2月4日 DRAGON GATE「TRUTH GATE 2019」後楽園ホール 1780人超満員札止め
(試合内容は実況ツイートより 画像はDRAGON GATE NET WORKより)
<第1試合 20分1本勝負>
望月成晃 ワタナベヒョウ ○吉岡勇紀 箕浦康太(9分8秒 リバーサル・サムソン)Gamma ×K-ness. 問題龍 大和ヒロシ
<第2試合 20分1本勝負>
神田裕之 ○KAZMA SAKAMOTO(9分27秒 片エビ固め)×Kagetora KAI
※ハーフパッケージドライバー
<第3試合 30分1本勝負>
○U-T(10分28秒 カサドーラ)×吉田隆司
<第4試合 DRAGON GATE設立20周年特別試合~闘龍門JAPANvsT2Pスペシャル8人タッグマッチ 30分1本勝負>
ドン・フジイ 堀口元気 ○横須賀ススム 斎藤了(14分20秒 片エビ固め)YOSSINO "brother”YASSHINI ×しゃちほこマシーン弐号 大鷲透
※横須賀カッター
<第5試合 30分1本勝負>
○シュン・スカイウォーカー(16分23秒 片エビ固め)×Ben-K
※スカイウォーカームーンサルト
<第6試合 45分1本勝負>
ドラゴン・キッド ○石田凱士 ジェイソン・リー(9分52秒 1 sec.)PAC Eita ×ビッグR清水
<第7試合 3WAYマッチ 60分1本勝負>
○Kzy(23分32秒 片エビ固め)×土井成樹
※Kz Time
①Kzy(19分2秒 スカイデ・スクールボーイ)×YAMATO
2000年、闘龍門の校長だったウルティモ・ドラゴンが古曲メキシカンプロレス「ルチャリブレ・クラシカ」の復興をコンセプトに、闘龍門JAPANとは別ブランドの闘龍門2000プロジェクト、約してT2Pを旗揚げ、現在は新日本プロレスの中継で解説を務めるミラノ・コレクションATを中心にメキシコ秘伝「6角形リング」でメキシコ式複合関節技「ジャベ」を駆使したスタイルのレスリングを展開したが、闘龍門JAPANとの抗争に敗れ2003年に解散、闘龍門JAPANに吸収された…、そのT2Pが一夜限りの復活を果たし、T2P側にはDDTを主戦場にしている大鷲が参戦した。
先発を買って出た大鷲はロックアップで堀口を突き飛ばし、フジイとも逆水平はぶちかましなど激しいぶつかり合いを展開する。
だが試合を一番盛り上げたのはしゃちで疲れて給水すれば斎了に水を噴射し、頭のしゃちほこを捕まれては失速、JAPAN勢がしゃちを逆立ち状態にすればフジイがしゃちの股間に突っ張り電車道、しゃちがススムにコルタバも眼がまわってしまい、頭から引きずりまわされるなど、一人やられて館内を多いに沸かせ、YOSSINOとYASSINIも斎了を股を開いて観音開き状態にして、マスコミや客に撮影を迫る。
大鷲はJAPAN勢にビックブーツを連発、フジイにはドラゴンスクリュー、ススムと堀口にはDDTでいつもやっているルーチャで攻め込み、場外戦では大鷲がトペを狙うも、斎了が足をすくってボディースラムは大鷲が圧殺、それでも斎了がレッグシザースからサイクリングヤッホー狙いは大鷲が逃れるも、斎了が先輩風を吹かせて強引にサイクリングヤッホーを決め、大鷲も次第にDDTでの顔になってくる。
またYOSSINOも各選手が入り乱れる中、長髪のズラが外れるハプニングが起きるも、最後はススムがしゃちをジャンボの勝ち!から横須賀カッターを決め、JAPAN勢が勝利となった。
試合後は両軍共ノーサイドとなり、JAPAN勢が退場後は大鷲は「職務怠慢、素行不良の大鷲透様がドラゴンゲートのリングに帰ってきたぞ 正直言ってどういう環境で今日迎えられるか不安で一杯でした だけど、ここにいる仲間、そしてファンの皆様のお陰で里帰りすることが出来ました」と挨拶、YOSSINOこと吉野、しゃちとの再会を喜ぶと、しゃちは涙を流して再会を喜ぶ・
そこで吉野が「先月は近藤修司がきた、このまま行くなら3月は大鷲が誰か連れてきてくれないですか?」と依頼すると、大鷲は悪漢一色のメンバーで現在ZERO1の所属となった菅原拓也の名前を出して決定となった。
大会後のバックステージインタビューでは大鷲はブラザーと14年前に解雇されたことを「世間見てきたら大人になる」と受け止めていたが、それは先月参戦した近藤修司も同じだった、解雇されたときはなぜそうなったのか理解できなかったが、時間が経ち大人になれば理解できた。改めて14年という月日の長さというものを痛感した。
3月は菅原の参戦が決定したが、誰が相手になるのかは現時点では明かされなかった。同じロイヤルブラザーズだったアンソニー・W・森は既に引退しているが…
第5試合ではシュンvsBen-Kの同期対決が実現、シュンはバイシクルキックで場外へBen-Kを追いやると三角飛びプランチャを放って先手を奪ったかに見えたが、セカンドーコーナーからダイブをキャッチしたBen-Kはブレーンバスターで投げると、ボディーブローからショルダーを使ってのストマックブロック、Ben-Kはベアハッグで捕らえてサイドバスターと脇腹攻めで流れを変える。
シュンは旋回式クロスボディーを放つが、Ben-Kは串刺しスピアーを連発、しかしもう1発はシュンがかわして鉄柱に誤爆するとBen-Kは右肩を強打、場外に落ちたBen-Kにシュンはスカイウォーカーケブラータを炸裂させる。
シュンはバイシクルキックからブラスターを決め、スカイウォーカームーンサルトで勝負を狙うが、Ben-Kが剣山で迎撃し、Ben-Kはバックドロップ、コーナーからジョンウーを連発してシュンを吹き飛ばす。
Ben-Kはパイルドライバーを狙うが、シュンがリバース、エルボー合戦ではBen-Kが打ち勝ち、Ben-Kクラッシュからアッパー、バックドロップで投げ、再びエルボー合戦からシュンのバイシクルキックをかわしてスピアーを炸裂させ、袖絡で絞めあげる。
Ben-Kはドラゴンスープレックスからジャーマンスープレックスホールドで投げると、Ben-Kボム狙いはシュンが丸め込んでからバイシクルキックを連発、ラリアットをかわして丸め込み、Ben-Kのスピアーをバイシクルキックで迎撃する。
ここで勝負と見たシュンはムーンサルトダブルニーの連発すると、最後はアシュラからスカイウォーカームーンサルトで3カウントを奪い勝利を収める。
メインイベントのKzy vsYAMATOvs土井の3WAY戦は、Kzyが二人相手に休まずフルに戦う展開となり、特にYAMATOはKzyにドリーム王座に挑戦する資格があるか試すかのように徹底的に痛めつける。
YAMATOはgo to Hospital Iの連発から突進するが、Kzyがスカイデ・スクールボーイで3カウントを奪いYAMATOが脱落、Kzyは残った土井にBEAT BOMEからKzTimeを投下も、土井は剣山で迎撃、バカタレスライディングキック、雪崩式回転エビ固めからパワーボムとKzyを追い詰める。
土井はDOI555からバカタレスライディングキックを炸裂させるが、マスキュラーボム狙いはKzyが阻止しするとエルボースマッシュ、ダブルリストDDTからランニングエルボースマッシュの連打を浴びせ、最後はKzTimeの連発で3カウントを奪い勝利を収めた。
試合後にPACと共にREDが登場し、EitaはPACはKzyを挑発するだけでなく、EitaはKzyに負けた土井、YAMATOを詰り、怪我人だらけでKAI頼りのTRIBE VANGUARD、Kzyとススムしかフル参戦しないNATURAL VIBES潰しをアピールし、3月7日の後楽園大会では8人タッグによる3WAY戦を要求。
YAMATO率いるTRIBE VANGUARDはKAI、Kagetora、第3試合では吉田を降したU-Tを抜擢。NATURAL VIBESは負傷欠場のパンチ富永を除くフルメンバーで臨む、そしてREDはEitaがPAC、神田、KAZMAの起用を決定すると、セミファイナルでEitaのトラースキックの誤爆で石田に逆転負けを喫した清水が自分が外されたことに納得いかず、Eitaに詰め寄るが、Eitaは清水とBen-Kは足手まといだとして除外と通告する。
これで3WAYが決定かと思われたが、そこで望月率いる望月道場が割って入り、望月は敢えて入らず、シュン、ヒョウ、第1試合でクネスから3カウントを奪った吉岡、箕浦で参戦を要求すると、Eitaは受諾し4WAY戦に決定、清水に対して「あくまでリーダーはオレだ」と言い放った。
続いてキッドが3WAYで土井が敗れたことで、負けが込んで結果を出せないMaxiMuMを嘆き、「自分がリーダー」と言い放つと、土井が激怒してキッドを蹴り倒し、キッドに対してMaxiMuM脱退を要求、土井の発言にはキッドも納得いかず、一触即発となり、吉野も仲裁に入るが治まりつかない。
土井はキッドとの対戦を要求、3・7後楽園での一騎打ちが決定し、土井とキッドは別方向へ退場し、MaxiMuMの内紛に途方にくれた吉野は締めをKzyに任せ、Kzyはドリーム王座奪取をアピールして大会を締めくくった。
T2Pの一夜限りの復活、シュンvsBen-Kの激闘、U-Tを含めた若手の台頭で大いに盛り上がったが、Kzyがせっかく土井、YAMATOと連破しても、REDとMaxiMuMの内紛に全てを持ってかれてしまった。
Eitaは反省しない清水とBen-Kを敢えてスタメンから外して反省を促し、土井はプライドの高くなったキッドとぶつかり合うという荒療治で事を収めようとしているのか、この二つのユニットの内紛はどう治まりをつけるのか、果たしてKzyはPACを破りドリーム王座初戴冠となるのか…
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