10月2日 DRAGON GATE「THE GATE OF VICTORY 2018」後楽園ホール 1777人超満員札止め
(写真はDRAGON GATE公式、試合内容はhttps://twitter.com/igapro24より)
<第1試合 20分1本勝負>
○Kzy 横須賀ススム "brother"YASSHI(12分19秒 片エビ固め)問題龍 ×箕浦康太 大和ヒロシ
※ランニングエルボースマッシュ
<第2試合 20分1本勝負>
斎藤了 ○ドン・フジイ(7分16秒 外道クラッチ)堀口元気 ×Gamma
<第3試合 30分1本勝負>
○KAI(6分3秒 片エビ固め)×パンチ富永
※メテオインパクト
<第4試合 30分1本勝負>
YAMATO Kagetora ヨースケ・サンタマリア ○U-T(14分36秒 Bienllave)望月成晃 シュン・スカイウォーカー ×ワタナベヒョウ 吉岡勇紀
<第5試合 30分1本勝負>
神田裕之 ○吉田隆司 KAZMA SAKAMOTO(10分31秒 エビ固め)ジェイソン・リー ドラゴン・キッド ×石田凱士
※サイバーボム
<第6試合 45分1本勝負>
吉野正人 ○土井成樹(11分15秒 片エビ固め)×ビックR清水 Ben-K
※バカタレスライディングキック
<第7試合 DRAGON GATE FINAL in TOKYO 60分1本勝負>
Eita ○PAC(19分35秒 片エビ固め)×鷹木信悟 B×Bハルク
※レッドアロー
今回の後楽園大会はANTIASがREDになったことで、退団する10・7博多まで期間限定でベビーターンした鷹木が、険悪の仲とされるハルクと組んで、Eita率いるREDと対戦も、EitaはKAZMAに次ぐ第三のXを用意したと予告、Xは誰なのかも注目され、土井がXなのではと本命視されていた。
その土井は吉野との土井吉コンビでビックBenと対戦、先入場の土井吉は後入場のビックBenを襲撃して試合開始、イス攻撃で痛めつてからBen-Kを連係で捕らえるが、清水がパワー全開で盛り返し、Ben-Kと共に吉野を捕らえにかかる。
しかし今回の土井吉は吉野がランニング張り手、清水のネックハンキングボム対て土井も張り手を浴びせるなど、華麗さではなく厳しい攻めでリードを奪い、Ben-Kの吉野に雪崩式ブレーンバスター狙いも、土井が入ってスリングブレイド&パワーボムの合体技、清水が土井に砲丸投げスラムを狙うも、吉野がドロップキックから土井が十字架固めと土井吉連係で押しまくり、最後は吉野のトルベジーノから土井がバカタレスライディングキックで3カウントを奪い勝利、試合後も土井がビックBenを詰った後で、SNSで自分を裏切ることを予想したファンに怒りを露わにして、吉野との絆を確かめ合う。
そして注目のメインは後入場のEitaが登場してXを呼び込み、会場内が暗転して照明が点くと、鷹木&ハルクの背後から、WWEを退団していたネヴィルことPACが襲撃をかけ、鷹木やハルクが戸惑う中で試合が開始となってしまう。
EitaとPACは連係で鷹木を捕らえるが、コーナーにバク宙したPACを鷹木が背後からバンピングボンバーを浴びせ、ハルクとの連係でEitaを捕らえるも、清水が介入すると、場外戦となってREDがハルクを袋叩きしてからEitaがイス盛りの上へのブレーンバスターを敢行、たまりかねたYAMATOは救出に駆けつけREDと乱闘となるが、リング内ではEitaとPACがハルクを捕らえて徹底的に痛めつける。
ニールキックで反撃したハルクは鷹木に交代、鷹木はPACにデスバレーボムからバンピングボンバー、水を噴射するEitaにもグーパンチを浴びせ、ネックスクリューからハルクとのダブルインパクト狙いはEitaが阻止し、PACはコーナーのハルクに雪崩式狙いはハルクがパワーボム狙いもPACは着地、ハルクは多彩なキックからその場飛びサマーソルトドロップ、鷹木とハルクが連係でPACを捕らえ、ハルクはEitaにスピンキックを浴びせる。
しかしEitaとPACが連係でハルクを捕らえ、Eitaを踏み台にしたPACがカンクントルネード、ダブルトラースキックが決まるも、カットした鷹木は二人に両腕バンピングボンバーからハルクと共に雄叫びを挙げ、トレイン攻撃からニールキックインパクト、そして鷹木がバンピングボンバーを狙うが神田がボックスで一撃する。
鷹木がボックスを奪うが捨てると、Eitaがレフェリーと交錯させ、Eitaが急所蹴りからREDが総攻撃をかけ清水が砲丸投げスラム、Eitaがトラースキックの連発、そしてPACがレッドアローを投下して3カウントを奪い、REDが勝利、鷹木は最後の後楽園を勝利で飾れなかった。
試合後はPACが吉野、土井、YAMATO、ハルクに宣戦布告してDRAGON GATE制圧を宣言すると、YAMATO率いるTRIBE VANGUARDだけでなく、土井吉のMaxiMuM、KzyのNATURAL VIBESも駆けつけてREDと一食触発となる。
そこで八木隆行本部長が11・6後楽園で4ユニットによる4WAYでの6人タッグ戦を開催することを発表、メンバーもTRIBE VANGUARDはYAMATO&ハルク&フラミータ、MaxiMuMは吉野&土井&ジェイソン、NATURAL VIBESはKzy&ススム&堀口、REDは清水&Ben-K&PACを選抜、Eitaはキッドにを襲撃すると、キッドは11・6後楽園でデビューする愛弟子であるドラゴン・ダイヤと組んでEita&神田を迎撃することことになった。
各ユニットが退場後、YAMATOは同期のよしみで鷹木とハルクに「揉めるなよ」と釘を刺して締めを任せるが、鷹木とハルクはやっぱり口論となり、鷹木はノーサイドと見せかけてハルクにバンピングボンバーを浴びせて強引に大会を締めくくった。
まず驚いたのはEitaの用意したXでファンは土井、自分はCIMAを本命視していたが、PACがここで来るとは思っても見なかった。PACは2012年の7月にDRAGON GATEを卒業してからはWWEに転出、NXTではNXT王座を奪取して一軍に昇格も、今後の起用法を巡ってWWE側と対立、今年になって解雇に近い形でWWEを去り、去就が注目されていた。PACも新日本プロレスに参戦経験があり、新日本がジュニアタッグリーグを控えていたのもあって新日本を選択するかと思っていたが、古巣のDRAGON GATEを選択するとは予想外だった。
PACがYAMATO、ハルク、土井吉を名指しして挑発し、DRAGON GATE制圧を宣言すると、各選手だけでなくKzyまで駆けつけてPACを挑発したが、各選手がメジャーリーグ帰りのPACに興味を抱いている証でもあり、サプライズ的でもあったがPACの参戦がDRAGON GATEに大きな波紋を起こしたことで、REDだけでなくPACの動向にも注目だと思う。
そして締めを鷹木とハルクに任せれられたが、やっぱり口論となって鷹木が強引な形で締めくくった。二人はNOAHのGHCジュニアタッグ王者にまでなった仲だが、まだ過去にこだわるハルクと、もう前へ向けて走り出した鷹木との生き方の差が出たのか、10・7博多ではシングルで対戦するも、最後は笑って終わることが出来るのだろうか…
0コメント