3月2日 DRAGON GATE「CHAMPION GATE 2019 in Osaka」エディオンアリーナ大阪第二競技場 877人 満員
(試合内容は実況ツイート、画像はDRAGON GATE NET WORKよりより)
<第0試合 10分1本勝負>
○吉岡有紀(5分38秒 リバースサムソン)×問題龍
<第1試合 20分1本勝負>
○Kzy 横須賀ススム "brother"YASSHI(11分0秒 片エビ固め)望月成晃 箕浦康太 ×ドラゴン・ダイヤ
※ランニングエルボースマッシュ
<第2試合 20分1本勝負>
ドン・フジイ ○Gamma(9分34秒 回転エビ固め)堀口元気 ×斎藤了
<第3試合 30分1本勝負>
○シュン・スカイウォーカー(8分46秒 片エビ固め)×ジェイソン・リー
※アシュラ
<第4試合 30本1勝負>
PAC Eita Ben-K ○ビッグR清水(12分36秒 エビ固め)YAMATO KAI ×Kagetora U-T
※砲丸投げスラム
<第5試合 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 60分1本勝負>
【第36代王者】○ドラゴン・キッド(18分56秒 バイブル)【挑戦者】×K-ness.
☆キッドが2度目の防衛に成功。
<第6試合 オープン・ザ・トライアングル選手権試合 60分1本勝負>
【第64代王者】KAZMA SAKAMOTO ○吉田隆司 神田裕之(19分42秒 首固め)【挑戦者】土井成樹 ×吉野正人 石田凱士
☆KAZMA&吉田&神田が初防衛に成功。
大阪2連戦の1日目はトライアングル、ブレイブの選手権が組まれ、まずセミファイナルではキッドがブレイブ王座をかけてクネスの挑戦を受けた。
大阪2連戦に向けてブレイブ王座は挑戦者不在の状態だったが、2月23日の京都でクネスが挑戦を表明して決定となった。二人は闘龍門JAPANからの関係で、2002年の有明コロシアム大会ではマスカラ・コントラ・マスカラで対戦したこともあり、この時はキッドが破ってクネスのマスクを剥いだ。今回はブレイブ王座をかけて久々に対戦となった。
序盤から仕掛けてくるクネスに対してキッドはクリフトで捕獲、串刺し逆水平から低空でのドロップキック、クランチループで捕獲とねちっこい攻めで先手を奪うが、ニーアンドニーを狙って、倒立した際にクネスが顔面めがけて低空ドロップキックを放つと、串刺しショルダーの連打で動きを止めてから、スライディングキック、ナックルで反撃し、シュミット流バックブリーカーからマットへのニークラッシャー、横須賀ススム譲りの足横須賀と足攻めで流れを変える。
クネスはレッグロック、ニークラッシャーから足四の字固めで捕らえ、キッドはロープに逃れて立ち上がれない姿を見たクネスは「キッド、これで終わりか!」と迫るが、串刺し狙いはキッドが迎撃するとデジャ・ヴでクネスを場外追いやってからジーザスを発射、リングに戻るとチョップ合戦からキッドがスワンダイブ狙うが、クネスがロープを蹴って阻止する。
クネスはブレーンバスター狙うが、キッドがスタナーで切り返し、クリフトで再び捕獲、そのままグラウンド式に持ち込むが、619はクネスがかわして延髄斬りからブレーンバスターで投げ、青き光で捕獲する。
クネスはロープに逃れたキッドをコーナーにセットしてから首筋に噛みつき、雪崩式を狙うがキッドが雪崩式フランケンシュタイナーを決めると、ウルトラウラカンラナ狙いは、回転路中でクネスが堪えたがキッドが強引に決めるも、クネスはカウント2でキックアウトする。
キッドは再びウルトラウラカンラナを狙うが、かわしたクネスが光の輪で回転、クネスが連打もキッドはブロックしてバイブルを狙うが、クネスが阻止してD3から介錯の連打、キッドをコーナーに逆さ吊りにしてパタダス・エネル・ペチョを投下する。
クネスはダークネスバスターを狙うが、キッドがバイブルで切り返すも、ウルトラウラカンラナがクネスが延髄斬りで迎撃して再び光の輪を狙ったところで、キッドが強引にバイブルを決めて3カウントを奪い、王座を防衛した。
試合後は二人は健闘を称えあうも、クネスが退場後はススムが登場、これまでドリーム、ツインゲート、トライアングルと奪取してきたが、ブレイブだけは唯一奪取していなかったとして挑戦を表明、スイーツ断ちして減量に取り組むことを宣言、これを受けて八木隆行本部長は3月21日で行われる和歌山でのビックマッチで選手権を組むことを決定した。
試合に関しては序盤はねちっこい攻めなどで、二人の原点を見るような攻防を繰り広げたが、クネスもヒール時代の引き出しも出してキッドに迫ったものの、肝心なところでキッドに振り切られてしまった。
次期挑戦者はススムとなったが、パワーがあるだけにキッドにとっても一番の難敵か、ただ問題なのはスイーツ断ちしたススムがウエートを落とせるか、キッドはファンにススムへどんどんスイーツを差し入れて欲しいとアピールしているが・・・
メインのトライアングル選手権は、先手を狙うMaxiMuMに対してR.E.Dは場外戦で流れを変え、石田を捕らえてリードを奪いにかかる。
しかし石田はKAZMAは串刺しを延髄斬りで迎撃してからミサイルキックすると、土井に代わって神田と同士討ちを誘発させてから吉田にバックドロップで投げ、石田がKAZMAと神田をトペで排除してから、吉野が吉田にスリングブレイドもアナザースペースは吉田が地獄突きの連打で阻止、吉野のフロムジャングルも吉田が必死で阻止してサイバーボム狙うが、吉野がリバースする。
だがKAZMAが入ると吉野を連係で捕らえ、KAZMAがみちのくドライバーからハーフパッケージドライバー狙うが、石田がカットに入ると土井のDOI555の援護から石田がバスソーキック、胸板へローキックの連打を浴びせる。
石田はハイキックから突進するが、KAZMAがポップアップ式パワーボムで叩きつけると、吉田と神田が入り連係で蹂躙、カットに入った土井吉も排除されてしまい、吉田&KAZMAは石田にダブルインパクトを決める。
勝負に出た吉田はサイバーボム狙うが、石田がフランケンシュタイナーで切り返し、土井吉は連係で神田を捕らえるが、神田は反撃して吉野に雪崩式ブレーンバスターを狙うと、阻止した土井吉はスリングブレイド&パワーボムを決める。
土井吉は神田を連係で連係で捕らえてから、石田がタイガースープレックスホールドを決めると、KAZMAが間一髪カットしてから、各選手が入り乱れ、吉野は吉田に突進も、吉田が毒霧を噴射してから首固めで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後はセコンドの介入なしで勝ったR.E.Dは正々堂々と勝ったとして防衛をアピールも、毒霧を使用されたことで石田は納得いかず、3日の大会で行われる石田vs吉田で、石田が勝てば再戦するように迫ると、吉田は自分が勝てばMaxiMuMはトライアングル王座は一年間挑戦できないと条件を出し、土井吉も条件を飲んで決定となった。
試合は土井吉が石田を前面に立てていたが、『丸め込みシャラップ!』と丸め込みを否定していた吉田にまさかの丸め込みで敗れるとは、さすがの吉野も一本取られたと思う。だが3日の大阪で石田が敗れるとなると、トライアングル王座は1年間挑戦できないどころか、石田だけでなく土井吉も面目が丸つぶれとなって、天狗になっているキッドにますます顔向けが出来なくなる。そういった意味ではMaxiMuMもユニットとしては崖っぷちに立たされているのかもしれない。
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