12月4日 DRAGON GATE「FANTASTIC GATE2018」後楽園ホール 1818人 超満員札止め
(画像はDRAGON GATE NET WORK、試合内容は実況ツイートより)
<第0試合 10分1本勝負>
○K-ness.(4分26秒 光の輪)×問題龍
<第1試合 20分1本勝負>
○斎藤了 ドン・フジイ Gamma スペル・シーサー(8分1秒 片エビ固め)YAMATO B×Bハルク Kagetora ×ドラゴン・ダイヤ
※斎了ロケット
<第2試合 20分1本勝負>
望月成晃 ワタナベヒョウ ○吉岡有紀 箕浦康太(12分19秒 変形エビ固め)土井成樹 ジェイソン・リー ×石田凱士 大和ヒロシ
<第3試合 20分1本勝負>
△U-T(20分時間切れ引き分け)△シュン・スカイウォーカー
<第4試合 30分1本勝負>
○ドラゴン・キッド フラミータ パンディート(12分12秒 バイブル)Ben-K ×Eita DAGA
<第5試合 30分1本勝負>
ビッグR清水 吉田隆司 神田裕之 KAZMA SAKAMOTO(8分19秒 片エビ固め)Kzy 横須賀ススム ×堀口元気 "brother"YASSHI
※ハーフパッケージパイルドライバー
<第6試合 オープン・ザ・ドリームゲート選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者】○PAC(20分33秒 片エビ固め)【第27代王者】×吉野正人
※ブラックアロー
☆吉野が5度目の防衛に失敗、PACが28代目王者となる。
メインイベントでは吉野が保持するドリーム王座にPACが挑戦したが、コール前の国歌斉唱でイギリス国歌が流れると、いきなりPACが奇襲をかけて開始となり。まさかの奇襲を受けた吉野を場外戦で吉野を客席に叩きつける。吉野はスリングブレイドで反撃してコーナーから場外のPACにムーンサルトアタック、リングに戻って腕吉野と左腕攻めで流れを変えようとするが、PACはエルボーパットで応戦、ストンピングからコーナーに踏みつけ、ニードロップ、脳天にエルボー、ストンピングの連打、風車式バックブリーカー、敢えて大きな動きに出ずじっくり攻めにかかる。
吉野はアナザースペースで反撃するが、PACはショルダースルーで吉野を場外へ放り投げ、スライディングキックからトルニージョを発射、PACはコーナーも、吉野がロープへドロップキックで落とすと、逆にコーナーに昇って滞空式ミサイルキックを発射、しかしもう一発はACが突進で阻止すると雪崩式を狙うが、、吉野が堪え雪崩式スリングブレイドも、PACはシットダウン式パワーボムで切り返し、吉野のペースが続かない。
PACはジャーマン狙いはは吉野が着地して旋回式リバースDDT、ローリング張り手から突進はPACはスーパーキックで迎撃、PACはセカンドロープからフェニックススプラッシュから、シューティングスタープレスを狙うが吉野がかわすも、PACはジャンピングハイキックを浴びせる
PACは突進すると吉野がライトニングスパイラルを決め、トルベジーノからソルナシエンテで捕獲するが、PACは持ち上げてパワーボムで叩きつけ、吉野は張り手に対し、PACはエルボーで応戦、吉野がサイクロンラナから突進はPACがスーパーキックで迎撃し、コーナーからブラックアローで勝負を狙うが、吉野が剣山で迎撃するとトルベジーノからソルナシエンテで捕獲、絞めあげるがPACは必死で引きずりロープに逃れる。
吉野は雪崩式ライトニングスパイラルを狙うが、PACがトップコーナーからの雪崩式ファルコンアローで切り返し、PACはスピンキックの連打から突進は吉野がバックホームラリアットで迎撃、ジャーマンも受けきってトルベジーノ、PACのパワーボム狙いを回転エビ固めで丸め込む。
しかしキックアウトしたPACは上へ吉野をホイップしてから顔面から叩きつけ、ラリアットからぶっこ抜きジャーマン、ブラックアローで3カウントを奪い王座を奪取した。
内容的にも吉野の完敗、吉野の繰り出す攻撃はPACの強靭な肉体の前に弾き返され、自分のペースすらさせてもらず、勝負を狙ったソル・ナシエンテも充分に下ごしらえも出来てないままだったこともあってクリアされてしまった。
またセミファイナルでは清水率いるR.E.DがNATURAL VIBESと対戦し、KAZMAがハーフパッケージパイルドライバーで堀口から3カウントを奪い、吉田&神田&KAZMAでのトリオでNATURAL VIBESの保持するトライアングル王座への挑戦を表明。
また11月23日の神戸サンボーホール大会でキッドからブレイブ王座を奪う暴挙を働いたEitaに対して怒りを爆発したキッドは12月23日の福岡でブレイブ王座をかけるだけでなく、キッドはマスク、Eitaが髪をかけて対戦する、マスカラ・カベジェラマッチでの対戦が決定。後楽園ではトーテムキラーを狙うEitaをキッドがバイブルで切り返し勝利も、試合後は舌戦の後で乱闘となりバックステージへと雪崩れ込んだ・
12月1日 札幌で清水がハルクから直接フォールを奪うことで、Ben-KとのビッグBenでYAMATO&ハルクの保持するツインゲート王座への挑戦も23日の福岡で決定。これで全タイトルにR.E.Dが絡むことになった。
ただ新ドリーム王者となったPACへの挑戦者は現時点では未定、福岡当日にはPACは参戦予定がないとされているが・・・
また第3試合ではシュンとU-Tが対戦、シュンは入場するU-Tをいきなりビックブーツで強襲、場外に落ちたU-Tにプランチャを炸裂させ、客席で倒れるU-Tに何度もストンピングを浴びせるが、U-Tもスライディングキックで反撃、エルボー合戦、低空ドロップキック、シュンのドロップキックをかわしてドロップキック、シュンは後方回転もU-Tはコブラツイストで捕獲、脇腹にニードロップを連発、シュンの脇腹に照準を定めてリードを奪う。
U-Tはショルダーアームブリーカー、腕へのレッグドロップ、メキシカンストレンチで捕獲しつつシュンを殴打するなど、徹底した脇腹攻めを繰り広げるが、シュンは旋回式クロスボディーで反撃、後頭部へのドロップキックからスライディングキック、シュンはコーナーに座り込むU-Tにドロップキックから逆エビ固め、ガッチリ腰を落としたが、U-Tはロープへ逃れる。
シュンはリングに戻るU-Tにバイシクルキック、エルボーと浴びせ、ロープ越しのアトミコからロープ越しのダブルニー、カンバーナで捕獲した後でキャメルクラッチへと移行、逆エビ固めはU-Tが慌ててロープへ逃れる。
二人は打撃戦、シュンはバイシクルキックからアシュラ狙いは、U-Tがメキシカンストレッチで切り返し、場外に逃れたシュンに弾丸のようなトペスイシーダを発射、リングに戻ってミサイルキック、串刺しスピアー、シュンのバイシクルキックをかわしてロープ越しでのジャベで捕獲する。
U-Tはロープ越しのコードブレーカー、ロープ越しのオーバーヘッドキックから、ダイビングクロスボディーはシュンがドロップキックで迎撃、シュンがU-Tを場外へ蹴り出すと飛距離のある宇宙人プランチャを発射、リングに戻ってフロッグスプラッシュ、ブラスターからスカイウォーカームーンサルト狙いはかわされてしまい、シュンのコーナーからのダイブ狙いU-Tがコブラツイストで捕らえ、そのままグラウンドコブラで丸め込む。
U-Tが脇腹にエルボーの連打、ノーモーション頭突き、突進するシュンをカサドーラ!飛びついてBienllaveで捕獲!逃れたシュンがムーンサルトダブルニーを投下しリバースブレーンバスター!アシュラを決めるが、U-Tはカウント2でキックアウトする。
残り時間が少なくなったところでシュンがスカイウォーカームーンサルトはU-Tが剣山からBienllaveで捕獲、シュンが必死で耐えて時間切れ引き分けとなった。
試合後にはシュンと吉岡がやりとりをしているところで、第2試合で吉岡に敗れた石田が二人を襲撃。シュン、吉岡、石田、U-Tの4選手が若手が火花を散らしているヒョウまで加わり、無関係の箕浦が巻き込まれて乱闘となると、八木隆行本部長が登場して若手によるトーナメントを年明けに開催することを発表した。
試合内容も互いに負けたくないという気持ちをぶつけあい好勝負になり、まさにDRAGON GATEの未来形を見たような試合だったが、試合後に望月が言ったとおり判定だと終盤でシュンを追い込んでいたU-T。もし試合時間が30分だったらU-Tが勝っていたと思う。
二人の試合に触発されたのか石田を始めとする若手達が次々と自己主張を始めた。DRAGON GATEはこれまで中心となっていたCIMA、鷹木信悟が去り、T-Hawk、エル・リンダマンまで離脱してしまい、大きな穴が空いてしまった。しかしその空いた穴を埋めるだけでなくポジションを奪うために、若手達が主張して競い始めた。若い選手の自己主張は団体だけでなく主力選手も活性化させる。そういった意味では若い選手達がどう成長していくのか非常に楽しみである。
最後にメイン後で大ダメージの吉野が倒れているのにも係わらず、年末恒例の土井ダーツが行われ、18日に行われる10人タッグ戦の組み合わせがキッド クネス Ben-K KAZMA KAIvsハルク 吉岡 YASSHI 土井 ダイヤに決定、そして18日後楽園では八木本部長が重大発表を行うことも併せて発表された。
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