シュンが初のドリーム王座挑戦もPACの前に完敗・・・、ビックBenはツイン王座を防衛も戦力外は変わらず

3月3日 DRAGON GATE「CHAMPION GATE 2019 in Osaka」エディオンアリーナ大阪第二競技場  1113人超満員

(試合内容は実況ツイートより)

<第0試合 10分1本勝負>

○問題龍(5分50秒 逆エビ固め)×箕浦康太


<第1試合 20分1本勝負>

斎藤了 ○ドン・フジイ Gamma(9分55秒 外道クラッチ)望月成晃 K-ness. דbrother"YASSHI


<第2試合 20分1本勝負>

○YAMATO Kagetora(10分20秒 エビ固め)吉野正人 ×ジェイソン・リー

※ギャラリア

<第3試合 30分1本勝負>

○石田凱士(8分38秒 首固め)×吉田隆司


<第4試合 30分1本勝負>

○土井成樹 ドラゴン・キッド(9分31秒 片エビ固め)吉岡勇紀 ×ワタナベヒョウ

※バカタレスライディングキック


<第5試合 30分1本勝負>

○Kzy 横須賀ススム 堀口元気(14分23秒 スカイデ・スクールボーイ)Eita ×神田裕之 KAZMA SAKAMOTO


<第6試合 オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 60分1本勝負>

【第44代王者組】○ビッグR清水 Ben-K(19分51秒 エビ固め)【挑戦者組】KAI ×U-T

※砲丸投げスラム

☆清水&Ben-Kが初防衛に成功。


<第7試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 60分1本勝負>

【第28代王者】○PAC(18分30秒 片エビ固め)【挑戦者】×シュン・スカイウォーカー

※ブラックアロー

☆PACが2度目の防衛に成功。


 大阪2連戦の2日目はドリーム、ツインの2大タイトルマッチが組まれ、メインではPACの保持するドリーム王座にシュンが挑戦、序盤こそPACがシュンの力量を試すようにリストロック、ヘッドシザース、マッチアップと仕掛け、シュンも懸命に喰らいついたが、PACが重いエルボーから場外戦を仕掛けると客席に叩きつけ、リングに戻ってPACが串刺し狙いはシュンが迎撃も、ムーンサルトアタック狙いはPACが阻止して雪崩式バックドロップ、後頭部にストンピングの連打、ソバットからミドルキック、サイドからフロントキック、串刺しミドルを連打と先手を奪う。

 PACが容赦ないエルボーに対して、シュンが譲らず打ち返してから旋回式クロスボディーを浴びせ場外に逃れたPACに三角飛びプランチャを発射、リングに戻ると串刺しバイシクルキックからミサイルキック、ブラスターとやっと流れを変えたに見えたが、スカイウォーカームーンサルトはPACが反対側のコーナーまで転がって逃れ、シュンがスライディングキックからスワンダイブボディープレスを投下するが自爆してしまう。

 PACはその場飛びシューティングスターから、トップコーナーからの雪崩式ブレーンバスターを敢行、ブラックアローを狙うが、シュンは場外へ逃れると、PACはコーナーからムーンサルトアタックを発射する。

 リングに戻るとシュンがバイシクルキックから突進、PACがソバットで迎撃もシュンが丸め込みを連発、だがキックアウトしたPACはラリアットを浴びせ、エルボーのラリーからシュンが連打、しかし突進はかわしたPACが大中西ジャーマンで投げる。

 PACは再びブラックアローを狙うが、追いかけたシュンが雪崩式スパニッシュフライからスカイウォーカームーンサルトを投下も、カウント2でキックアウトされ、それでもシュンはバイシクルキックからムーンサルトダブルニーを連発、変形のジャックナイフ式エビ固めからアシュラ、そしてスカイウォーカームーンサルトを投下するが、PACが剣山で迎撃してからムーンサルトダブルニー、ブラックアローで3カウントを奪い王座を完勝で防衛した。

 試合後はPACがシュンは「ヤングボーイ」と詰ってから去り、セコンドの望月もシュンに激を飛ばしつつ「ガンバレよ」と励まして締めを任し、シュンは悔しさを露わにして大会を締めくくった。

 内容的にもシュンの完敗、先手を奪うべきところを先にPACに奪われ、そのままズルズルとペース握られたままで試合が進んでしまった。だが世界のPAC相手に大健闘であり、勢いで頂点を取れるほど甘くないというものを知っただけでも、シュンにとっては最大の成果だった。


 セミファイナルのツインゲート選手権は、挑戦者のKAI組がドロップキックで奇襲をかけ、U-Tがいきなり清水をBienllaveで捕らえにかかる。しかし場外戦で流れを変えたビックBenはU-Tを捕らえてリードを奪い集中攻撃を浴びせる。

 清水はパワーボムを狙うがU-Tはウラカンラナで切り返して、やっとKAIに交代、KAIはBen-Kにフランケンシュタイナーからドロップキックで場外へ追いやり、U-TとKAIでビックBenにトペの波状攻撃、リングに戻ったKAIはジャンピングハイキック、ブレーンバスター、延髄斬りとBen-Kを攻め込む。

 U-Tvs清水になるが、清水がエアプレーンスピンからバックフリップも、アバランシュホールド狙いはU-Tがコブラツイストで捕獲してグランドコブラへと移行、これで勢いに乗った挑戦者組は合体攻撃の連打で清水を追い詰めるが、、Ben-Kがスピアーでカットに入り、Ben-KはU-Tにバックドロップからミサイルキックを発射する。

 Ben-Kは雪崩式狙うが、KAIがカットに入り、U-Tと共にダイビングクロスボディーインパクトを決め、KAIがサンダーファイヤーパワーボム、U-Tはサムソンクラッチで続いて突進すると、Ben-Kがスピアーで迎撃を狙うが、U-TはBienllaveで捕獲する。

 しかし清水がカットに入りラストジャーマンで投げると、KAIとラリアット合戦を制して、Ben-Kがミサイルキックから合体砲丸投げスラムを決めるが、U-Tが間一髪カットに入る。

 そしてBen-KはU-TにBen-KクラッシュからBen-Kボムを狙うが、U-TがDDTで切り返し、清水が突進もU-Tはカサドーラ、清水がラリアットから砲丸投げスラムはU-Tがベルフォラールで丸め込む、だがビックBenは合体ポップアップ式スピアーを決めると、Ben-KのBen-Kボムから清水の砲丸投げスラムの波状攻撃で3カウントを奪い王座を防衛。

 試合後も勝ち誇るビックBenはセコンドに着かなかったEitaに「ビックBenはREDに必要だろう」と迫るが、Eitaは「勝とうが負けようが関係ない、足を引っ張るようなら追放したっていい」と突き放し、何度勝とうが戦力外であることには変わらないことを示した。

 R.E.DはビックBenとEita派(Eita、PAC、神田、吉田)と二派に別れ、亀裂の修復の可能性はゼロに等しい状態になっている。7日の後楽園では4ユニットによる8人タッグ4WAYが組まれているが、ここで一気に暴発するのか・・・


 また第3試合の石田vs吉田は、石田が勝てばMaxiMuMがトライアングル王座に挑戦、敗れればMaxiMuMはトライアングル王座1年間挑戦禁止をかけての対戦となり、先入場の石田は後入場の吉田を襲撃して先手を奪うが、吉田が地獄突きで流れを変えた吉田はラフで反撃、キックなど打撃で攻める石田に対し、吉田はパワーボムからダイビングエルボードロップ、ファイヤーサンダーと畳みかけるが、サイバーボムを狙いは、石田がフランケンシュタイナーで切り返し、吉田は首固めから十字固めも、突進したところで石田が首固めで3カウントを奪い、これでMaxiMuMが土井吉&石田でトライアングル王座に挑戦することになり、3月21日の和歌山での選手権が決定する。


 第4試合では土井&キッドがヒョウ&吉岡と対戦、土井とキッドは相変わらず微妙な関係も、チームワークを優先して試合を進め、最後はヒョウがあわやの場面を作ったが土井がバカタレスライディングキックで勝利も、試合後はキッドの呼びかけに土井は応じず去っていった。

 R.E,Dは二派に分かれ、MaxiMuMは土井とキッドの個人同士と亀裂が生じているが、一番マシななのは案外MaxiMuMか、だが土井自身が元気がないのも確か、ここは一歩引かずに積極的に出て欲しいが・・・

伊賀プロレス通信24時

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