オーエンズがジュースを降す波乱!石井と永田が"ど真ん中"で激闘!NEW JAPAN CUP 2019開幕!


3月8日 新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2019」後楽園ホール 1688人満員

(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 20分1本勝負>

バットラック・ファレ ヒクレオ ○石森太二(6分53秒 片エビ固め) ウィル・オスプレイ マイキー・ニコルス ×ロッキー・ロメロ

※ブラディークロス


<第2試合 20分1本勝負>

鈴木みのる ランス・アーチャー ○デイビーボーイ・スミスJr.(8分11秒 エビ固め)小島聡 ×トーア・ヘナーレ 矢野通

※ブルドックボム


<第3試合 20分1本勝負>

EVIL ○BUSHI(5分8秒 片エビ固め)ザック・セイバーJr. ×TAKAみちのく

※MX


<第4試合 20分1本勝負>

内藤哲也 SANADA ○鷹木信悟(10分25秒 片エビ固め)飯伏幸太 後藤洋央紀 ×SHO

※ラスト・オブ・ドラゴン 


<第5試合 20分1本勝負>

棚橋弘至 ○オカダ・カズチカ 真壁刀義 天山広吉(12分27秒 片エビ固め)×海野翔太 マイケル・エルガン コルト・カバナ 田口隆祐

※レインメーカー


<第6試合 「NEW JAPAN CUP 2019」1回戦 時間無制限1本勝負>

○YOSHI-HASHI(12分26秒 バタフライロック)×中西学


<第7試合 「NEW JAPAN CUP 2019」1回戦 時間無制限1本勝負>

○タイチ(17分54秒 聖帝十字陵)×本間朋晃


<第8試合  「NEW JAPAN CUP 2019」1回戦 時間無制限1本勝負>

○チェーズ・オーエンズ(24分36秒 エビ固め)×ジュース・ロビンソン

※パッケージドライバー


<第9試合  「NEW JAPAN CUP 2019」1回戦 時間無制限1本勝負>

○石井智宏(21分34秒 片エビ固め)×永田裕志

※垂直落下式ブレーンバスター


 新日本の"春の本場所”「NEW JAPAN CUP 2019」が開幕、メインでは1月5日から遺恨が勃発している永田と石井が対戦。

 ロックアップ、リストロックの攻防から、永田がフロントネックロック、、石井がロープへ押し込むと、永田がビンタからエルボーの連打を放ち、、石井はショルダーに対して、永田はビックブーツで応戦、永田はバックマウントからグラウンドへ持ち込み脇固めへ捕らえ、ストンピングからサッカーボールキックを浴びせる。

 意地で石井は立ち上がると、永田はエルボーの連打も、石井は頭突きの連打、逆水平で応戦するが、永田も受けきってエルボーの連打も、石井も受けきって天龍コンポで応戦、石井は串刺し狙いも永田はキチンシンクで迎撃し、胸板へ鋭いローキックの連打を浴びせる。

 永田はビックブーツからエクスプロイダーを狙うが、石井が堪えるが、永田はカウンターのスロイダーで投げ、白目式腕固め狙うも、石井は逃れてエルボー合戦に持ち込み、永田が連打からビックブーツ、しかしもう一発は石井がパワースラムを決め、永田の串刺し狙いをショルダーで弾き、永田の胸板へローキックを浴びせてから逆水平に対し、永田はミドルキックで応戦する。

 永田はミドルの連打も、石井は受けきりエルボー一閃して永田はダウン、石井はブレーンバスター狙いも永田はネックスクリューで切り返すが、雪崩式エクスプロイダー狙いは石井が下へ潜ってパワーボムで叩きつけ、串刺しラリアットから雪崩式ブレーンバスターで投げる。

 石井はエルボー、後頭部ラリアットからリキラリアットを狙うが、永田が白目式腕固めで切り返し、逃れた石井の右腕に永田は腕めがけてローキックの連打からショルダーアームブリーカー!タイナーから、雪崩式エクスプロイダー、垂直落下式ブレーンバスターと畳みかける。

 永田はバックドロップを狙うが、石井が堪えると、突進する永田に石井はラリアットからジャーマンで投げれば、永田はエクスプロイダーから大車輪キックで応戦、だが石井はラリアットで応戦で両者ダウンとなる。

 起き上がった両者はビンタ合戦となり、永田が連打も、石井は左右エルボーで返せば、永田が鋭いエルボーで石井ダウン、しかしミドルキックは石井がキャッチして顎めがけて頭突きを浴びせ、リキラリアット狙いは永田はビックブーツでブロックも、石井は左でのローリングラリアットからリキラリアットを炸裂させるが、ビンタをかわした永田がバックドロップで投げ、大中西ジャーマンからジャスティスミドルキック、ビンタ合戦から永田がキチンシンクを浴びせる。

 永田は膝のサポーターをずらして生膝ニー狙うが、石井がリキラリアットを浴びせ、永田は生膝ミドルで返すが、石井は延髄斬り、スライディングラリアット、垂直落下式ブレーンバスターと畳みかけて3カウントを奪い1回戦を突破した。

 この二人の戦いは本来なら2月に開催されたアメリカ大会で実現するはずだったが、日本人勢が渡米できなったため、NJCまでズレこんでしまった。この二人の戦いをアメリカのファンが見たらどう反応するだろうか、WWEの関係者らが見ていたら二人の攻防を「クレージー」だと言っていたと思うし、アメリカでも大いに揺るがせていたと思う。

 試合後には石井が氷嚢の水をかけて永田を激励し、バックステージでは普段ノーコメントの石井が「50でも心入れ替えれば遅くはない。43のグリーンボーイからのメッセージだ」とエールを送っていたが、先輩である獣神サンダー・ライガーが引退を表明したことで、同じ50代である永田も引退という言葉がよぎったと思う、しかし久しぶりにメインで登場した永田は敗れはしたが、ミスターIWGPと言われた頃の永田に戻っていた、石井の師匠である天龍源一郎も50代でIWGPヘビー級王座を奪取した。永田裕志も新日本プロレスのミスタープロレス、まだまだ充分にやれるというものを見せつけた。


 セミファイナルのジュースvsオーエンズは、フィンガーロックを狙うジュースをオーエンズは場外へ逃れ、攻撃を狙ったところでロープに逃れるなど、インサイドワークを駆使してジュースを焦らす。

 エルボードロップを自爆したオーエンズに、ジュースが何度も突き飛ばすとオーエンズが唾を吐き、怒ったジュースが倒してエルボーの連打、しかし場外戦もオーエンズが鉄柵めがけて河津落としを敢行すると、リングに戻ってコーナーに踏みつけからブレーンバスター、串刺し逆水平、腰へのエルボー、コーナーへ叩きつけてからナックルと攻め込み、ジュースもボディーエルボーから頭突きもで反撃するが、突進するとオーエンズはスリーパーで絞めあげる。

 ジュースは背負い投げで逃れバックドロップで投げ、オーエンズが打撃の連打も、ジュースはソバットからフェースクラッシャー、セントーンで攻め込み、オーエンズはロープを使ってスタンガンも、ジュースはフラップジャックからラリアット、串刺しラリアットからキャノンボールを狙うが、オーエンズはショルダースルーで場外へ出す。

 場外でオーエンズがパッケージドライバーを狙うが、ジュースが鉄柵に押し込んで阻止し、鉄柵攻撃からキャノンボールはオーエンズがトラースキックで迎撃し、鉄柵めがけてブレーンバスターで投げ、リングに戻ってトランスレイブからプリンスズスロウンも、不時着したジュースはスピンキックを浴びせる。

 ジュースはジャブの連打からナックルを放つが、オーエンズはヘッドロックからバイシクルキック、フォアアーム、ワンハンドバックブリーカー、ブレーンバスターから前へ投げてトラースキックと畳みかけ、パッケージドライバー狙うが、ジュースがエプロンへリバースしてからナックルを一閃し、場外に落ちたオーエンズにプランチャ、エプロンからキャノンボールと畳みかける。

 オーエンズも鉄柵へ叩きつけ、場外マットを剥がして床へのパッケージドライバー狙うが、ジュースはリバースし、両者はリングへ戻って、ジュースはコーナーに座り込んだオーエンズにキャノンボールからダイビングクロスボディーを狙うと、オーエンズはかわしてプリンスズスロウンを決め、パッケージドライバーはジュースがリバースしながらエビ固めに対してオーエンズも丸め込み、足をロープに引っ掛けてのエディ・ゲレロ式エビ固めや、ロープを掴んだままのエビ固めで丸め込むが、海野レフェリーがしっかりチェックしていたためカウントは入らない。

 ジュースはパルプフリクションを狙うが、叩きつけて阻止したオーエンズはニーからラリアットと畳みかけて、最後はパッケージドライバーで3カウントを奪い勝利、BULLET CLUBでは脇役的ポジションであるオーエンズが本来の持ち味であるスニーキーさをフルに発揮、見事に勝利に繋げた。

  タイチvs本間は、本間の小こけしが自爆すると、タイチがすかさずバスソーキックを浴びせ、古傷である首にダメージが来たのか、本間は立ち上がることが出来ない。

 本間は場外へ逃れるも、タイチは容赦なく首にイス攻撃を浴びせ、リングに戻ってもまだ起き上がれない本間にチンロック、ストンピングで挑発し、本間がやっと立ち上がってエルボーも威力がない。

 タイチがミドルキックに対し、本間はビンタで反撃し逆水平、串刺しフォアアームからフェースクラッシャーを決め、本間は小こけし、ブレーンバスターと畳みかけるが、こけし落とし狙いはタイチが不時着してスピンキックを浴びせ、串刺しジャンピングハイキック、ビックブーツ、ジャンピングハイキックと畳みかけた後で、ステップキックからタイチ式ラストライド狙うが、本間が必死でリバースする。

 ラリアットは相打ちも、本間がラリアットからこけし落としで突き刺し、セカンドロープからこけしはカウント2でキックアウトされるも、今度はトップロープから狙うがタイチがレフェリーを盾にしてから阻止してからジャンピングハイキックを浴びせ、雪崩式ブラックメフィストを狙うが、本間が雪崩式回転エビ固めで切り返す。

 本間はスライディングこけしロケットを炸裂させるが、起こそうとするとタイチが下からキック、ジャンピングハイキックから、後頭部ラリアットも本間はターメリッククラッチで切り返すが、、タイチはアックスボンバーから川田利明譲りのストレッチプラムこと聖帝十字陵で捕獲、本間が逃れてもデンジャラスバックドロップで投げてから聖帝十字陵で捕獲してねじ上げ、本間は無念のギブアップでタイチが1回戦を突破した。

 試合後は本間に声をかけた後でタイチが去り、タイチは全日本プロレス時代のことを振り返りつつ、「できんじゃねえか!最初からやれ!」と激を飛ばしたが、二人は武藤敬司体制の全日本プロレス出身だが、互いに途中から全日本から抜けて、再び新日本に辿りついた仲、タイチにしても敵対はしているが、同じ釜の飯を食ってきた本間の存在は気にかけていたのだろう。タイチが激を飛ばしていたとおり、敗れはしたが復帰してからの本間は首の調子を気にしていたせいもあって、動きに重々しさを感じていたが、今回は今まで以上に動けていた。「できんじゃねえか!最初からやれ!」と言ったとおり、本間もようやく調子が上向くきっかけ出来たのではないだろうか…

 中西vsYOSHI-HASHIは、中西をエプロンに誘い込んだYOSHI-HASHIがロープ越しのドラゴンスクリューから足攻めでリードを奪うが、突進したところで中西が水車落としで投げ、逆水平の連打、串刺しラリアットの連打を浴びせるも、野人ダンスからラリアットはYOSHI-HASHIがフロントキックで迎撃する。

 YOSHI-HASHIはバックを奪い、コーナーに潰した中西は串刺しラリアットも、かわしたYOSHI-HASHIは低空ドロップキック、ヘッドハンターからスワントーンボムを狙うが、中西が起き上がり雪崩式ブレーンバスターで投げる。


 YOSHI-HASHIが場外へ逃れるも、中西が野人プランチャを発射、リングに戻って野人ダイビングクロスボディー、久々のヘラクレスカッター決まってカバーも、決まる前にYOSHI-HASHIがレフェリーを掴んでノドを絞めたため、レフェリーが一瞬うずくまってしまい、カウントが入らない。

 中西はビンタからジャーマン狙うが、YOSHI-HASHIがロープを掴んで阻止するとがしゃちほこラリアット連発、しかし中西が倒れない中西は野人スピアーを浴びせ、アルゼンチンバックブリーカーを狙うが、切り返したYOSHI-HASHIがバタフライロックで捕獲、中西は持ち上げて逃れたが、YOSHI-HASHIはトラースキックから顔面へダブルニーを浴びせ、再びバタフライロックで捕獲し中西はギブアップ。YOSHI-HASHIが2回戦を突破も中西はアンラッキーに泣かされてしまった。



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