WRESTLE-1騒乱!STRONG HEARTSに踊らされるENFANTS TERIRIBLES…

11月23日 WRESTLE-1「WRESTLE-1 TOUR 2018 AUTUMN BOUT」後楽園ホール 1206人


(アピール、コメント、写真などはプロレス格闘技DX非会員版より)

<第1試合 30分1本勝負>

○征矢学 稲葉大樹 タナカ岩石 一 本田竜舞(9分39秒 片エビ固め)河野真幸 土肥孝司 ×アレハンドロ 土方隆司 三富政行

※スパイクルックフォー


<第2試合 WRESTLE-1vs#STRONG HEARTS>

○近藤修司 エル・イホ・デル・パンデーラ MAZADA(9分25秒 片エビ固め)ザッカリー・ウェンツ デゾモンド・エグザビエ ×トレイ・ミゲル


<第3試合 30分1本勝負>

○黒潮"イケメン"二郎(9分33秒 片エビ固め)×佐藤嗣崇

※イケメンスラッシュ


【試合後のイケメン】 

イケメン「すいません。しょっぱかったですね、試合。やばいやばいやばい。難しい、プロレス。なんだこれ? でも、どうだろう? わからない。とにかく今、みんなに言いたいです。ただいま! あと1ヵ月はかかるかもしれないけど、最短の時間でベストコンディションをお客さんの前で披露して。やっぱりまだ全然ダメだ、正直。申し訳ないです。しょっぱい試合して申し訳ない。でも、W-1を変えるなんてことはもう言わないですね。だってもう変わっているから。W-1を引っ張るのは黒潮"イケメン"二郎、俺しかいません。フィニッシュ!」 

 ――新技については?  

イケメン「やってダメだなと思って。なかなか当たらねえし、最後もクリーンヒットとまではいかなかったんで。やってもうたな。まだまだ。でも、TAJIRIさんはバズソーキックを使っているし、俺もTAJIRIさんからプロレスを教わったんで。死ぬまでそれは引っ張りたい。だから、あの技をもっと世界に通用する技に俺は磨いていきたい」 

 ――足の状態は?  

イケメン「一応絶好調ですね。ただ、試合のブランクというものが思ったより出て。ちょっときつかったですね。あと、正直、試合前までは誰にも見せてなかったですけど、緊張しましたね。緊張したというのはもちろんいいわけにはならないけど、試合ってこんなにきつかったっけって感じですね。もうきつかった! 世界に通用するW-1のレスラーになるために、もっといろんなことを磨いていきたいと思います。。あと、カッコ悪いですけど、怖いですね。ムーンサルトプレスが俺は怖い。でも、どこかであの技で倒さなきゃいけない相手がいるんですよ、俺の中に。武藤敬司ですね。その人にムーンサルトプレスで勝つまでは、俺はムーンサルトプレスを密かに磨き続けます。今はイケメンスラッシュを。フィニッシュ」


<第4試合 30分1本勝負>

カス・ハヤシ ペガソ・イルミナル(11分10秒 無効試合)トントコロ隼 CIMA


(試合終了後)

CIMA「大変ながらくお待たせしました。STRONG HEARTSのW-1のスパイ。アレハンドロ…ではなく、よく見とくんや(謎の男がマスクを脱ぐ。正体は欠場中の吉岡だった。客席からはブーイングも飛ぶ。)」


吉岡「改めましてSTRONG HEARTSの吉岡世起だ、おい! 欠場してたなんて言わすなよ。俺がこのリングに戻ってきたからには、W-1のレスラー、そして観に来ているファンの皆様方に刺激を責任持ってぶち込んでやるから。覚悟しとけ!」


(STRONG HEARTSの面々がリングイン)

リンダ「さっそく今日のメインに俺、T-Hawk…Xはこの吉岡世起で行かせてもらうからよ」


(対戦するEnfants Terriblesのメンバーたちをリング上に呼び寄せ、挑発を受けてEnfants Terriblesも登場。)

芦野「STRONG HEARTSの方々、その人がスパイ? あまりにブーイングが無かったみたいだけど大丈夫かな? ちょっとそれが心配だけどな。メインでしっかり俺らはプロレスで見せるから」


リンダマン「お喋りしようぜ、おい(と追いすがり、帰っていく芦野たちに対し)延長料金の心配は今日はご無用だ。なぜなら俺たちマイクは長くても、今日の試合はサラッとEnfants Terriblesを料理するからよ」


【試合後のCIMA&吉岡&T-Hawk&リンダマン】

吉岡「改めまして、STRONG HEARTSの吉岡世起や。1年間ずっとよ、刺激がほしい、刺激がほしいって言ってたけど、ちゃんと刺激をくれたのは誰だよ? STRONG HEARTSだろ? STRONG HEARTSに入るのが一番刺激的なんだよ。それだけだよ、入った理由は」  

CIMA「まあな、どうなるのか。もう何でも好きなようにしたらええと思うから。メインイベント、アンファンなんたら。怒ってるなら怒れよ。怒れば怒るほど、俺らの思うつぼやからな。これがSTRONG HEARTSなんや。俺らのやり方で必ずW-1を制圧するからな。思いっきり暴れてくれよ」

T-Hawk「そういうことだ。おい、アンファン。お前らいつもスカしてるけどよ。そんなんじゃ俺たちにリングに入っている最中に置いてかれるぞ。俺たちは完全にスイッチ入ってんだ。なあ、リンダ?」

リンダマン「そういうことだ。今日のお前らは試合の中で俺たちに置いてけぼりにされるからよ。メインイベント、楽しみにしとけ」  

CIMA「スパイを入れるなら、フルメンバーが揃う今回しかなかったからよ。もう2度と見れるメンバーじゃないぞ。メインイベント楽しみにしとけ。こんなん言うたらあれやけどな、アンファン軍、俺たち全員忙しいんや」


 【トンドコロの話】「STRONG HEARTS! CIMA、それと吉岡世起。ふざけんなこの野郎。これでまた借りが増えたな」


<第5試合 30分1本勝負>

倉垣翼 ○米山香織(11分13秒 片エビ固め)×木村花 朱崇花

※ダイビング千豚♪


<第6試合 WRESTLE-1クルーザーディヴィジョンチャンピオンシップ 60分1本勝負>

【第12代王者】○児玉裕輔(11分5秒 片エビ固め)【挑戦者】アンディ・ウー

※マッドスプラッシュ

☆児玉が3度目の防衛に成功


<第7試合 30分1本勝負>

T-Hawk エル・リンダマン ○吉岡世起(18分14秒 クロスフィックス)芦野祥太郎 ×羆嵐 新井健一郎


(試合終了後)

T-Hawk「Enfants Terribles。特に芦野。お前、普段いつもスカしてスカして。いつもこれぐらい本気で来いよ!(芦野がリングに飛び込む)お前はW-1で1から2は作ったかもしれないけどな、俺たちは今、0から1を作ってるんだ。そこが差なんだ」

芦野「俺はこの団体で生え抜きでやってんだよ。0から作ってきたんだよ、今のW-1を。わかんねえだろ、お前には! 俺たちの世代がW-1を絶対に壊させねえからな(CIMAにも視線を移し)もっと刺激をくれよ。お前を食いてんだよ、俺らはよ」と通告した。  

CIMA「おい、小僧。お前、顔じゃないぞ。やっと今頃、火が点いて、遅いんじゃ。ウンコみたいな試合ばっかしやがって」

(そこをトンドコロが襲撃)

トンドコロ「おい、CIMA! よくも俺をいいように使ってくれたな。必ず俺がお前をぶっ潰してやるからな。来月、もう1回俺と戦え」

芦野「アンファンと組んでやるか?(と要請する。芦野がビンタを叩き込んで気持ちを確認すると、大胆にもトンドコロは打ち返した。芦野は大きくうなずく)」

CIMA「どいつもこいつもふざけんな。トンドコロかナンドコロか知らねえけどな。ええやないか、お前ら! 俺らも熱すぎて、ビンビン入ってきた」

(T-Hawkは12・26後楽園でのSTRONG HEARTSとEnfants Terriblesの全面対決を提案する。STRONG HEARTSからはCIMA&T-Hawk&リンダマン&吉岡に新メンバーの中国人選手を加えた5人、Enfants Terriblesは芦野&羆嵐&児玉&新井に頓所を加えた5人が出場し、10人タッグ戦で雌雄を決することになった。)

T-Hawkが「お前らぶっ潰してやる。来月、12月26日、覚悟するのはお前らだ! 楽しみにしとくぞ(と捨てゼリフを残してSTRONG HEARTSが去っていく)」

芦野「来月は俺たちアンファン含め頓所隼がSTRONG HEARTSをぶっ潰す」

頓所「来月、俺が必ずSTRONG HEARTSぶっ潰します。以上」


【試合後のT-Hawk&リンダマン】 

T-Hawk「よっしゃ。オラ、アンファン。特に芦野。お前だ、コラ。いつもスカして。来るんだったらいつも本気で来い。いいか、リング上でも言ったよな。お前は王座を1年間保持していたらしいな。それで1から2は作ったかもしれないけどな。俺らは上海に渡って、0から1を作った。その差だ」  

リンダマン「やっとETは目の色が変わったんじゃないのか? ET以外のW-1のヤツらも、お客さんも全員目の色が変わったと思うよ、今日の戦いで。来月12月26日はアンファンと俺たちSHと5対5。絶対負けねえからな。気迫でも結果でも俺たちが必ずお前らに力の差を見せつけてやるよ」  

T-Hawk「おい、来るなら来いよ。わかったか!」 


 【試合後のENFANTS TERIRIBLES】 

芦野「お前大丈夫か。来月、SHとの試合、大丈夫か?」 

頓所「大丈夫です」  

芦野「あいつらに好き勝手言われて、お前はやられっぱなしだよな。名前、変えられて。でもね、自分の力で出てきた。こういうヤツはW-1が今、一番必要としてる人間。でもまだどれぐらいできるかわからないから。次の大会、ETとやろう。相手は誰でもいいよ。誰でもいいから、自分で探しといて。それでやろう。どれだけできるのかをそこで見るわ。でも、お前は絶対できる人間だから任せるよ。任せるって言っても、俺はCIMAを必ずやってやるから」  

アラケン「今日の試合もね、最後は熊が自分の体重に負けただけだからね。丸め込むって言っても、もっとインパクトを残せよ、吉岡よ。なんかもっと、丸め込むならさ、斬新な丸め込みを用意してもらいたい。ただコスチュームを変えただけで」 

羆嵐「人の技に頼るな、バカ野郎」 

アラケン「自分の体重に負けただけだもんな」  

羆嵐「俺のダイビングセントーンやべえな、やっぱ。自分に返ってくるとやべえっす」  

芦野「だから、食らいたくねえからここにいるんだよ。でもね、確かにCIMAにT-Hawkもいるよ。強烈な刺激をもらいましたよ。まだW-1に刺激を与えてくれるんだったら、久々にたぎっちゃったよ。次の12月楽しみですね。やろう。こういうの好きじゃないけど」 ※5人で円陣を組む  

芦野「来月12月26日、対SH、必ずETと頓所隼が叩き潰します。よし!」

※選手たちが去っていくと  

アラケン「CIMAさんにはその節はお世話になりました。またよろしくお願いします」


 10月24日の後楽園でCIMAに敗れ、リングネームもトントコロに改名させれたられたが、今回はCIMAと組んでカズ&ペガソと対戦も、終盤にCIMAがペガソを捕らえ、ヴィーナスからアイコノプラズム、そしてトントコロがコーナーに昇ると、アレハンドロが乱入してトントコロを足止め、STRONG HEARTSも駆けつけて大混乱となり、試合は無効試合となってしまう。

 そこでCIMAの紹介でアレハンドロがマスクを取ると、正体はアレハンドロ本人ではなく、欠場中だった吉岡。吉岡はSTRONG HEARTS入りを宣言する。CIMAはメインで対戦するENFANTS TERIRIBLESを呼び出し、メインでは負傷欠場となったトアン・イーナンに代わり吉岡を入れることを告げると、芦野も承諾し、Xには吉岡が入ることになった。

 メインのENFANTS TERIRIBLESvsT-Hawk率いるSTRONG HEARTSは、STRONG HEARTSがアラケンを捕らえて試合をリードするが、羆嵐が持ち前のタフさとパワーを駆使して試合を盛り返す。

 終盤には羆嵐が吉岡をカナディアンハンマーで追い詰めるが、ダイビングセントーンがかわされると、吉岡がクロスフィックスで丸め込んで3カウントを奪いSTRONG HEARTSが勝利、試合後もマイクで両軍が舌戦を繰り広げているところで、スケーブゴートに利用されたトントコロが怒り、リンダにドロップキックを浴びせ、芦野との共闘を宣言、12月26日の後楽園では頓所を加えたENFANTS TERIRIBLESとT-Hawk率いるSTRONG HEARTSと5vs5によるタッグマッチが行われることになった。


 週プロモバイルでもSTRONG HEARTSに嫌悪感を抱き敵意を燃やしていたENFANTS TERIRIBLESだったが、CIMA率いるSTRONG HEARTSが出すインパクトの前に踊らされる結果となった。特に頓所はCIMAの懐に入るつもりでタッグを組んだものの、吉岡のSTRONG HEARTS入りを隠すためにいい様に利用された。WRESTLE-1に刺激をもたらすCIMAのプロレス頭に現在のWRESTLE-1では誰も太刀打ち出来ないのか…


 第3試合では9月2日、横浜文体大会で膝を負傷し欠場していたイケメンが復帰、佐藤が垂直落下式ブレーンバスターから逆エビ固めで追い詰めるも、逃れたイケメンがニーの連打からインプラント、イケメンスラッシュで3カウントを奪い復帰戦を勝利で飾った。


 セミで行われたクルーザーディヴィジョンは、アンディがスクリューキック、飛びつきDDT、パワーボムと畳みかけるも、飛鴻狙いは児玉がリバースインプラントで切り返し、最後はマッドスプラッシュで3カウントを奪い王座を防衛した。

伊賀プロレス通信24時

略して「イガプロ!」、三重県伊賀市に住むプロレスファンのプロレスブログ!