カリスマ・佐々木が民意を背負った高梨を破り防衛!ディーノの記憶が戻るも悪夢再び!

11月24日 DDT「総研ホールディングス presents DDT Special 2018」後楽園ホール 1312人 超満員


(アピール、コメント、写真などはDDT公式、試合内容は実況ツイートより)

<アンダーマッチ 10分1本勝負>

○伊橋剛太【総選挙22位】 大石真翔【総選挙23位】(6分26秒 片エビ固め)×渡瀬瑞基【総選挙21位】 上野勇希<総選挙24位>

※バックドロップを切り返す


◎アイアンマンヘビーメタル選手権試合

○【挑戦者】竹下幸之介(11分26秒 横入り式エビ固め)【第1336代王者】甲田哲也

☆竹下が第1337代王者となる


<第1試合 3WAYマッチ 30分1本勝負>

○大鷲透【総選挙19位】(5分29秒 ラ・マヒストラル)×アントーニオ本多【総選挙12位】

※もう一人は赤井沙希【総選挙14位】


<第2試合 30分1本勝負>

遠藤哲哉【総選挙6位】○ 高尾蒼馬【総選挙8位】(7分58秒 片エビ固め)石井慧介【総選挙10位】 ×今成夢人【総選挙11位】

※パーフェクトドライバー


<第3試合 30分1本勝負>

デズモンド・ エグザビエ ○ザッカリー・ウェンツ トレイ・ミゲル(7分0秒 片エビ固め)KUDO【総選挙15位】 ×勝俣瞬馬【総選挙16位】 樋口和貞【総選挙17位】

※ホットファイアーフレーム


<第4試合 DDT Special四大シングルマッチ~ハードコアルール>

○葛西純【総選挙20位】(12分30秒 片エビ固め)×MAO【総選挙9位】

※垂直落下式リバースタイガードライバー


【葛西の話】「俺っちは刺激を求めていろんな団体でやってるけど、思わぬところでとんでもねえ刺激を受けちまった。MAOちゃんか、面白えじゃねえか、かわいい顔してえげつねえことやるし、頭おかしいことやるし。飛んだり跳ねたりと思ったらワケ分からんことやってきて。面白え、ああいうのを刺激っていうんだよ。俺っちが求めてた刺激が見つかったよ。でもよ、今日の試合を見ての通り、まだまだ俺っちの完勝だ。MAOちゃん、おめえがもっとビッグになってから、また相手してやるよ」


【MAOの話】「2018年、たくさんのキ●ガイと試合してきました。ホントたくさんのキ●ガイです、全員違うタイプの。そして今日は最後の大ボス、葛西純選手。最高だ。最高すぎる。デスマッチやハードコアはあんまりテリトリーじゃないと思ってたんですけど、今年はだいぶ適応しちゃいましたね。ハードコアルール、だいぶ慣れてきたんで、準備は整いました。この先、キャリアの中でハードコアマッチがあった時の準備ができた。葛西選手に新たな扉を開かれてしまいましたね。狂ってる、狂ってないは人が決めること。でも今日の私はハイでした。キマってた。ガンギマリですよ。危ないとこまでいきました。この境地に行けたら、D王も敵はいないです。」


<第5試合 DDT Special四大シングルマッチ 30分1本勝負>

【第1337代王者=総選挙13位】○竹下幸之介(11分53秒 KO)【挑戦者=総選挙3位】×伊藤麻希

※ザービー

☆竹下が王座防衛


(試合終了後)

竹下「伊藤麻希、竹下幸之介の前で中指立てるなって言ったよな。ライバル候補は健闘違いやったようや。中指立てていくのがプロレス道なら、その道はまたすれ違うようなら、その最強の心、その時ヘシ折ってやるからまた試合しようぜ(と呼びかけると伊藤は中指を突き立てて引き揚げた。その後、中野さんも加わっての記念撮影から島谷、伊橋が竹下に襲い掛かるも、竹下はクリア。すると中野さんも襲い掛かるが、背中にチョップを食らってみんなでボコボコにされてしまった)」


【バックステージでの竹下】 

竹下「まあ、伊藤麻希とのシングルマッチ、いろんな見られ方があったと思いますよ。DDTを応援してくれてる人の中にも僕が嫌いな人もいれば伊藤麻希を嫌いな人もいる。もちろん好きな人もいてくれてると思います。それは、まだ誰も作っていない、新しい道を作って、そこを歩いてるからだと思います。だから(伊藤に)近いものを感じたことは事実です。ライバル候補だったことも事実です。そんだけ言っても、アイツはリングの上で中指立ててきた。そこでライバル候補からライバルになれなかったのは正直、残念です、悲しいです。でもそれがアイツのやりたいプロレスならやればいい、そのかわり絶対ぶらすなよって。俺の前で立てたからには、その中指、絶対に立て続けろよと。またどっかで、何年後か何十年後か、どっかでもし当たることがあるなら、その時こそ本当におまえの心へし折ったるからな」

 ――伊藤選手の気持ちの部分などは感じた?

 竹下「わかんないです。伊藤麻希ってそういうエモーショナルなところが注目されてますけど、感情豊かでって。でも僕はいろんな選手とやってきて、それはみんな持ってるんですよ。スピリットは伊藤麻希だけが持ってるものじゃない。伊藤麻希は、その表現方法が特異なだけ。ソウルはみんな持ってるし、もちろん俺も持ってるし。ただ、そこだけで勝負する段階は終わってるんで。だから、あとここからプラスαで何をつけるか。逆に今後が楽しみです。もっともっと、メンタルもフィジカルも強くなるようなことが伊藤麻希にあるなら、もしかしたら僕が3カウント取られる日がくるかもしれない。今日も危ない場面はありましたよ。でもまだまだ、あんなもんじゃ俺から3カウントは取れない。竹下幸之介、倒してみろって。」


【バックステージでの伊藤】

伊藤「これが今の私ですよ。もういいんです私、自分の弱さを受け入れて前に進むって決めたから。でも上に進むって気持ちだけはまったく折れてないし、これからもずっと、大好きな手の中心の指を、中指を立てて。誰にでも立ててなんと言われようと立てて。友だちなんかいらないですよ。自分のプロレスを突き進みます」

 ――男子のトップ選手と闘ってみて。 

伊藤「やっぱ凄いっすね。……自分が男だったら絶対、プロレスラーとしてお金持ちになれてたと思うんですけど、自分が運動神経のない女に生まれてきたのを受け入れて、たくさん努力して前に進みます、それだけです!」


<第6試合 DDT Special四大シングルマッチ 30分1本勝負>

彰人【総選挙2位】(12分4秒 無効試合)男色ディーノ【総選挙7位=現在記憶喪失中】


【バックステージでのジ・コンプライアンス】

大石「おまえの名前は男色ディー…?」

 ディーノ「ノ! ここ最近の記憶がすっぽり抜けてて。何があったの? 」

ササダンゴ「ゲームしてたゲーム、家で」

 ディーノ「みんなが凄く頑張って、私のためにひと肌脱いでくれた気がする。ありがとう。あんたたちのために、私はこれからも男色ディーノでい続ける。コンプライアンス守るために、コンプライアンスぶっ潰してやる! 大事な大事なコ~ンプライア~ンス!」

 ――最近の記憶はまったくない? 

ディーノ「大丈夫、このみんながいれば、記憶の1ヵ月や2ヵ月。みんなもそう、いつでも記憶なくしてしまえ! 都合の悪いことは忘れてしまえ! みんなでカバーして思い出させてやる」

 ササダンゴ「ディーノさんが表紙になった週刊プロレスも見せますよ」

ディーノ「表紙? バカじゃないの、そんなことあるわけないでしょ。そんな企業あるわけない。情報企業が全裸の男を」


【バックステージでのALL OUT】

彰人「今日はなんとか男色ディーノを戻すことができましたね。一安心かなと。また荒れ狂った男色ディーノが見られるのが楽しみです」

竹下「僕は伊藤麻希と試合して、男色ディーノの記憶も戻って。ALL OUT、みんな活躍できたと思います。あとはD王、ALL OUTからはこの2人なんで。決勝は僕らでやりたいですね」

彰人「それと総選挙2位ということで発言権があると思います。だからこそ言わせてもらいたいのは、ストロングハーツともう一回やらせてほしい。両国で負けて、竹下も(CIMAに)負けて、挑戦する資格があるのかと言われたらないかもしれない。でも2位はKO-D無差別以外のベルトに挑戦できるので。いろいろ考えて、お客さんからの声も聞いて、いま一番何がやりたいかっていったら、ALL OUTでもう一回結果を残すことなんです。前は負けたんじゃなくケガで(6人タッグの)ベルトを返上してるので。それが今年、自分の中で引っかかってます。ストロングハーツのメンバーがいつ揃うのか分からないですけど、また受けてほしい。今日は勝俣がケガをして、どの3人で挑戦するかは決めかねてるんですけど、もう一回、(挑戦する)権利、資格をください」

竹下「権利はあると思うので。両国でDDT代表としてストログハーツを迎え撃って、CIMAと闘って実力不足で負けてしまいました。借りを返したいんだけどもALL OUTの実績不足もある。声を大にして言えない状況で、彰人さんが権利を行使してくれるなら、僕はもう一度6人タッグのベルトを巻きたいです。個人的なことを言わせてもらうならCIMAにリベンジしたい。じゃないと、もう一回(KO-D)無差別のチャンピオンになる時を迎えられないと思うので」


<第7試合 DISASTER BOX vs #STRONGHEARTS 30分1本勝負>

○CIMA エル・リンダマン(14分7秒 エビ固め)HARASHIMA【総選挙4位】 ×平田一喜【総選挙18位】

※エゴイストドライバー


(試合終了後)

CIMA「HARASHIMA、久しぶりやんけ。それから平田っていうの? クワガタみたいな名前しやがって。俺、本名・大島やからオオクワガタや。オマエの動き、嫌いじゃないよ。今日はHARASHIMAとタッグを組んだかもわからんけど、次は大島とタッグを組むのはどうですか? 彼を見てたら20年前を思い出しました。2日前のレッスル1で新しいメンバーが入ったんや。DDTに入れなくていいんですか? ええよな? そういうことや。新メンバー、オマエじゃないよ。平田がいいのかゴージャス松野こと断食ディーノがいいか。平田、CIMA、断食組でトリオ組めたらいいですね。ありがとうございました!」


【バックステージでのSTRONG HEARTS】

 CIMA「おい断食ディーノどこ行った? でもT-Hawkが帰って、トアンも負傷して、今日はインターナショナル軍が3人来てくれてるけど、まだ30日もDDT、新宿あるんやろ。2人ハーツか? リンダマンも忙しいんや。またすぐ上海帰って、戻ってくるからな」

 リンダマン「2人ストロングハーツじゃそろそろもの足りねえからな、断食ディーノなのか誰なのか、しっかり予想立てとけよ。答えは近日発表! お楽しみに!」

 CIMA「誰でもいいから、このベルト挑戦してこいや。今日は待ってたけど誰も来いへんかったな。誰でもええぞ、俺らからベルト獲れるもんやったら獲ってみろや!」


【バックステージでのDISASTER BOX】

HARASHIMA「いや勝てなかったね。でも総選挙の結果があって、お客さんに支持されて出られる大会なので嬉しかった。けど相手のほうが一枚うわ手だったね」

 平田「私のGOが一番の勝機だと思ったんですけど。ちょっと今日は珍しく、長く話してもいいですか。私は昔、神戸の団体に1年以上いて、いろんな思い出があるわけですよ。そこではデビューしてなくて、練習生で、僕から見たらCIMAさんは神でしたよ。1年以上いたけど僕の名字すら覚えてもらってなかったし、練習生とも呼ばれたことなかったと思います。それがね、長い年月を経て、こうしてリングで闘うところまで来ましたよ。今日は勝てなかった、でも平田という名字は覚えてもらいましたよ。次は勝って、平田一喜という名をCIMAさんに刻んで、リベンジしたいと思います。久しぶりに長い、平田のコメントでした」

 HARASHIMA「僕はCIMAさんと凄い久しぶりに闘って、いつでも闘うと刺激をもらえますね。リンダマンも面白い。また2人でやりたいですね」

 平田「何かが一つ完結した気がします」

 HARASHIMA「次が始まってるからね。終わらないように」

平田 「そして(ストロングハーツに)誘われましたけど、心は揺らいでないですから。全然揺らいでないですから。ディザスターとしてよろしくお願いします!(握手)」


<第7試合 DDT Special四大シングルマッチ~KO-D無差別級選手権&賞金100万円争奪マッチ 60分1本勝負>

【第68代王者】○佐々木大輔(21分56秒 佐々木式ウラカンラナ)【挑戦者=総選挙1位】×高梨将弘

☆カリスマが初防衛に成功


(試合終了後、カリスマにベルトと賞金100万円の目録が贈呈される。その間に高梨は酒呑童子のメンバーとともに下がってしまう)

カリスマ「おい、マサ! どこいった? アイツは弱いな。逃げて帰るのか?(と呼びかけられて、高梨が再びリングに姿を現す)マサ、オマエがこの試合前に言ってたな。これがオマエの見たかった景色か? この満員の後楽園が。この満員の後楽園で俺に負けるのがオマエの見たかった景色か? それよりマサ、今日は大事な話がある。オマエはいつまでそこにいるんだ。今こそ、俺とオマエで組んで、このDDTを新しい時代を作ろうじゃねえか(カリスマの握手を高梨が払って拒否)テメエなんか始めからいらねえんだ! とっとと帰れ! クソ! 今林、テメエちょっと来い! ちょっとだけ機嫌がいいぞ。次のタイトルマッチを決めようぜ」

今林「2月17日両国大会で…」

カリスマ「ちょっと先すぎるだろ!」

今林「D王GPの優勝者の挑戦を受けてもらう…」

カリスマ「D王なんてどうせ俺が優勝するだろ」

今林「その場合はチャンピオンが挑戦者を指名できますが」

カリスマ「じゃあ仕方ない。D王GPを挑戦者査定リーグ戦にしてやるよ。俺が挑戦者をリーグ戦中に査定して、両国より前にちょっと一発やろうじゃねえか」

今林「いつにしましょうか、臨時GM」

甲田「決断2秒ですよ。12月30日の後楽園はどうですか?」

今林「12月30日はD王GPの決勝をやるので、そこではできないです」

(すると甲田臨時GMが逆ギレし、バックステージに戻ってしまう)

カリスマ「アイツ無能だろ」

今林「私が決めさせてもらいます。1月3日、マジ卍超1回目でやらせていただきます」

カリスマ「やってやるよ! 今日は気分がいいからもっとしゃべるぞ。なあテツヤ」

遠藤「へい!」

カリスマ「へいってなんなんだ」遠藤「バカヤロー!(佐々木に掌底) カリスマ、テメエよ。高梨将弘に勝ったぐらいで調子乗ってんじゃねえぞ! D王GP、優勝するのはこの俺だ。もしくは高尾蒼馬だ! わかったか! 何か言ってみろ!」

高尾「バカヤロー!(遠藤に掌底) テツヤ落ち着いて。とりあえずD王は置いといて、試合中見てたらタカタニックを返すのにジントニックをするのは無断使用だと思うのでそれは賞金で使用料を…」

カリスマ「違う」

高尾「違う? それは追々でウチらこのあとカリスマの誕生日パーティーがあるらしいんで、朝まで飲みにいきますか」

カリスマ「おーい、みんな! 仲間割れしてる場合じゃねえ。金ならいくらでもあんだよ。この100万で今日はおっパブいくぞ! テツヤ、ソーマ、ポーリー、仮マネージャー。そしてこの俺がKO-D無差別級チャンピオン、“カリスマ”佐々木大輔だ。俺たちは群れない・媚びない・誕生日パーティーはおっパブで! 金ならいくらでもあるぞ! このマザーアース、そしてDDTのリング、そしてプロレス界は2018年も2019年も俺たちDAMNATION中心に回ってんだ。覚えておけ」


【バックステージでのDAMNATION】

カリスマ「(高梨は)相変わらず弱えな。客も見る目がねえな、テツヤ。 遠藤 へい! 佐々木 へいじゃねえ! 最後にアイツに救いの手を差し伸べてやったのに、どっか行っちまったな。引退でもするんじゃねえのか? それより、アイツの金も奪ってやったし、俺はこの世のすべてを手に入れるぞ。俺がこれから何を手に入れるかわかるか? …おっぱいだろ! 金ならいくらでもあるんだ、なあテツヤ」

遠藤「へいっ!」

カリスマ「へいじゃねえ! 」

――今日の勝敗を分けたのは?

カリスマ「アイツは覚悟はあっても、まだ生きようとしてるだろ、人間として。俺は人間としての覚悟もある。その差だよ。アイツはプロレス人生しかかけてない。俺は佐々木大輔の人生かけてんだ。わかるか? 規模が違うんだ。アイツが東京なら俺はアメリカ。大陸の規模が違う」

 ――試合後には高梨選手を勧誘していましたが、特別な感慨も? 

カリスマ「いや、そういうんじゃない。仮マネジャーがあまりにも使えないからな。ノブをクビにしてアイツを仮マネジャーにしてやろうかと思っただけだ。それ以上は何もない」

 ――1・3後楽園でも防衛戦をすることになりました。

カリスマ「今日は気分が良かったから言っちゃったな。まずはD王GPで雑魚どもの査定だ。(挑戦者候補)いるかな? 」

遠藤「ポーリーとかどうですか? 佐々木 ポーリーはD王出ないからな。(D王の出場者から挑戦者を選ぶ?)それは分からない、とにかく俺が決めるんだよ」

 ――以前はローラ(・ジェームス)を挑戦者にしたいと。 

カリスマ「忘れてた…! ローラいいな、おっパブにいないかなローラ」

 ――賞金は今日使い切る?

カリスマ 金ならあるんだよ。おっパブ泊まり込むか。 

遠藤「おっぱい並べてその上に寝ますか」

カリスマ「何言ってんだよ。変なこと聞くんじゃねえ!」

 ――初防衛に成功して変化は? 

カリスマ「どうだ、風格とか出ちゃってるんじゃないか。厳格なオーラとか。ウィスキーが似合う感じで」



 DDT総選挙ベスト20位以内の選手が出場できる「 DDT Special 2018」のメインでKO-D王者のカリスマ(佐々木)に総選挙1位となった高梨が挑戦。カリスマの要求により総選挙の賞金100万円がかけられる賞金マッチとなった。

 二人は握手で試合開始となるが、いきなり佐々木式ウラカンラナを仕掛けるカリスマに対し、高梨がカリスマの左腕にフットスタンプから左腕攻めで先手を狙うが、エプロンに出たカリスマがロープ越しのドラゴンスクリューで反撃、場外戦でカリスマがローキックの連打から鉄柱に左足を叩きつけ、高梨の左足にイスをセットしてもう一つのイスで殴打、リングに戻っても裏四の字で捕獲で捕獲するなど、カリスマが左足攻めで先手を奪う。

 先手を奪われた高梨は延髄斬りで反撃し、ロープを使ってクロスアーム式ショルダーアームブリーカー、ロープを掴むカリスマの左腕にダイビングニーからジャベで捕獲、カリスマはクロスフェースで切り返すが、高梨はダブルチキンウイングで切り返して左腕を攻める。

 高梨は卍固めで捕獲するが、逃れたカリスマは左足への低空ドロップキックで反撃してダイビングエルボードロップは自爆すると、高梨は再びジャベで捕獲、エプロンにカリスマが逃れると高梨は断崖式タカタニック狙いはカリスマがロープへ掴み、場外でのウラカンラナで切り返すとトペスイシーダ、高梨をイスに座らせてからコーナーからのダイビングエルボーアタックと立て続けに浴びせる。

 リングに戻ってからカリスマはペティグリーを狙うが、高梨が切り返し、風車式バックブリーカーは高梨が切り返すも、切り返したカリスマはペティグリーからダイビングエルボードロップ、クロスフェースで捕獲して絞めあげる。

 カリスマは雪崩式ペティグリーを狙うが、逃れた高梨はカリスマをコーナーで宙吊りにすると、高コーナーからKUDO譲りの断頭台を投下、そしてタカタニックを狙うが、堪えたカリスマが高尾譲りのジントニックで突き刺す。

 二人は殴りあいとなり、カリスマが殴りあいを競り合ったが、高梨がバックドロップ、カリスマがドラゴンスープレックスと応酬も、高梨がバックドロップから突進はカリスマがドロップキックで迎撃し、NOW OR NEVERから高梨の手を掴んだまま掌打、ナックル、足蹴と浴びせるも、高梨が切り返すとカリスマがラ・ミスティカも、高梨がラフロイグで丸め込み、カリスマの突進をラリアットからタカタニックを決めるが、カウント2でキックアウトされる。

 高梨はKUDO譲りのダイビングダブルニーを投下するが自爆すると、カリスマはミスティカ式クロスフェースからオーバークロスフェースへ移行、高梨が丸め込んだがカリスマは佐々木式ウラカンラナで3カウントを奪い王座を防衛した。

 試合後はカリスマが高梨に手を差し伸べDAMNATION入りを促すが拒否されると、本気で勧誘したかったのかキレて高梨に「帰れ!」と言い放つ。そして今林久弥APを呼び刺して次回防衛戦を迫るが、次回の防衛戦は2月17日両国でD王GPの覇者に指定される。それでもカリスマは両国前に防衛を要求、甲田GM代行は12月30日、後楽園を指定も、12・30はD王の優勝決定戦のために防衛戦は組めないと今林APから突っ込まれ、甲田GM代行は逃げてしまったため、AP権限で1月3日の後楽園大会での防衛戦が決定する。

 カリスマは遠藤に握手も、遠藤は突き飛ばしD王優勝を宣言、高尾も遠藤を張り飛ばし、ジントニックを使用料を要求、D王に向けて火花を散らしつつ、大会を締めくくった。

 試合内容に関しては、テクニック中心の攻防なれど、互いの意地が見られた試合、だが最後はカリスマの懐の深さが優った。30日からはD王GPが開幕、遠藤が下克上をアピールされるなど、リーグ戦に向けて敵だけでなく味方からも包囲網が敷かれた、カリスマがエントリーしているAブロックには潮崎豪もエントリーしている。カリスマにとってきついリーグ戦になりそうだ。


 セミのDISASTER BOXvsSTRONG HEARTSは、しんがりで登場した平田がCIMAとは因縁のあるM・Tのテーマ曲である「TOKYO GO!」で登場、リンダは慌ててCIMAにアイマスクやヘッドフォンを被せる。

 試合はSTRONG HEARTSが平田を捕らえてリードを奪うが、平田は時間差スタナーで反撃し、交代したHARASHIMAがCIMAにミドルキックの連打から串刺しビックブーツを浴びせる。

 HARASHIMAはCIMAに雪崩式ブレーンバスターも、リンダが援護に入るとCIMAがトカレフで反撃し、スワンダイブメテオラはHARASHIMAが足を立てて迎撃、しかし足を痛めてしまい、リンダがジャーマンを狙うが、HARASHIMAはリバースフランケンで切り返す。

 交代した平田はリンダに平田がジャンピングハイキックから、M・Tの技である腰フリ雪崩式フランケンシュタイナーを決め、HARASHIMAが入って連係でリンダを捕らえるが、CIMAがカットすると、リンダがバックドロップで投げる。

 STRONG HEARTSは串刺し攻撃からCIMAがヴィーナス、そして腰フリ雪崩式フランケンシュタイナーを決め、リンダがスワンダイブボディープレスで援護すると、CIMAがスーパードロルから突進は平田が首固めで丸め込むも、CIMAはドロップキック、パーフェクトドライバー、そしてM・Tの必殺技であるエゴイストドライバーで3カウントを奪い勝利。

 試合後にCIMAがDDTにもSTRONG HEARTSに選手を勧誘したいとして平田が誘われたと思いきや、断食ディーノことゴージャス松野を勧誘することを示唆、査定試合としてCIMA、平田、松野でタッグを結成することになってしまった。


 彰人vs記憶を失ったディーノは、ディーノはキスによる狩りではなくファンと握手、一礼しながら登場。試合も散々彰人だけでなく大石、ササダンゴらもディーノの取り戻そうとするがなかなか戻らない。


 挙句の果てには樋口や飯野まで加わってアンダータイツ姿となり、今林APのホイッスルで尻によるピラミッドが完成するも、これでも記憶が戻らないことに焦れた大石が2代目男色ディーノ就任を狙ってイス攻撃を狙うが彰人に誤爆してしまう。

 ディーノが奪い取ったイスで一撃を狙うが、かわされてしまいトップロープに直撃、ロープの反動でイスが頭部を直撃すると、ディーノの記憶が戻り、いきなりタイツを脱ぎ捨てて、股間にはガードはされてしまうも、ほとんど全裸になってしまい、彰人にリップロックから男色ドライバーでKOするも、試合は無効試合となり、全裸のディーノは狩りをしながら会場内大暴れして退場、記憶が戻ったのは良かったが、全裸はもうおそらく週刊プロレスの表紙にはもうならないだろうな・・・

 竹下vs伊藤は、オープニングMCタイムで前日の東京プロレス新木場大会でアイアンマン王座を奪取した甲田哲也GM代行から竹下がカバーして3カウントを奪い王座奪取したため、急遽アイアンマン王座もかけられることになった。


 試合は伊藤が中指を立ててからエルボー、ドロップキックも、竹下が受け流してワンハンドバックブリーカーを連発、場外の伊藤に竹下がプランチャも自爆するが、竹下は客席や仕切りの板にたたきつけ、断崖式ジャーマンを狙うが伊藤は急所蹴りで脱出する。

 伊藤は竹下をコーナーに押し込んで可愛いナックルは逃げられ、竹下はアルゼンチンバックブリーカーからワンハンドバックブリーカー、ボディースラムと徹底的に腰を痛めつけ、コーナーからの攻撃は伊藤がデットリードライブも、コーナーからダイビングヘッドバットは自爆となってしまう。

 、竹下はワイルドスクラップからコーナーマットを外し、伊藤をたたきつけようとするが、伊藤が逆に叩きつけて可愛いナックルで反撃も、腰の痛みで連打が出来ない。竹下はアイアンマンベルトで一撃を狙うが、かわした伊藤はDDT、抱え込み式逆エビ固めはひっくり返すことが出来ず、小こけしも自爆、竹下はターンバックルボム狙いは伊藤が必死で抵抗してボディーへ頭突き、竹下の股間にワサップ、コーナーに竹下を直撃させて丸め込み、抱え込み式逆エビ固めで捕らえるが、竹下はプッシュアップでロープに逃れる。

 伊藤は中指も竹下は指折りからカウンターでエルボー、伊藤はビックヘッドで応戦も。竹下は中指を立てる伊藤の両手にフットスタンプから顔面ニーを浴びせ、伊藤がダウン、伊藤は中指を立てるが立ち上がれず、カウント10でKOとなり、竹下が勝利。

 試合後は伊藤にエールも島谷常寛、伊橋が竹下に襲い掛かり、挙句の果てには総研ホールディングスの中野道明氏もベルトを奪いにくるが、竹下は返り討ちに、選手らも中野氏を袋たたきにする。


 試合に関しては竹下が伊藤の心を折りにかかり、伊藤はKOされたものの心を折らず意地を見せつけた試合だったが、スポンサーである中野氏を袋叩きにしてしまったことで経済界にDDTの悪評が広がらなければいいが・・・


MAOvs葛西はハードコアルールで行われ、MAOがタイツからピヨコちゃんを投げつけて奇襲をかけるが、場外戦で葛西が客席に叩きつけて逆襲、リングに戻っても葛西はラダーを叩きつけて、エルボー合戦からDDT、イスで一撃してセットするとその上へブレーンバスターでイスがひん曲がる。

 、葛西はコーナーからラダープレスから、ラダーをコーナーにセット、サミングからラダーに何度もぶつけるが、MAOはジョンウーで葛西をラダーに直撃させ、衣装ケースを持ったまま場外の葛西に宇宙人プランチャを発射、リングに戻ってMAOがダイビングニードロップ、串刺しニーからスピンキック、リング中央にイス盛りを作り、みちのくドライバーⅠを狙うが葛西はリバースして、MAOがイス盛りに直撃する。

 葛西はラダー電車道もMAOがキャッチして押し合いとなって、MAOが押し返すと、ラダーに葛西を寝かせてバルキリースプラッシュは自爆、葛西はイスを持って串刺し攻撃からコーナーに寝かせているラダーにMAOを叩きつけてラリアット、衣装ケースをリング中央でセットしてリバースタイガードライバーを狙う。

 MAOはハイキックで阻止すると、逆に衣装ケースへみちのくドライバーⅠを敢行、ダウンしている葛西に衣装ケースを3個もセットして、ラダーからのダイブ狙いは葛西が起き上がり、ラダー上から衣装ケースへ雪崩式ブレーンバスター、しかしMAOも意地で起き上がってエルボー合戦も葛西は延髄斬りを浴びせる。

 葛西は竹串を投入も、MAOが奪って逆に葛西の頭に刺し、ラダーへ投げようとするが、葛西が竹串でMAOの頭を刺してからラリアット、ラダー上へのブレーンバスターからパールハーバースプラッシュ、リバースタイガードライバーで3カウントを奪い勝利、MAOもクレージーさを全面に出したが、葛西がクレージーさが上回った。