10月24日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2018 UPDRAFT」後楽園ホール 964人
(アピール、コメント、写真などはプロレス格闘技DX非会員版より>
<第1試合 30分1本勝負>
○河野真幸 アレハンドロ 納谷幸男 一 MAZADA(10分31秒 腕ひしぎ逆十字固め)タナカ岩石 ×本田竜輝 土方隆司 エル・イン・デル・パンデーラ 三富政行
<第2試合 WRESTLE-1vs#STRONG HEARTS 対抗戦 30分1本勝負>
○T-Hawk エル・リンダマン トアン・イーナン(9分50秒 片エビ固め)児玉裕輔 羆嵐 ×新井健一郎
※ケルベロス
<第3試合 30分1本勝負>
○木村花 朱崇花(13分4秒 片エビ固め)コマンド・ボリショイ ×才木玲佳
※変型みちのくドライバー
<第4試合 30分1本勝負>
○アンディ・ウー 丸藤正道(8分57秒 エビ固め)カズ・ハヤシ ×佐藤嗣崇
※飛鴻
<第5試合 WRESTLE-1vs#STRONG HEARTS対抗戦 30分1本勝負>
○CIMA(9分42秒 エビ固め)×頓所隼
※メテオラ
【試合後のCIMA】
※T-Hawk、リンダマン、山村、イーナンを引き連れてコメントブースに現れると CIMA「日曜日に両国で大きい大会あったけど、リング上でも言ったように、それはそれ、これはこれ。まあ、今日はトンドコロとやったけど、彼がどんなプロレス人生を歩んできたのか、俺は知らんけど、俺が関わった以上は、自分が関わって『なんだこれ、つまらないな』、『おもろないな。なんや、STRONG HEARTSって』と思われたら、俺らは上海から出られへんのや。せっかく2時間で来れる距離で近いのによ。月1回、W-1、それからDDTに呼んでもらってるんやから、俺らは大いに使って帰してくれや。今日、初めて今までやってた連中と違うグループ…児玉選手とか、チャンピオンとかいたやろ? メインイベントで同じチームとあれやったら勝負しようやないか。ホンマによ、W-1は最初キッカケがあって、俺ら土足で6月に乗り込んだんや。6、7、8、9、10、来月で半年や。ひとつの成果出したる。だからよ、祭日や、友達連れて来い。俺らもアメリカから友達連れ来るからよ。全員崖っぷちや。W-1も崖っぷちや。賛否両論たくさんあるやろ。構わん構わん。全部ぶつけてこい。だからこそ面白いんや。でもな、トンドコロ。お前、来月は必ずCIMAと組んで、誰が対戦相手でも、2ヵ月連続お前が一番注目される大会にするからな。俺はそういう試合でW-1を必ず盛り上げるけどよ、ゲームマッチ、頼むぞ」
T-Hawk「任してください。今、試合はもちろんマイクもキレッキレ。おい、リンダ。なんだ俺たちの対戦相手は。いいか? お前ら随分と悪ぶっているようだけど、俺らもそれなりに心得があるんだよ。目には目を歯には歯を。俺たちもこのリングに覚悟を持って上がってんだ。そこを忘れるな」 CIMA「リンダ、なんかあるか?」
リンダマン「まあ、そういうことだ。キッチリリング上は動き回って、マイクは喋り倒して、STRONG HEARTS、ドンドンドンドンアピールしていきましょうよ。よろしく」
CIMA「山村もよ、今はストレスかもわからんけどよ」
山村「メッチャストレスです」
CIMA「これを見て見て見て見て、刺激を受けまくって。帰ってきた時には一気にバゴーンっていったってくれよ」
山村「行きますよ、本当にもう」
CIMA「お前、即戦力期待してるからな。無理だけするなよ。おい、W-1。STRONG HEARTSを排除できるもんやったら、排除してみろや!」
<第6試合 WRESTLE-1タッグチャンピオンシップ&WRESTLE-1 TAG LEAGUE 2018優勝決定戦 時間無制限1本勝負>
【第16代王者組/Bブロック1位】近藤修司 ○土肥孝司(21分37秒 片エビ固め)【挑戦者組/Aブロック1位】征矢学 ×稲葉大樹
※垂直落下式ブレーンバスター
☆近藤&土肥がWRESTLE-1 TAG LEAGUE 2018優勝と共に2度目の防衛に成功。
<第7試合 WRESTLE-1チャンピオンシップ 60分1本勝負>
【第13代王者】○芦野祥太郎(15分45秒 体固め)【挑戦者】×ペガソ・イルミナル
※Tボーンスープレックス
☆芦野が2度目の防衛に成功
【芦野の話】「2回目の防衛ですね。ペガソ、お前から挑戦したいって言ってきたんだよな? それであれか? 資格ねえよ、メインの。W-1を舐めてんのか? W-1のメインのリングに上がる資格もねえし、もうW-1のリングに上がる資格すらない。舐めんなよ、プロレスを。今よ、プロレスラーもどきみたいのがいっぱいいるけどよ、舐めたことやってると死ぬぞ、本当に。俺らは仕事でやってんじゃねえんだよ。命懸けて、子供の頃からの夢でみんなやってんだよ。どうしてもやりたいことやってんだよ。それで死にたくねえよ。お客さんに喜び届けるのが俺らの仕事なんだ。怪我するとか、もうそんな全然、門前払いですよ。本当に一から、ゼロから…何ならよ、プロレス辞めちまえ。それぐらいだよ。俺、人と試合をして、こんな感情になったこと、今までないです。初めての感情、これはもう。ありえない。資格ない。まあ、いいや。あいつのことはこれぐらいでいいや。もうそんなことよりも、今はSTRONG HEARTS。来月、ガイジンを連れてくる? 何人でも連れて来い。10人、20人連れて来い。どうせ出来の悪いヤツらだろ? 飛ぶしか能のねえヤツらだろ? 連れて来い。全員投げて、極めて、俺が勝ってやるから。Enfants Terriblesも舐められてるしよ、W-1も舐められてるよ。名前を変えろ? ふざけんじゃねえよ。ここはよ、DRAGON GATEじゃねえんだ。W-1だよ。W-1のプロレスをやってもらいます。以上」
10・8ススキノでCIMAに一騎打ちを要求していた頓所に対し、条件付で受諾したCIMAは開始前に条件を公開すると、頓所が負けたら「トンドコロジュン」に変更することを要求、頓所は受けるが社長であるカズが抗議、この結果CIMAのみ2カウントフォール、ノーロープエスケープというハンデが課せられることになった。
館内は改名を歓迎するかのように”トンドコロ"コール、試合は頓所が丸め込みで2カウント奪うが、CIMAはコーナーバックルを外し、バックルで腹を殴打、徹底したボディー攻めで頓所のスタミナを奪う。頓所もミサイルキックで活路を見出し、トラーースキックからドラゴンスープレックスを狙うが、逃れたCIMAはDDTの竹下幸之介同様、剥き出しコーナーにヘッドシザースドロップで叩きつけ、パーフェクトドライバー、丸め込みで喰らいつく頓所にバックドロップからメテオラで3カウントを奪い完勝、要求通りに頓所はリングネームをトンドコロジュンに改名させられてしまうが、試合後にCIMAがトンドコロの健闘を称えて11・23後楽園でタッグ結成を呼びかけ、トンドコロも承諾する。
CIMAの狙いはトンドコロを自軍へと引き入れることだったのだろうが、トンドコロにしてもCIMAと組むことで一皮剥けるチャンスなのかもしれない。
メインのWRESTLE-1チャンピオンシップは、挑戦者のペガソがトペスイシーダやトルニージョで攻め込むも、場外戦を仕掛けた芦野が足攻めでリードを奪う。終盤には芦野がアンクルロックで捕獲して追い詰めるが、逃れたペガソは延髄斬り、スーパーキック、フィッシャーマンズドライバー、ファイナルカットと猛反撃してファイヤーバードスプラッシュも、剣山で迎撃した芦野はアンクルロックで捕獲する。
ペガソは芦野から1度フォールを奪った技であるホワイトホースで丸め込むが、キックアウトした芦野はジャーマンを連発してからTボーンスープレックスで3カウントを奪い、王座を完勝で防衛した。
試合後に芦野はペガソをさっさと退場させると、「おい、1つ言っていいか。今日、俺は防衛したよ。でもよ、Enfants Terriblesは負けたよ。チームとして負けたからよ、次やらせろよ。STRONG HEARTSと。おい、CIMA。お前、マイク長えんだよ。延長料金を誰が払うんだ? W-1が払うんだよ。お客さんも明日仕事とだよ。早く帰りてえんだ。お前らのマイクが長えんだ、ボケが、来月、Enfants TerriblesとSTRONG HEARTSの全面対抗戦、観に来たいヤツ、11月23日、後楽園、集合。以上です」とCIMAに対して宣戦布告、11月23日の後楽園大会でENFANTS TERIRIBLESvsSTRONG HEARTSの全面対抗戦をアピールした。
王者の芦野はWRESTLE-1 GPでは黒潮"イケメン"二郎、土肥、征矢は2度に渡って破り、新鋭のペガソも破った以上、挑戦者も不在、矛先は消去法でSTRONG HEARTSに向けるしかなかったが、芦野にしても、外敵であるCIMAに美味しいところを持っていかれる現状には納得し難いのも事実だと思う。ようやくvsSTRONG HEARTSにWRESTLE-1の強さの象徴である芦野が重い腰を挙げたが、誰を挑戦者に選ぶのか、CIMAなのか、T-Hawkなのか…?
タッグリーグ優勝決定戦は近藤&土肥の保持するタッグチャンピオンシップもかけられ、挑戦者組となった征矢&稲葉が近藤を合体技の連打で追い詰め、征矢が奥の手であるパッケージドライバーを決めるも、土肥が懸命にカット、終盤には土肥が稲葉にパワーボムからラリアットを狙うが、ガードした稲葉は卍固めで捕獲。土肥が逃れてもブルーサンダーからラリアット、サイドバスターと畳みかけるも、卍固めは土肥が担いでバックフリップで叩きつけると、ラリアットの連発から垂直落下式ブレーンバスターで3カウントを奪い王座を防衛と同時に優勝を果たした。
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