RIZINにとってドリームなのか?メイウェザーvs那須川が大晦日に実現!


プロボクシングで5階級制覇を達成したフロイド・メイウェザーJrが、12月31日に開催されるRIZIN さいたまスーパーアリーナ大会に参戦し、格闘家の那須川天心と対戦することが発表、会見が開かれた。メイウェザーが日本で試合をするには初めてだという。 


 メイウェザーは1996年にアトランタオリンピックに出場して銅メダルを獲得後にプロに転向、WBCやWBA、IBFのスーパーフェザー、ライト、スーパーライト、ウェルター、スーパー・ウェルター級など5階級を制覇、WWE「レッスルマニア24」にも登場してビック・ショーとも対戦して勝利、2017年8月にはUFCのライト級王者だったコナー・マクレガーともボクシングで対戦しTKO勝利を収めた。


 これを聴いた時は、こんな大物を現在のRIZINで扱えるのかということ、11・3新日本プロレス大阪大会で蝶野正洋が「スーパースターはどこいっても食い荒らすだけだ。政治力が強いから。」と警告したとおり、いくらギャラを用意できても、主導権はメイウェザーにある。ルールもこれから調整するというが、アントニオ猪木vsモハメド・アリ戦の前例もあることから、メイウェザー次第では直前になってルールを変えてくる可能性も否定出来ず、またメイウェザークラスとなるとスタッフと称する取り巻き達も従えて来ることも必至なことから、ギャラ以上に莫大な経費も要することは間違いないだろう。


  RIZINにしてもみれば大晦日に視聴率を取ればOKなのだろうが、ただメイウェザーはアリやマイク・タイソンと比べて日本での一般的な認知度が低いことから、どこまでメイウェザーの存在を日本にアピールできるか、RIZINにとっても、どう転ぼうがかなりのリスクを背負っての勝負となりそうだ。