11月12日 NOAH「GLOBAL LEAGUE 2018」広島産業会館 西展示館 420人
(コメント、写真などはプロレス格闘技DX非会員版より)
<第1試合 20分1本勝負>
○熊野準(10分38秒 片エビ固め)×井上雅央
※エビ固めを切り返す
<第2試合 20分1本勝負>
○マイバッハ谷口 Hi69 田中稔 宮脇純太(11分7秒 片エビ固め)小峠篤司 YO-HEY タダスケ ×稲村愛輝
※チョークスラム
<第3試合 GLOBAL LEAGUE 2018 Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝1敗=2点】○樋口和貞(10分25秒 エビ固め)【1勝1敗=2点】×清宮海斗
※カウンター式ドクターボム
【試合後の樋口】
――清宮戦を振り返って?
樋口「戦前話した通り、気になる選手の一人だったから。この前の後楽園で、彼はGHCチャンピオンからピンフォールを取ったワケでしょう。危なかったですよ、正直。ただ、自分も負けるために来たワケじゃないんで。今日はどうしても初日を上げたかったんで、意地ですね。そう簡単には負けられないっす。自分だって背負うものはありますから」
――団体は違うがやり合っていきたい相手?
樋口「そうですね。自分はもう30スけど、お互いに(これから)団体を背負ってやっていく…みたいなところがあると思うんで。自分は何回でも! 何回でも、胸を貸すつもりでやるんで。いくらでもやってやる。悔しかったら、いつでも来いって感じですね」
――星取りとしては2戦目で初日となったが?
樋口「そんなに甘いもんじゃないっていうのは重々承知のうえだったんで。ただ、後楽園の潮崎選手とやって“これだ!"って手応えはあったんスよ。確信ではないけど、『これだな』っていうのは。それを貫いていけば、見えるものが見えてくるんじゃないかなと思います」
――次の公式戦は杉浦戦だが?
樋口「GHCチャンピオン、それこそ方舟の頂点じゃないですか。(勝ちを)取れば一気に(優勝まで)行けるんじゃないですか? この勢いで。初日上げた勢いでいけば全然いけると思うんで、負けませんよ」
<第4試合 GLOBAL LEAGUE 2018 Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【1勝2敗=2点】○杉浦貴(6分10秒 アンクルホールド)【3敗=0点】×コーディ・ホール
【試合後の杉浦】
――コーディ戦を振り返って?
杉浦「勢いあるからね。足とか、そういう細かいところを攻めないと。正面からいくと、なかなか崩れないんで」
――リーグ戦は開幕からまさかの2連敗となったが?
杉浦「ようやく発進できた感じだよ」
――チャンピオンとして臨んで2敗を喫してしまっただけに、ケジメをつけないといけない理由ができとも言えるが?
杉浦「なんだよ!? ケジメって。リーグ戦はまだ終わってないだろ? なぁ? まだ残り全勝でいって、誰かが負ければ俺が優勝するかもしれねえじゃねえか。なに終わってような感じで聞いてんの? まだ3戦しかしてないんだよ。残りあるんだよ。それを終わったように“ケジメつける"ってなんだよ? なんなんだお前?」
――チャンピオンとして臨んで、公式戦で負けてしまうと『挑戦を受けろ』という口実を与えてしまった…という意味で
杉浦「あぁ!? とりあえず俺が優勝すれば分かんないだろ」
――改めて残りはひとつも落とさずに…?
杉浦「なんかムカつくな、お前。当たり前だろ」
<第5試合 30分1本勝負>
モハメド ヨネ クワイエット・ストーム ○鈴木鼓太郎 小川良成(12分10秒 エビ固め)潮崎豪 拳王 ×HAYATA 原田大輔
※三沢魂タイガードライバー
【試合後の鼓太郎】
――相手の地元で直接ピンフォール勝ちとなったが?
鼓太郎「関係ないでしょ。地元だからって、いきなり強くなんのかって。まぁね、でも先にヘデック…あれが切り札なんでしょ? その切り札をいきなり出してきたのは間違いだったんじゃないの?」
――自身は見せていないものは多くある?
鼓太郎「引き出しの数で言ったら俺とは勝負になんないよ」
――今日の勝利で手応えを得た?
鼓太郎「手応えのある技ばっかりだから、俺は。引き出しの数も面積も違うね」
――本番の大阪もHAYATAにとってゆかりの地で、地の利がありそうだが?
鼓太郎「関係ないでしょ、地の利なんて。地の利があればあるほど、イジメがいがあるから。ワクワクしてしょうがないね。挑戦者なのにあんな涼しい顔して…。奥に秘めてる感情、俺が引き出してやっからな。向こうが動かないなら、俺から仕掛けていくよ。そういうチャンピオンだって、俺はいいと思うしね」
<第6試合 GLOBAL LEAGUE 2018 Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝2敗=4点】○丸藤正道(12分15秒 片エビ固め)【3敗=0点】×長井満也
※生膝虎王
【丸藤の話】「タコ坊主、ガッチリ倒してやったぞ。見たか? 真っ赤になって、ゆでダコみたいになって。普段の生ダコより、ゆでダコのほうが食べやすいから、俺は好きだ!」
<第7試合 GLOBAL LEAGUE 2018 Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝1敗=4点】中嶋勝彦(12分25秒 TKO)【2勝1敗=4点】×齋藤彰俊
※顔面への人でなしローキック
【試合後の中嶋】
――試合の率直な感想を
中嶋「そうだねえ…タッグチャンピオン。公式戦で一人ずつ勝っちゃったよ? 楽しいねー♪」
――もう一度、タッグのベルトを狙いにいく?
中嶋「さあ。それはどうかな。俺、気分屋だからー♪」
<第8試合 GLOBAL LEAGUE 2018 Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝=6点】○佐藤耕平(15分23秒 片エビ固め)【1勝3敗=2点】×マサ北宮
※パイルドライバー
【試合後の耕平】
耕平「(※激しく肩で息をしながら)ハア、ハア、ハア……疲れた! あの…ハァハァ…俺の知ってる北宮じゃ、全然無かった。偉大なレスラーからいただいた“マサ"の名を持つ北宮。いつもなら、あれだけ攻めるとノっていけるんですけど、途中怖かったですね。一発一発にムクッと起き上がってくるんで…ハァ、ハァ…」
――疲れたというのは、攻め疲れた?
耕平「攻め疲れですね。攻め疲れたのもあるし、要所要所で凄いパワー出してくるんで。ちょっとしたスキの時に、予想外な足攻めもしてきたりね。初めて監獄固め喰らいましたけど、すんげー痛かったです」
――これで無傷の3連勝だが?
耕平「あと4つ残ってますけど、3連勝できたことで、ちょっとだけ…。1戦目、2戦目勝った時は、そうは思えませんでしたけど、3連勝までくるとちょっとだけ欲が出ますね。あと4つ…全部勝っちゃおうかな、っていう欲が出てきますね。でもそこは大人なんで。ちょっと押し殺して、次の試合に真摯に挑みたいと思います!」
メインは2連勝の耕平と2敗と負けが先攻している北宮が対戦。耕平が頭突きを放つと北宮は流血、それでも耕平は北宮の額にナックルを放っていく。耕平はパイルドライバーで勝負を狙うが、北宮は堪え、エプロンに攻防に持ち込み、エプロンへのニークラッシャーを敢行する。
これで流れを変えた北宮はラリアットから監獄固めで捕獲するが、サイトースープレックス狙いは、耕平が逃れると重たいエルボーを連発、北宮がグロッキーになったところでパイルドライバーで3カウントを奪い、公式戦負けなしの3連勝、北宮は手痛い3敗目を喫してしまう。
セミの中嶋vs2連勝負けなしの彰俊は、マイペースの中嶋に彰俊の怒りが爆発して、徹底的に痛めつけるも、中嶋がターンバックルへ直撃させてからの顔面蹴りから、顎めがけてのトラースキック、前後からのサッカーボールキックで一気に流れを変える。それでも彰俊はスイクルデスからデスブランドを狙うが、着地した中嶋はハイキックを一閃、彰俊はKOされるも、中嶋は構わず人でなしローキックを顔面に浴びせてダメ押ししたため、レフェリーが試合をストップ、中嶋が冷酷に勝利を収める。
丸藤vs長井は、丸藤がトラースキックイリュージョンから不知火で勝負に出るも、コーナーに丸藤を乗せた長井が雪崩式キャプチュードから魔界ドライバーを決め、ストレッチプラムで丸藤を追い詰める。しかし長井のランニングニーリフトを低空での関節蹴りで迎撃した丸藤が、虎王、コブラクラッチ式後頭部虎王、生膝虎王と畳みかけて3カウントを奪い2勝目。
共に2連敗スタートとなった杉浦vsコーディは、コーディがパワーで圧倒しチョークスラムを狙うが、巻き投げで逃れた杉浦がアンクルホールドで捕獲してコーディがギブアップ、杉浦が公式戦初勝利を収める。
杉浦を降して白星スタートとなった清宮は黒星スタートの樋口と対戦、ノド輪落としから攻勢にでた樋口はぶちかましから轟天を狙うも、逃れた清宮は丸め込み技で粘る。しかしジャックナイフ式エビ固めを決めると、キックアウトした樋口がドクターボムで3カウントを奪い公式戦初勝利を収めた。
またジュニアヘビー級選手権前哨戦は、乱戦となったところで鼓太郎&小川がHAYATAに合体タイガードライバーを決め、最後は三沢魂タイガードライバーでHAYATAから3カウントを奪い、8日の借りを返した。
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