ケニー・オメガがプロレス大賞授賞式に出席も別れの挨拶…


 1月17日、都内ホテルにて「2018年度プロレス大賞授賞式」が行われ、渦中のケニー・オメガも来日して出席、2018年度のベストバウト賞を受け取った後のスピーチで「来年はこのステージに立てないかもしれないですね。世界で活躍をしてもっと大きい形のベストバウトを必ず見せますので、プロレス大賞はこれで最後ではないかと思うんですけど…。またいつかはベストバウト、MVPをとりたいと思います。また会う日まで、グッドバイ&グッドナイト」と、一応新日本プロレス所属として挨拶するも、1月末で一応退団することを報告した。


 ケニーの現状はWWE入りは断り、AEW行きが濃厚とされている。だがケニー自身は新日本との継続参戦を望んでおり、AEWと契約しつつも新日本への参戦が出来るどうか模索しているといわれている。


 同じくAEW入りしたクリス・ジェリコも新日本との継続参戦の条件は勝ち取っていることから、ケニーも自身もジェリコと同じ契約を望んでいるのか?認められればケニーはジェリコと同格として扱われるということなのだろうが、仮にAEWがOKだとしても、新日本プロレスが今後使うかどうか、MSG大会へ向けてのビジネスパートナーで、AEWを敵視しているROH次第ということなのだろか…


 また提携関係解消後、断絶関係となっていた新日本プロレスとNOAHが選手同士で交流が行われ、MVPの棚橋弘至と殊勲賞を受賞した丸藤正道が写真に納まった。  

2016年11月に旧体制のNOAHから現在の新体制になった際に、提携していた新日本に話を通さなかったとして関係は断絶され、それ以降は平行線となっていた。2月に開催される「ジャイアント馬場没20年追善興行」に新日本だけでなくNOAH勢が参戦を決定したことから、風向きが変わってきたのか、これを契機に新日本とNOAHの関係が改善されればいいのだが…