11月13日 全日本プロレス「2018 世界最強タッグ決定リーグ戦」後楽園ホール 1382人超満員
(アピール、コメント、写真などはプロレス格闘技DX、試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
渕正信 ○西村修(6分55秒 横入り式エビ固め)丸山敦 ブラックめんそーれ
<第2試合 30分1本勝負>
○TAJIRI ギアニー・ヴァレッタ 鈴木鼓太郎(9分33秒 体固め)青木篤志 佐藤光留 ×岡田佑介
※バスソーキック
<第3試合 30分1本勝負>
ジェイク・リー 崔領二 ○岩本煌史(9分15秒 ジャパニーズ・レッグロールクラッチ)ジョー・ドーリング ディラン・ジェイムス ×ブラック・タイガーⅦ
<第4試合 2018 世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】パロウ ○オディンソン(4分10秒 体固め)【1敗=0点】野村直矢 ×青柳優馬
※エンド・ザ・ワールド
【試合後のパロウ&オディンソン】
オディンソン「あのトロフィーは俺たちのものだ。俺たちがアメリカに持ち帰る。The End is here」
パロウ「俺たちはトロフィーを勝ち取るために全神経を集中している。俺たちはオールジャパンに来た。俺たちを感じろ。The End is here」
<第5試合 2018 世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】大森隆男 ○征矢学(9分14秒 片エビ固め)【1敗=0点】ゼウス ×ボディガー
※ワイルドボンバー
【久しぶりのワイルド劇場】
大森「なんだよ、征矢の兄貴、調子いいじゃねえか。みんなが思い疲れたぜ、兄貴よ」
征矢「正直よ、この2週間前はワイルド不足が俺なりに見られてたんだ。でも、2週間で取り戻したよ」
大森「2週間でワイルド満タンってわけかよ? やるじゃねえか」
征矢「マイナス42ワイルドだったのが…」
大森「プラスのいくつなんだよ? 200…」
征矢「96だ」 大森「296か?」
征矢「ゲージを振り払っちまった。100がマックスだったこの俺のケージをぶっ壊して、もう無限だよ。大森さん、今年も! 2年ぶりかもしれないですけど、全勝優勝、必ず成し遂げるぞ」
大森「目指すは全勝優勝」
征矢「大森さん、年齢のことは絶対言わないでください。年を取ったとか」
大森「ワイルドにとって言い訳になんねえからな。年齢なんてな」
征矢「でも1つ。大森さん、今日の入場曲、俺の『GET WILD』だから」
大森「ちょっと待て。最強タッグ始まるにあたってさ、1つだけ兄貴と約束したいことがあるんだ」
征矢「なんだ?」
大森「これだけは絶対守ってほしいんだよ。コメントは短めに頼むぜ、兄貴よ。長えんだよ(先に去っていくと、征矢はそれを追いかけていく)」
征矢「なんでだ!? いつも俺はこの状態だぞ」
<第6試合 2018 世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】○秋山準
関本大介(13分49秒 片エビ固め)【1敗=0点】真霜拳號 ×KAI
※リストクラッチ式エクスプロイダー
【試合後の秋山&関本】
関本「やった、やりました」
秋山「いやあ…」
関本「すいませんでした」
秋山「あんなに効くとは思わなかったよ」
関本「あれしかないと思って…。すいません。秋山さんの指示通り動きました」
秋山「いやいや、あんな効くと思わなかったよ」
関本「秋山さんが投げろって言うから」
秋山「いやいや、あんなに思いっきり投げなくていいだろ? もっと優しく投げろよ、お前」
関本「秋山さん、攻撃です」
秋山「いや、そうか。それはしょうがない。わかった。いやもう、きつかった」
――あの合体は最初から狙っていた?
秋山「チャンスがあればって言ったけど、あんな上に投げられると思わなかったよ。いや、さすがだよ」
関本「秋山さんが投げろって言うんで」
秋山「いやいや、投げ方にも限度があるから。でも、素晴らしい。さすがチャンピオンになったばっかりだし」
関本「ありがとうございます」
秋山「これからも行きましょう。力強さも目の前でまじまじと見て、本当に心強かった」 ▼関本「ありがとうございました!」
【真霜の話】「(1人だけで現れ、コメントブースで倒れ込むと)おい、KAI! KAIはどうした? どこに行った? クソ! なんだよ、おい。秋山&関本組? 強えじゃねえか、やっぱりよ。でもよ、今日は俺の肩がまだ悪かっただけだ。ハッキリ言ってやるよ、もう。弱点さらしてやるよ。完治してねえよ、俺の肩は。だけどだ。だけどよ、俺のこの完治してない肩で、KAIとのコンビネーションがどうだろうが優勝を狙ってやるからよ。見とけよ、次を」
<第7試合 2018 世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦 30分1本勝負>
【1勝=2点】○諏訪魔
石川修司(24分13秒 体固め)【1敗】宮原健斗 ×ヨシタツ
※ラストライド
(試合終了後)
諏訪魔、「後楽園の皆さん、勝ったぞ、オイッ!この最強タッグ優勝して…石川選手と2連覇目指して頑張っていきますよ」
石川「皆さん、見てもらえばわかると思いますけど、ヨシケンサンバよりも俺たちのほうがサンバしてます。最強タッグは最高のサンバ…祭りなんで、最高に盛り上げて、俺たちが2連覇します。というわけで、最後は諏訪魔さんが締めますんでよろしくお願いします」
諏訪魔「(館内は諏訪魔コール)いや、実は今日…俺たちこのタイツ、似合うのかなって凄い不安でした。どうですか? 似合ってますか?(大きな拍手I)嬉しいなあ。今の歓声で俺、ちょっと調子乗っちゃった。(観客に起立を促す)後楽園の皆さん、そして俺たち暴走大巨人は…全盛期だ、オイッ!」
【試合後の諏訪魔&石川】
石川「ありがとうございました」
諏訪魔「ありがとうございました」
石川「しんどいね。またも諏訪魔さんに最後お願いしたんで、だいぶしんどい試合をしてもらったんですけど、信じてるから」
諏訪魔「いや、俺が息切れた時っていうのもあるんでね。その時はちょっと石川選手、お願いします」
石川「でも、開幕戦で宮原&ヨシタツっていうのは、強いですけど、突破できると一気にこのリーグ戦、行けそうな感じがしましたね。ヨシタツはなんかね、対諏訪魔さんを意識すると凄い粘りますよね、あいつ」
諏訪魔「あいつムカつくわ。調子乗ってるな」
石川「凄いしつこい」
諏訪魔「しつこいよね」
石川「あいつ、ストーカーですね。諏訪魔さんストーカーです、あいつは。でも、あのしつこいヨシタツ&宮原組から勝ったっていうのは、これはもう行けるんじゃないですか?」
諏訪魔「ああ、よかった。この勢いでね、最強タッグ2連覇して、全日本プロレスに暴走大巨人ありと。俺らがやるしかないんだよ。簡単に若手にね、全日本プロレス譲れないんだよ。その意地だけは持ってやる」
石川「本当にそう。コスチュームから意地が違いますからね」
諏訪魔「そうだな(笑) 俺、ドキドキしたんだよ」
石川「ね? もう控え室から結構凄い目で見られましたから」
諏訪魔「凄えざわつかれてよ」
石川「ちょっと入場した時もざわつきましたよね?(笑)」
諏訪魔「凄えざわつかれて、動揺したんだけど」
石川「でも、ザワザワを最後、諏訪魔さんが歓声に変えてくれたんで、これは行きますよ」
諏訪魔「よかった」
――久々に一網打尽が出たが、それも意地で?
諏訪魔「ああ、そうだね。ヨシケンサンバだっけ? あんな昭和の発想の合体技、やってんじゃねえよ、お前。ああいうノリの合体技っていうのは俺らがやるんだよ。そうじゃない? ターゲットが違うでしょ、あいつら。若い子たちをターゲットにしなきゃダメだよ。ヨシケンサンバじゃ、引っ掛からねえぞ、お前。若い子、女の子は」
石川「そうですね。我々のほうがさっきも言ったようにコスチュームからサンバしてましたね」
諏訪魔「俺らもサンバしちゃったからな」
石川「こっちもサンバしてるでしょ、どう見ても。だからね、全部勝利っすよね、リーグ戦は」
諏訪魔「今日はいい支配率だったな」
石川「支配率も毎試合、最高を目指していくんで」
諏訪魔「いい数字なんだ。取り過ぎてもいけないし、やり過ぎちゃうんだよ。それもダメだ。そんなレスラーもいるけど、ダメなんだおね。やっぱりいい関係のところがあるんだよね。そこを俺は追求していくし、そこは絶対誰にも言わない。この勢いで行きましょう」
石川「優勝しましょう!」
【宮原の話】「(ヨシタツに肩を貸してコメントブースに現れると、ヨシタツをイスに寝かせて)ここから、ここからだ。ここからだ。ヨシケンはここからだろ? 行こうぜ。優勝しかないんだ、俺らには。このチームで、この全日本で生き残るには、上に行くには優勝しかないんだよ。ここからだ、ヨシタツさん。まだまだ。(肩を貸してヨシタツを起き上がらせると)よっしゃ。ここから、ここから」
「2018 世界最強タッグ決定リーグ戦」が開幕、第1試合前には入場式が行われ、全11チームが揃い、昨年覇者の諏訪魔&石川組の暴走大巨人が優勝トロフィーを返還、PWF会長ドリー・ファンク・ジュニアによる開会宣言が代読されたが、諏訪魔がヨシタツを睨んだところで、各チームが乱闘を始めるなか、熱戦に火蓋が切られた。
メインは昨年度覇者である暴走大巨人が宮原&ヨシタツと対戦。序盤は互いに出方を伺うも、場外戦になると、暴走大巨人が宮原に場外でサンドウィッチラリアットを狙うが、かわされ同士討ちになり、宮原が石川に頭突きも石川を放って鉄柱を使って首攻め、リングに戻ってヨシタツが脇固めと石川を捕らえるも、石川がヨシタツにキチンシンクで反撃し、交代した諏訪魔がストンピング、ダブルチョップの連打、ヒップトスから逆エビ固めとヨシタツを捕らえ、特に諏訪魔は徹底的にヨシタツを痛めつける。
諏訪魔はラリアット、バックドロップ、ダブルチョップと攻め込むも、ヨシタツは受けきってエルボー、ブレーンバスターを狙う諏訪魔を投げ返し、宮原に代わって諏訪魔に低空ドロップキックから側頭部へドロップキック、串刺しニーからノーザンライトスープレックスで反撃も、諏訪魔はフロントスープレックスで応戦、交代した石川が串刺しラリアットからジャイアントダイビングフットスタンプで圧殺する。
石川がファイヤーサンダーを狙うも、逃れた宮原は頭突き、しかし石川はコンプリートショットからコブラクラッチ式肩固めで捕獲、串刺しラリアットも宮原は串刺しニーで応戦、宮原はブラックアウトも石川がラリアットで迎撃するが、ブレーンバスター狙いは宮原が投げ返す。
諏訪魔vsヨシタツに代わり、ヨシタツは諏訪魔にビックブーツの連打からスワンダイブ式ミサイルキック、諏訪魔がラリアットも、ヨシタツがコンプリートショットからヨシタツ幻想を狙うが、逃れた諏訪魔は延髄斬りからフライングショルダー、串刺しラリアットからスロイダーで投げ、石川が入ってヨシタツに連係で蹂躙すると、暴走大巨人のサンドウィッチラリアットを決める。
勝負と見た暴走大巨人は石川が宮原にスプラッシュマウンテン、諏訪魔がヨシタツにラストライドの同時攻撃を狙うも、いずれもリバースした宮原組が諏訪魔を捕らえ、宮原の援護を受けたヨシタツがスイングDDTも、諏訪魔はヨシタツにダブルチョップの乱打から、石川が入ってラリアットの連打で捕らえ、石川がジャイアントニーの援護を受けた諏訪魔がラストライドを狙うが、ヨシタツが回転エビ固めで丸め込むと、宮原がブラックアウトで援護してから、CBJとジャーマンの合体技ヨシケンサンバが決まる。
諏訪魔はヨシタツにダブルチョップの連打からラリアットを狙うが、、ヨシタツがコンプリートショットからヨシタツ幻想で捕獲するも、石川がカットに入ってファイヤーサンダーで突き刺し、宮原がブラックアウトを石川を排除すると、宮原組がダブルビックブーツを浴びせるが、諏訪魔が二人まとめてジャーマンで投げる。
諏訪魔がヨシタツに串刺しラリアットからジャーマン、石川がドラゴンスープレックスの援護を受けて諏訪魔がメガトンドロップキックからラストライドが決め3カウントを奪い、2連覇へ向けて白星発進した。
宮原組も何度も自身の流れになりかけたが、絶好調の諏訪魔の前に歯が立たず、せっかく編み出した合体技ヨシケンサンバすらも決め手にならなかった。暴走大巨人の2連覇は絶好調の諏訪魔が鍵を握っているのかもしれない。
秋山&関本vs真霜&KAIは、今大会から復帰となる秋山が、3日前に右肩脱臼で復帰したばかりの真霜の右肩を、お株を奪う一点集中で徹底的に狙い撃ちにし、関本もショルダーアームブリーカーやショルダーバスターで真霜の右肩を徹底的に狙い撃ちする。
劣勢の真霜は関本に延髄斬りで反撃し、交代したKAIが突進する関本にジャンピングハイキック、ラリアット合戦からブレーンバスターも、関本がアルゼンチンバックブリーカーすると、真霜がミドルキックでカットし、代わった秋山のランニングニーもかわしたKAIがジャンピングハイキックを浴びせる。
そこで真霜が入って連係を狙うが、KAIのスーパーキックは誤爆してしまい、秋山はKAIにランニングニーからニーのダース攻撃からエクスプロイダーでKAIを追い詰めるも、。延髄斬りでカットした真霜が秋山にランニングローキックで援護、そこでKAIがスーパーキック、スプラッシュプランチャを投下してから乱戦となるが、真霜の延髄斬りがKAIに誤爆してしまう。
これを逃さなかった秋山がKAIエクスプロイダーを狙うと、関本が秋山のバックを奪ってジャーマンで投げる眉山式エクスプロイダーを完成させ、最後は秋山がリストクラッチ式エクスプロイダーで3カウントを奪い白星発進に成功する。
2016年度に全勝優勝を果たしたGET WILDはビッグガンズと対戦、場外戦からビックガンズが大森を捕らえにかかり、GET WILDを分断、交代した征矢もは串刺しエルボーからブルドッキングヘッドロック、ワイルドネックブリーカーで反撃するが、ビッグガンズの連係に捕まり、ペースが掴めない。
ビッグガンズは征矢を捕らえ、ゼウスのチョークスラムからボディガーがダイビングエルボーの波状攻撃から、ダブルインパクト狙うが、大森が阻止、征矢はボディガーの後頭部にワイルドボンバーから、ゼウスを雪崩式ブレーンバスターで投げ、ボディガーもハイキックからラリアットを炸裂させて、バウンズで勝負を狙う。
しかし征矢が逃れたところで大森がカットに入り合体アックスギロチンドライバーから、征矢がジャーマン、デスバレーボム、ワイルドボンバーで3カウントを奪い、GET WILDが逆転勝利、2年ぶりとなったGET WILDはなかなか波に乗り切れなかったが、終盤で新しい合体技を決めて何とか勝利を収めた。
アジアタッグ王者の野村&青柳は初来日となるTHE END(パロウ&オディンソン)と対戦も、THE ENDが奇襲をかけて、早くも野村組を分断、パワーと連係で蹂躙する。野村組も野村がフロッグスプラッシュ、青柳がダイビングエルボーと波状攻撃でオディンソンを攻め込むが、THE ENDはパワーボムで同時に抱え上げて、2人を背中合わせで鉢合わせにする荒技を決めると、青柳を捕らえてダブルインパクト式ダイビングエルボースマッシュことエンド・ザ・ワールドで3カウントを奪い完勝。
THE ENDは初戦からアジアタッグ王者を蹂躙して大きなインパクトを残し、野村組は相手のペースで試合をしてしまい、そのまま飲み込まれてしまった。
今年も開幕した世界最強タッグ決定リーグ戦、果たしてどのチームが優勝となるか?
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