2月11日 新日本プロレス「THE NEW BEGINNING in OSAKA」エディオンアリーナ大阪 5570人超満員札止め
(画像は自分は撮影したものを使用しています)
<第1試合 20分1本勝負>
○天山広吉 小島聡 獣神サンダー・ライガー(12分56秒 反則勝ち)鈴木みのる ×飯塚高史 TAKAみちのく
<第2試合 20分1本勝負>
EVIL ○SANADA(10分8秒 体固め)×海野翔太 吉田綾斗
※マジックキラー
<第3試合 20分1本勝負>
○内藤哲也 BUSHI 鷹木信悟(11分2秒 体固め)タイチ ×金丸義信 エル・デスペラード
※デスティーノ
<第4試合 30分1本勝負>
高橋裕二郎 ○チェーズ・オーエンズ(9分38秒 エビ固め)×本間朋晃 YOSHI-HASHI
※パッケージドライバー
<第5試合 30分1本勝負>
○タマ・トンガ タンガ・ロア(9分44秒 片エビ固め)真壁刀義 ×矢野通
※ガンスタン
<第6試合 IWGPジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第83代王者】○石森太二(16分10秒 エビ固め)【挑戦者】×田口隆祐
※ブラディークロス
☆石森が初防衛に成功。
まず本題の前に第4試合前に、ケニー・オメガらELITEが離脱したことを受けて、去就が注目されていた飯伏幸太が登場、「今日はみんなに話したいことがあってここに来ました。首のこと頭のこといろいろとご心配をおかけしました。すいません。でも、こうやってまたみんなの前で話すことができて本当に嬉しいです。僕は……新日本プロレスに残ります!」と残留を宣言、3月から開幕する「NEW JAPAN CUP」の復帰を発表した。
飯伏に関してはAEW入りしたケニーが飯伏も勧誘していたことで、飯伏もAEW入りするのではと取り沙汰されていたが、飯伏の残留は新日本ファンにとっても大歓迎だろう。
ケニーに関しては「何も答えることはない」とコメントしたが、迷ったのも本音だったと思う。飯伏が相棒であるケニーの勧誘をどう断ったのかわからない、わかるのはELITEにしても全員同じ意見ではないこと、新日本に残留したオーエンズやROHに残っているマーティ・スカルもケニーと考えが異なったのでは・・・、飯伏にしても拘束を嫌い、自由を選ぶ人間なことから、ケニーの考える自由と考えが異なり、残留という選択をしたのではないだろうか…
本題に入るが、今回は新日本の2月のビックマッチを観戦、私事になるが昭和59年2月9日、新日本プロレス旧大阪府立体育会館でプロレス観戦してから、今年で35年目に突入した。これからも自分の身体が続く限りは現場へ訪れたいと思う。
第6試合ではIWGPジュニアヘビー級選手権が行われ、IWGPジュニアヘビー級王者の石森に田口が挑戦、石森の"リボーン”に対し、再生を掲げた田口だったが、入場にはツーショルダーのロングタイツ姿、ヘッドマイクを装着して登場、明らかに石森のトラウマ曲である「キープ・オン・ジャーニー」を狙っていた。
序盤からリストロックの攻防で、田口が切り返そうとしても回転しすぎて逆に決められてしまうなど、田口は通常ペースの試合。そして田口はトペフェイントから「キープ・オン・ジャーニー」と、志村けんの「変なおじさん」も混じっているダンスを披露するが、対する石森も田口をドロップキックで場外へ追いやり、トペ・フェイントから「キープ・オン・ジャーニー」を踊りだし、トラウマを克服したことをアピールする。
もう切り札を失った田口に石森は攻勢をかけ、スワンダイブ雷電ドロップを投下、ネックロックはネックツイストで首攻めで先手を奪い、反撃を狙う田口のヒップアタックも、ことごとくアトミックドロップで迎撃する。
しかし田口は石森の顔面にドロップキックを発射、場外に落ちた石森に三角飛びプランチャで追撃、リングに戻っても 田口はミサイルキックを発射して石森を場外へ追いやると、ノータッチトペコンも発射して一気にペースを奪う。
リングに戻った田口はスリーアミーゴズを決めるが、石森はハンドスプリングオーバーヘッドキックで反撃、スライディングジャーマンを決める。しかし石森の串刺しをかわすと、石森は右脚を痛め、これを逃さなかった田口はアンクルホールドで捕獲、石森が逃れてもラ・マヒストラルで切り返し、ニークラッシャーからギタってケツイェ、オーマイ&ガーアンクルで石森を追い詰める。
勝負に出た田口はくるくるどどんを狙うが、石森はサムソンクラッチで切り返し、サイファーウタキ、しかしサイファーウタキ狙いは田口が再びオーマイ&ガーアンクルでで捕獲、どどんが決まったがカウント2でキックアウトされると、田口は奥の手であるどどん・ジ・エンドを狙う。
しかし逃れた石森がここ一番で出すラリアットを炸裂させ、久しく出していなかったレヴォルシオン、串刺しダブルニーからブラディークロスを狙うと、逃れた田口は延髄斬りからどどんを狙うが、切り返した石森がブラディークロスを決め3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後に石森は実況席でゲスト解説をしていたライガーを呼び込み、挑戦者に指名すると、ライガーは「お前、後悔するぞ。あんまり大人をからかうもんじゃない。坊主、お前が逆指名するなら、俺はいつでもどこでもそのベルト、もらいに行くよ」と受諾して実況席へと戻った。
ライガーがIWGPジュニア王座に挑戦するのは2016年5月3日以来で約2年半ぶり、このときはKUSHIDAに挑戦したが敗れ王座奪取はならなかった。ライガーは「BEST OF THE SUPER Jr.」からは撤退したが、IWGPジュニア王座への返り咲きは諦めてはいなかった。また石森とはライガーがCTU、NOAH参戦時から何度も対戦していたことから因縁深い。
第6試合の真壁&矢野vsG.O.Dは、先入場の真壁&矢野を邪道を引き連れたG.O.Dが背後から奇襲をかけ、タマは矢野が宣伝用に持参したDVDを破壊しながら、真壁&矢野をリングに連行する。やっと試合開始となるが、G.O.Dは矢野を捕らえて試合をリードするが、交代した真壁がタンガとのラリアット合戦、矢野は崇コーナー攻撃や、コーナーポスト攻撃でなどのYTRワールドで猛反撃する。
しかし矢野がG.O.Dの合体リバースガンスタンを喰らってしまうと、邪道の竹刀攻撃を喰らった真壁がタマのガンスタンでKOされ、続けて矢野もタマの竹刀での一撃からガンスタンで喰らってしまい、3カウントでG,O.Dが勝利、試合後もタマは矢野を邪道の竹刀でシバきまくり、退場時にもヤングライオン、マスコミ、TVカメラマンをシバきまくるなどを大荒れで引き揚げていく。
第3試合では内藤がデスティーノで金丸から3カウントを奪い、内藤は先に退場も、BUSHIと鷹木はマスコミ用にポーズを取った後で退場しようとすると、花道からYOH&SHOのROPPONGI3Kが出現、BUSHI&鷹木は最初こそは無視したが、3Kは襲撃をかけベルトを奪いリングインし、挑戦を要求。館内はブーイングとなった。おそらくだが3Kもアメリカ大会の日本人メンバーに入っていたはずだったと思うが、トランプショックの影響でアメリカ行きがなくなり、今シリーズはカードから外された。3Kはブーイングも浴びたが、構わないという態度、開き直っていると見ていいかもしれない。
第1試合では天山が、在庫として残っていたのか、飯塚との友情Tシャツを着込んで登場、再度飯塚に友情タッグ復活を呼びかける。試合は天コジが飯塚に天コジカッターを決め追い詰めるが、鈴木がイスを持ち出すと、飯塚が取り上げる。
館内は友情が復活かと思われたが、飯塚はイスで天山に一撃を加えて反則負けとなり、飯塚はアイアンフィンガーで天山にダメ押しした後で、鈴木と友情Tシャツを引き裂いた。これで引退試合では天山と飯塚が対戦することが決定的となったが、この二人は最後まで戦う運命なのか…
(セミ、メインはこちら)
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