11月29日 全日本プロレス「2018世界最強タッグ決定リーグ戦」愛知・名古屋国際会議場 782人
(アピール、コメント、写真などはプロレス格闘技DXより、試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 20分1本勝負>
○岡田佑介(7分36秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド)×レプロン
<第2試合 30分1本勝負>
ジョー・ドーリング ○ディラン・ジェイムス ウルティモ・ドラゴン(7分42秒 体固め)×丸山敦 ブラックめんそーれ 大文寺崇
※ボンバードライバー
<第3試合 世界最強タッグ決定リーグ公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】大森隆男 ○征矢学(9分25秒 片エビ固め)【2勝4敗=4点】TAJIRI ×ギアニー・ヴァレッタ
※ワイルドボンバー
【名古屋でもワイルド劇場】
征矢「まぁ座ってくれよ」 ※大森が座ろうとすると、征矢がイスを引いたが、大森も踏みとどまる
大森「何だよお前。名古屋国際会議場のイスはよ…」
征矢「6年前の失敗を克服しましたね今」
大森「TLCかTLC』
征矢「いつなんどき気を抜かない。ということは今日も気を抜いてない。絶好調で常にワイルドだ」
大森「じゃあアニキよ、この前の白河から気張りっぱなしか?」
征矢「当たり前でしょ」
大森「寝てないのか?」
征矢「寝てないね。
大森「何てワイルドなんだ」
征矢「寝るなんていらないね。飯を食べる、トレーニングをする。それだけでいい。たまにトイレ行きたいけどな」
大森「寝てないと思ってよ、目開けたまま寝てるんじゃねぇか?」
征矢「それはわからないけど、意識が途中ない時もありますよ。3時ぐらいから朝の8時ぐらいまで意識が飛んでたり。けどそれだけ気を抜かずにこの前の負けを反省しつつ。もう落とせないからな。残り全部勝つぞ。絶対に決勝にいってやる。そしてもう一度俺たちが優勝だ。なぁ大森さん。大森さんもさっき全然気が抜けてなかった。しっかりとこのイスに座れたな今回は。6年前は座れなかったけど」
大森「あまり覚えてないな。昔のことはさておいて、これからGET WILDは新しい伝説を作っていかなきゃいけないんだよ」
征矢「そうだ」
大森「その手始めが最強タッグ優勝だ」
征矢「世界タッグのベルト、まだ当たってねぇよな、諏訪魔&石川組。奴らに勝ったらそういうチャンスも回ってくるだろう。アジアタッグも世界タッグも全部狙っていくぞ。チャンスは全部ゲットチャンスだよ!」
大森「砂金のようにすくっていこうぜ。こんなちっちぇよ、ザルですくうんだよ」
征矢「砂金はようわからんけど…」
<第4試合 世界最強タッグ決定リーグ公式戦 30分1本勝負>
【3勝2敗=6点】○バロウ オディンソン(9分10秒 体固め)【2敗=0点】ゼウス ×ボディガー
※ブラディーゴー
<第5試合 30分1本勝負>
○宮原健斗 ヨシタツ 野村直矢 青柳優馬(13分17秒 ヨシケンサンバ)諏訪魔 石川修司 青木篤志 ×佐藤光留
<第6試合 世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】○岩本煌史(17分23秒 片エビ固め)【第49代王者】×近藤修司
※孤高の芸術
☆近藤が2度目の防衛に失敗、岩本が第50代王者となる
(試合終了後、ベルトを手にした岩本は勝ち名乗りを受けたが岡田が現れる)
岡田「岩本さん、次、世界ジュニア誰もいかないんやったら僕挑戦していいですか?」
岩本「相変わらず品がねぇな、お前は。珍しく敬語だから敬意があると思ったらマイクを投げる。そんな奴にこのベルト挑戦する資格ないだろ。そもそもお前、今月23日の新木場でシングルで10分未満で俺に負けてるだろ。ここに何の実績があって挑戦表明してきてんだ? こいつの挑戦、受けません。その代わり明日から全国各地でいろいろ試合あるだろ。チャンピオン自らお前を査定してやるよ。それで俺が納得いったら挑戦決定だ。ダメならもう一回イチからやり直せ。俺の答えは以上」
岡田「確かに品がなかったんは申し訳ございません。確かに俺には実績なんかないかもしれない。でも今、全日本プロレスの生え抜きのジュニアの選手は俺と北斗しかおらへん。ここしばらく全日本ジュニア生え抜き、そのベルト巻いた人全然いないんですよ。だから、実績がなくても全日本プロレス生え抜きの俺がそのベルト、次挑戦して、俺がそのベルトを腰に巻きます。よろしくお願いいたします」
【試合後の岩本】
岩本「やっと獲りました。今年の2月から近藤修司と当たることが多くなって、負けっぱなしで実力差も最初は感じてて、凄ぇイライラしてたし、むかついてたけど、初めてベルト獲って、初防衛戦で近藤修司に負けて、そこからの1ヵ月半、今日まで、これ獲るまでいろんなこと考えましたし、いろんなことイメージしてきました。結果、俺は近藤修司に感謝してます。初めてベルトを獲った時は、初めてというのもあって、自分が何とかしなきゃって背伸びしてた部分、普段の自分を隠して着飾ってた部分ありましたけど、近藤修司にベルトを獲られて、そこからの1ヵ月半、いろんなことを考えることができましたし、近藤修司の発言でいろんなことを考えさせてもらいました。ベルト他団体に流出させたこと、ホント所属としてやっちゃいけないことをやっちゃいましたけど、今回のここまでの道のりっていうのは自分の中で確実に力になってますし、確実に大きくなりました」
――これで全日ジュニアを引っ張っていく責任がのしかかるが?
岩本「近藤修司がベルト獲った時に言ってた言葉、今の全日本ジュニアが一番弱い。そう言ってました。俺はそんなこと一つも思わない。そこだけ訂正させてもらいたい。俺が移籍してきて、ここにたどりつけてるということは、今いる全日本ジュニアがいるから、今いる全日本ジュニアと戦ってきたから、今俺がこれを持って、ここにいる。全日本ジュニアは強いんです。全日本ジュニアを活かさなくちゃいけない。てなると俺はヘビーの中でジュニアの強さを見せるのも俺は好きだし、いいと思う。でも全日本ジュニアをみせるんであれば、全日本ジュニアだけの試合を組んでほしい。これはチャンピオンの権限として言わせてもらう。地方の試合でもいい。ジュニアだけで試合を組んでくれ。そしたら全日本ジュニアが凄ぇってなるだろ。全日本ヘビーの中でジュニアが頑張ってるじゃないんだよ。ジュニアも光っていかなきゃいけないんだよ。目立っていかなきゃいけないんだよ。全日本ジュニアでジュニアの戦いをみせて、全日本ジュニアが凄いってことを俺が筆頭にやっていきたい。そう思う。だから岡田の挑戦、いいと思う。いいと思うけど、実績ねぇだろって。先週、新木場で俺に負けてるだろ。どのツラ下げて挑戦表明しにきてんだ。その気持ちだけは買ってやるよ。明日から俺のチャンピオン自ら査定だ、査定」
<第7試合 世界最強タッグ決定リーグ公式戦 30分1本勝負>
【3勝3敗=4点】ジェイク・リー ○崔領二(20分33秒 片エビ固め)【2勝2敗=4点】×秋山準 関本大介
※赤川鉄橋
(試合終了後)
崔「本日は全日本プロレス名古屋大会、世界最強タッグ決定リーグ戦、ご来場、誠にありがとうございました。このジェイク・リーという最高のパートナーと一緒に今年は必ず優勝してみせます。皆さんにどうしても聞かせたい、ある言葉があります。一回しか言いませんよ。この世界最強タッグ、俺たちのチーム、優勝するのか、しないのか。イエスか、ノーか。ジェイク、皆さんに教えてあげてくれ」
ジェイク「崔さん、俺の中での答えは決まってるんだよ。けど、崔さんが言うようにお客さんの本当の気持ちを俺は聞きたい。本当に俺たちは勝ち続けることができるのか、イエスか、ノーか。お客様の声を聞かせてくれ!(と名古屋のファンに問いかける。場内から「イエス!」の声が飛ぶ)ありがとう! もちろん答えはイエスだ!」
【試合後のジェイク&崔】
ジェイク「よっしゃ。連勝だ連勝。2連勝。世界タッグチャンピオンに続いて秋山&関本組。正直あの二人に一気に投げられそうになった時はヒヤッとしたけど、これはタッグバトルだ。俺がそこに割り込めば、それはなかったことになる。俺ら絶対に今、勢いに乗ってる。絶対だ。次の勝ちも絶対に俺らが獲るよ。ねぇ崔さん?」
崔「3勝3敗? まぁこのジェイクとのタッグ、凄い楽しいですよね。新鮮だし、何か凄い毎日いろんなものが生まれてる気がしてね。やってて楽しいのが俺にとって一番しっくりくるものだから。岩本煌史もそうですけど、リング上で表現するものが昨日までなかったものなんですよね彼らにとって。やっぱこのSweeperに高めてもらってるというのは凄く感じる。このリーグ戦で今日みたいな相手と戦うことができたこと、本当に喜び以外の何物でもないですね。ホント幸せに思います。まぁ頑張りますよ」
セミファイナルでは世界ジュニアヘビー級選手権が行われ、現王者の近藤に前王者の岩本が挑戦。岩本はロックアップと見せかけてエルボーで強襲、近藤も打ち返すが、岩本が串刺しラリアットからドラゴンスープレックス、近藤は場外も岩本が追いかけ鉄柵攻撃は近藤が逆に降るも、岩本はランニングエルボー、鉄柵を使ってネックスクリュー、近藤は首を押さえてうずくまる
リングに戻って岩本がカバーもカウント2、首筋へエルボー、ニードロップ、岩本は突進も近藤はスリーパーで捕獲し膝へ落とすネックブリーカーで反撃、エプロンに岩本を寝かせてエルボードロップ、場外マットを剥がしてDDTで突き刺す。
リングに戻ると岩本はボディーへ頭突きも、近藤はネックブリーカー、鋭いエルボー、ロープを使った首攻め、串刺しキングコングラリアットで岩本がダウン、エルボー合戦から。近藤はビックブーツの連打も、岩本は一本背負いで反撃し、串刺しエルボー、ショルダータックル、ネックスクリューと畳みかけるジャーマン狙いは近藤がザ・オリジナルからピンプジュース!ランセルセ!キングコングラリアットは岩本が逃れるも、近藤はエルボーの連打、岩本も連打で打ち返してキングコングラリアットを狙うが、キャッチした岩本が裏投げ、ブレーンバスターから肩固め、ジャーマンスープレックスホールド、そして孤高の芸術はを狙うが、近藤が堪えてバックドロップで投げる。
近藤は雪崩式ブレーンバスターから雪崩式変型ネックブリーカー、キングコングラリアットを狙うが、岩本がかわすと近藤は左のキングコングラリアットを炸裂させ、正面からキングコングラリアットは岩本はニーアッパーで迎撃も、倒れなかった近藤はキングコングラリアットを炸裂させる。
近藤は再度キングコングラリアットを狙うが、岩本が孤高の芸術を決め、起き上がり小法師式孤高の芸術、ショートレンジでの孤高の芸術、もう一発は近藤が首固めからキングコングラリアットを狙うが、岩本が孤高の芸術で3カウントを奪い王座を奪還した。
近藤のラリアットに対して、岩本が孤高の芸術のバリエーションを増やして勝利に繋げた。前回は後一歩のところで煮え湯を飲まされただけに、今回は何発でも決めてやるという気持ちが見えた。試合後には岡田が挑戦を表明し、岩本が査定マッチを課したが、岡田が今まで以上を越えるものが見せられるのか・・・
最強タッグ公式戦では秋山&関本がSweeperと対戦し、場外戦を仕掛けた秋山は崔を客席の床へのDDTで突き刺してから長時間捕える。崔はドロップキックで反撃、やっと交代を受けたジェイがニーの連打からDDTで反撃し、交代した関本にもジェイクは関本に前蹴りからサイドスープレックス、腕十字で捕獲、ジェイクはバックドロップを狙うが関本が頭突きで阻止、ジェイクはバックドロップで投げるが関本はスピアーで応戦、秋山vs崔になり、秋山が突進も崔がブレーンバスターで投げる。
秋山は崔にドラゴンスクリューを決めてから串刺しジャンピングニー、突進はジェイクが阻止し、崔が入ってサンドウィッチキック、那智の瀧は関本が雪崩式ブレーバスターででカット、秋山は崔にフロントネックロックで捕獲、ニーからエクスプロダー、眉山式エクスプロイダーを狙う。
しかしジェイクがカットに入り秋山にジャーマンで投げると、崔がPKからジェイクが入って俺ごと刈れをきめ、崔がヤマ折りからジェイクがジャイアントキリング、崔が赤川鉄橋で3カウントと畳みかけて3カウントを奪い3勝目を獲得
やっと2戦目を迎えたビックガンズはTHE ENDと対戦も、THE ENDが奇襲をかけて試合開始、場外戦で鉄柵攻撃、ゼウスが逆襲して会場奥の壁にたたきつける。リングに戻るとTHE ENDがビッグガンズに串刺し攻撃の連打、ビックガンズはTHE ENDを鉢合わせにしてボディースラム、オディンソンをダブルブレーンバスターで投げる。
ビックガンズはバロウにトレイン攻撃からダブルチョークスラムは後方回転で逃れられると、オディンソンがゼウスにエルボーの連打、ゼウスがパワーで押されてる。オディンソンがファールアウェイスラム、バロウに交代しTHE ENDが滞空式ダブルブレーンバスター、ニードロップとリードを奪う。
ゼウスはTHE ENDを同士討ちさせオディンソンにブレーンバスター、ボディガーにやっと代わりバロウに串刺しラリアットの連打、バックドロップ、ダイビングエルボードロップから、ゼウスが入ってダブルチョークスラムからダブルインパクトを狙う。
しかしバロウがカットするとTHE ENDがビッグガンズをパワーボムで正面衝突させ、最後は合体バッククラッカーことブラディーゴーでボディガーを3カウントを奪い、ビックガンズは開幕から連敗を喫する。
GET WILDvsTAJIRI&ヴァレッタは、序盤はTAJIRIのインサイドワークにGET WILDが苦戦も、征矢は串刺しエルボー、ブルドッキングヘッドロック、ワイルドネックブリーカーと反撃、後頭部から正面とワイルドボンバー狙いはTAJIRIがカット、二人掛りでストンピング、TAJIRIが竹刀での一撃を狙うがヴァレッタに誤爆してしまう。
これを逃さなかった大森がアックスボンバー、征矢がワイルドボンバーでヴァレッタから3カウントを奪い勝利となった。
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