1月29日 新日本プロレス「Road to THE NEW BEGINNING」後楽園ホール 1732人 超満員札止め
(試合内容は実況ツイートより)
<第1試合 15分1本勝負>
○成田蓮(6分24秒 フロントスープレックスホールド)×上村優也
<第2試合 20分1本勝負>
○天山広吉 中西学(7分30秒 アナコンダバイス)海野翔太 ×吉田綾斗
<第3試合 20分1本勝負>
○高橋裕二郎 石森太二(8分50秒 片エビ固め)×トーア・ヘナーレ 田口隆祐
※ピンプジュース
<第4試合 30分1本勝負>
○真壁刀義 矢野通 本間朋晃(10分32秒 片エビ固め)タマ・トンガ タンガ・ロア ×チェーズ・オーエンズ
※キングコングニードロップ
<第5試合 30分1本勝負>
ジェイ・ホワイト ○バットラック・ファレ(11分52秒 片エビ固め)オカダ・カズチカ ×YOSHI-HASHI
※グラネード
<第6試合 30分1本勝負>
内藤哲也 ○EVIL SANADA BUSHI 鷹木信悟(16分41秒 体固め)鈴木みのる ザック・セイバーJr. タイチ ×金丸義信 エル・デスペラード
※EVIL
<第7試合 スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負>
○棚橋弘至(24分34秒 テキサスクローバーホールド)×KUSHIDA
今大会で退団するKUSHIDAが壮行試合として棚橋とメインで対戦、開始からKUSHIDAがタックル、アリキックを狙い、フィンガーロックの攻防では棚橋が押し切るとKUSHIDAはブリッジで耐え、棚橋は上から潰しにかかる。
KUSHIDAはフィンガーロックからグラウンドへ、バックを奪ってサイドから足を狙うが、棚橋がバックを奪うもKUSHIDAは場外へ逃れ、リングに戻りロックアップはKUSHIDAが意地で押し切った。足を取って倒しグラウンドも、棚橋が切り返してマウントを奪い、逃れたKUSHIDAはキーロックに対し、棚橋はリバースインディアンデスロックで切り返すなど、グラウンド中心の攻防を繰り広げる。
KUSHIDAはアリキックも棚橋はストンピングで潰し、レッグロックで捕らえ、KUSHIDAはロープに逃れるが、棚橋はロープを使って足攻め、ストピングの連打と荒々しく攻めると、KUSHIDAはビンタで応戦、棚橋もビンタで返す。
棚橋は鉄柱を使った足攻め、太陽ブローもKUSHIDAはオーバーヘッドキックから腕へのミドルキック、ハンドスプリングエルボーと反撃、アームドラックから顔面への低空ドロップキックと一気に攻勢をかけるが、前転式DDTは棚橋がテキサスクローバーで切り返し、KUSHIDAは丸め込んで逃れる。
KUSHIDAはコーナーでバク宙からジャーマンで投げると、バスソーキックからミッドナイトエクスプレス狙うが、棚橋が阻止してリバースグラウンドドラゴンスクリュー、エルボー合戦からKUSHIDAのマサヒロタナカも、棚橋がビンタで迎撃するが、KUSHIDAはアリキックの連打で棚橋の動きが止まり、腕へのドロップキックからホバーボードロックを狙うが棚橋はドラゴンスクリューで切り返す。
棚橋は串刺しクロスボディーを狙うが、かわしたKUSHIDAが延髄斬りからホバーボードロックから腕十字へと移行、だが棚橋がテキサスクローバーホールドで切り返そうとすると、KUSHIDAは再びホバーボードロックで切り返しバック・トゥ・ザ・フューチャー狙いは棚橋はツイストアンドシャウトで切り返し、スリングブレイドからハイフライアタック、そしてハイフライフローを投下もKUSHIDAが剣山で迎撃してからバック・トゥ・ザ・フューチャーを決めるが、カウント2でキックアウトされる。
KUSHIDAは腕へのエレファントキック、棚橋のスリングブレイドをホバーボードロックで切り返そうとするが、逃れた棚橋はだるま式ジャーマンからテキサスクローバーホールドをガッチリ決め、KUSHIDAは無念のギブアップ。棚橋が勝利を収め、KUSHIDAは新日本でのラストマッチを勝利で飾れなかった。
棚橋とKUSHIDAが声を掛け合うところで、ジェイが外道を伴って乱入して棚橋をイスで一撃を加え、イスを棚橋の膝に挟んでもう一つのイスで一撃を加えて大ダメージを与え、IWGPベルトを奪って王座奪取をアピールする。館内は帰れコールが巻き起こり、ジェイはベルトを放り投げて退場していった。
そして棚橋とKUSHIDAが場外でハグして、棚橋が退場し、リングに残ったKUSHIDAは新日本ファンに別れの言葉を述べ、「行って来ます」とアピールして8年間所属した新日本プロレスに別れを告げた。
新日本的には黒歴史かもしれないが、高田道場で格闘技を学んだKUSHIDAのプロレスデビューはハッスルだったが、ハッスルのリングでTAJIRIと知り合い、プロレスを学んだ。KUSHIDAはハッスルを去り海外へ渡ったが、TAJIRIの誘いでSMASHに参加、新日本に参戦したことがきっかけになって所属となった。TAJIRIはいろんなレスラーを育成してきたが、一番の出世頭はKUSHIDAなのかもしれない。
ライガーから新日本ジュニアの象徴の座を託されるも、その枠で収まりきれなくなったKUSHIDAは再び旅人になることを決意した。プロレスラーは元来旅人で風来坊、KUSHIDAは新日本に属しながらもいろんなところで旅してきたが、今度は次なる大きな舞台に旅立つことを決意した。挑戦もある意味旅みたいなもの、KUSHIDAがどんな旅をしてくるか、楽しみでもある。
またジェイの行為も賛否が出ているが、解説のライガーが「ジェイとしてはしてやったり。彼のプロ意識が上回った」とコメントしたとおり、ジェイにしてみればヒールとして大きくアピールするためにやったに過ぎず、ファンから嫌われることも覚悟のうえ、そうでなければヒールの意味がない。
第3試合では田口がヘナーレと組み、裕二郎&石森と対戦するが、石森が場外に出ている際に田口がセーラーボーイズの「キープ・オン・ジャーニー」を踊りだし、石森は頭を押さえてうずくまってしまう。
試合は裕二郎がピンプジュースでヘナーレを降し、石森も田口の尻を痛めつけたが、石森もバラモン兄弟と同じトラウマをか抱えていることは確かのようだ。
第4試合では邪道が本間に竹刀で一撃を加えてから乱入し、本間にとって悪夢の技であるグリーンキラーを狙うが、真壁が間一髪カット、最後は本間のこけしロケットの援護を受けた真壁がキングコングニーでオーエンズから勝利も、試合後は本間が邪道に対して怒りを露わにした。復帰してから動きが重々しいせいもあって本来の調子が出ない本間だったが、邪道の行為でやっと火が着いたか?
セミのロスインゴvs鈴木軍は、今回も大乱戦となるも、終盤で各選手が入り乱れた際に内藤がタイチをデスティーノでKOすると、鷹木のパンピングボンバーの援護を受けたEVILが金丸にEVILで3カウントを奪うが、その際に鷹木は左足を負傷してしまう。
試合後に場外でダウンするタイチを内藤が起こし、肩を貸してから鉄柵に叩きつけ、唾を吐き捨てるなどして制裁した。
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