2018年12月31日、RIZINさいたまスーパーアリーナ大会で那須川天心と対戦するはずだったボクシングの元世界王者フロイド・メイウェザー・ジュニアが那須川との試合をキャンセルすることを本人のインスタにて発表した。
メイウェザーの見解によると、「非常に高額のファイトマネーで少数の裕福な観客向けの非公式戦に出場するという話だった、このエキシビションは純粋に娯楽目的の『スペシャルバウト』として組まれ、公式戦とされることも、世界中でテレビ放映されることも意図していなかった」と当初はエキシビションマッチとしてオファーを受けたが、後になって公式な試合として組まれたことがわかり、オファーを断ったという。
RIZIN側の榊原信行大会実行委員長は「(メイウェザー)本人とは話していますから」広報担当者は「先方へ問い合わせをしています。返事を待って対応します」とあくまで那須川との対戦を実現する意向を示しているが、難航が予想される。
今思えばルール面も含めて"交渉中"というのが一番の争点だったと思う。おそらくだがRIZIN側はメイウェザーとの話し合いの段階だったにも関わらず、メイウェザー本人にはエキシビションマッチということで会見を開かせ、後で交渉を煮詰めるつもりだったのではないだろうか…
実現するかどうかは不明だが、RIZIN側に不手際・大失態という弱味をメイウェザー側に握られたことで、仮に実現したとしてもメイウェザー側有利に交渉が進められる可能性が高いと見なければいけない。
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