばすとは男色クローから男色スープレックス、高速ブレーンバスターからナイトメアを敢行、コブラツイストで捕らえつつカリスマの尻を嬲り、ディーノはファイト一発を連発男色ドライバーを狙うが踏みとどまったカリスマはナックル、ペティグリーはリバースされるも、カリスマは十字固めからクロスフェースで捕獲、ディーノは男色クローで逃れるがカリスマは切り返してスーパーキックを浴びせる。
カリスマはペティグリーからダイビングエルボードロップを投下は自爆すると、ディーノは男色電車道から突進はカリスマがスーパーキックで迎撃、コーナーからダイビングエルボーアタックはディーノがリップロックで捕獲すると、ファイト一発から男色ドライバー狙いは、カリスマがジャックナイフ式エビ固めで切り返す。
カリスマはドロップキックからTシャツを脱ぐと、ディーノと殴り合い、ディーノが股間にタッチを連発してから、久々の男色ディンゴボンバーを連発してから、コーナーもカリスマが阻止してディーノがトップロープに股間を直撃させて場外へ落ちると、カリスマがトペを発射、更にテーブルを立てかけてディーノをセットすると、テーブル貫通ダイビングエルボーアタックを発射する。
リングに戻るとカリスマはダイビングエルボードロップ、クロスフェースで捕獲、再び場外戦を仕掛けるとテーブルに寝かせてコーナーへの掘るも、ディーノが阻止し、カリスマがウラカンラナもディーノが股間に噛みつき、カリスマのラ・ミスティカ狙いをツームストーンで切り返す。
ディーノは場外でテーブル貫通男色ドライバーを敢行、リングに戻ってリップロックを狙うが松井レフェリーに直撃すると、カリスマをリップロックで捕らえるが、サブレフェリーの木曽レフェリーにもリップロック、BASARAの岡田レフェリーもリップロックの餌食にしてKOする。
ディーノはカリスマにホモイェからシャイニングあてがいを炸裂させると、アンダータイツを脱ぎ全裸となって三角絞めで捕獲、ディーノはモロだしの股間をタイツで隠すと、カリスマも網タイツ姿だが、全裸のディーノのインパクトに負けてアルティメット男色ドライバーを喰らってしまう。
ディーノはタイツを履かないままエビ反りジャンプを投下も自爆、松井レフェリーは慌ててディーノにタイツを履かせつつ、、カリスマはダイビングエルボーからクロスフェースで捕獲、リップロックで逃れたディーノはゲイ道クラッチから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、ディーノはエビ反りジャンプから男色トルネードを投下するが自爆となってしまう。
カリスマはラ・ミスティカを狙うが逃れたディーノにスーパーキックからアサルトポイント!NOW OR NEVERと畳みかけ、串刺しドロップキックから掟破りのリップロック、雪崩式ペティグリーからラ・ミスティカ式クロスフェースで捕獲し、オーバークロスフェースでギブアップ、カリスマが放送禁止スレスレの攻防を制し新王者となった。
試合後はディーノが潔く敗戦を認め、新王者のカリスマを称え、カリスマもディーノの健闘を称えた後でDAMNATIONと共にディーノを制裁、棺桶をリングにセットしてディーノを放り込み、蓋を閉めて鎖を巻きつけ南京錠で施錠してしまった。
館内は静まり返り、DAMNATIONが退場していくが、スクリーンには全日本プロレス横浜文化体育館に出場して世界タッグ王座を防衛した石川修司がスクリーンに登場、歌を唄ってカリスマの新王者を祝福、DAMNATIONの面々もあきれ返って、大会は締めくくられた。
試合内容に関しては、王者として両国のメインに立ったディーノが全てを出し尽くしつつ、全裸になるなど自分のやりたいことを全て出し切ったが、ディーノの全てを受けきったカリスマが勝利に繋げた。しかし試合後にディーノが棺桶に閉じ込められたシーンはジ・アンダーテイカーを彷彿させたが、ディーノはこのまま葬り去られるのか?またカリスマも脇役から一気に主役へと登り詰めた苦労人だけに、感慨深いものがあったと思う。そういった意味でもカリスマも大器晩成型なのかもしれない。
セミの竹下vsCIMAは、CIMAは眼に十字のメイクに「I Like Cola」で入場するなどCRAZY MAXバージョンで登場、ロープワークの攻防で竹下がゼロ戦キックを放てば、CIMAもドロップキックで応戦し、場外戦となるとセコンドのALL OUT、STRONG HEARTSを巻き込んで乱闘となり、場外戦を制した竹下がCIMAの古傷である首を攻めて先手を奪うも、竹下が起こそうとしたところでCIMAは膝へ低空ドロップキックを連発して反撃し、徹底した膝攻めで膝への関節蹴りやクランチループと膝攻めで形成を逆転させ、CIMAは鉄柱を使って膝攻め、コーナーに膝を固定してイスでメッタ撃ちにし、足をイスに挟んでからドラゴンスクリューから裏膝固めとルードモード全開で形勢を逆転させる。
怒った彰人がエプロンに上がりCIMAが気を取られると、竹下はエルボーで反撃しフロントスープレックスからビックブーツで場外へ蹴落とし、ノータッチトペコンを発射すると、客席へ連行して叩きつけフェンスにも叩きつけ、花道へCIMAを連行してパイルドライバーを狙うが、CIMAが膝を花道へ叩きつけ、ドラゴンスクリューへ床へ転落させ、やっとリングに戻るがCIMAが背中へスワンダイブダブルニーからパーフェクトドライバーを決め、変型の足四の字で捕獲する。
ロープに逃れた竹下にCIMAは串刺しダブルニーも竹下はニーリフトで応戦、、CIMAはスーパードロル、竹下はキックで返すも、突進したところでCIMAが低空ドロップキックも、倒れない竹下はブルーサンダーで応戦す、だが串刺し狙いは、あらかじめコーナーマットを外していたCIMAが剥き出しコーナーへヘッドシザースドロップで叩きつける。
CIMAは雪崩式を狙うが、竹下は担いでトップロープに叩きつけ、ビックブーツからジャーマンスープレックスも膝の痛みで崩れてしまい、竹下が突進もCIMAがハイキックからコーナーから低空ドロップキック、竹下はビックブーツから垂直落下式ブレーンバスターで突き刺し、竹下はエルボーからロールスルー式ジャーマンを決めるも、膝の痛みで崩れてカウント2となってしまう。
竹下はクロスアーム式ジャーマンを狙うが、CIMAがサムソンクラッチの要領で剥き出しコーナーに叩きつけると、メテオラからシュバイン、後頭部めがけてスワンダイブ式メテオラを炸裂させ、スワンダイブ式メテオラからクロスファイヤー、そしてメテオラで3カウントを奪い完勝、試合後はCIMAがタイトル戦線への参入しDAMNATIONの保持するKO-D6人タッグ王座に挑戦を表明した。
試合内容も長かったが、CIMAの掌に竹下が踊らされた試合、CIMAはベビーフェースの試合をするだけでなくルードも出来る両刀使いなだけに、CIMAのプロレスの幅の広さの前にさすがの竹下も完敗としか言いようがなかった。第4試合でもALL OUTは6人タッグ戦でSTRONG HEARTSに完敗を喫して全滅となってしまい、CIMAはこれに乗じてタイトル戦線に名乗りを挙げ、6人タッグ王座に狙いをつけた。チームワークだけでなくスピードでもSTRONG HEARTSが優っているだけに、高尾&遠藤&ポーリーのDAMNATIONは最大の挑戦者を迎えてしまったのかもしれない。
第8試合の入江のDDTラストマッチは、石井が捕まる展開になるも、入江がパワー全開で試合の流れを変え、坂口にキャノンボールからビーストボンバーを炸裂も、もう一発はかわして坂口がハイキックを浴びせ、HARASHIMAが蒼魔刀も喰らって窮地に立たされるが、坂口の神の右膝をかわしたところで、石井がニールキックの援護を受けた入江がビーストボンバーで3カウントを奪いラストマッチを勝利で飾った。
入江は当面の間は海外に拠点を置き、4月のDDTがアメリカに遠征する際には全面協力の姿勢を示しているという。DDTとは一旦別れるが、これが決して最後ではない、またいつか会える日を気長に待ってみたい。
そして11月30日、新宿FACEから開幕する「D王 GRAND PRIX 2019」の出場メンバーが発表された。
今回は外敵枠ではNOAHから潮崎、総合格闘家の青木、新日本の『FANTASTICA MANIA 2018』二参戦したプーマがエントリーを果たした。潮崎はNOAHのグローバルリーグ戦を終えたばかりでハードスケジュールとなる。また青木もシングルのリーグ戦は初めて、新日本に参戦をアピールしたものの、結局DDTに腰をすえることになったのか、プーマは叔父はネグロ・カサスという“カサス一族”ということから血筋の面では侮れない。果たして誰が優勝するのか?
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