優勝決定戦はEVIL&SANADAvs三度目の正直のG.O.D!

12月7日 新日本プロレス「WORLD TAG LEAGUE 2018」秋田・ナイスアリーナ 1694人

(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 WORLD TAG LEAGUE 2018公式戦 30分1本勝負>

【3勝10敗=6点】○永田裕志 中西学(8分12秒 ナガタロックⅡ)【13敗=0点】吉田綾斗 ×海野翔太


<第2試合 WORLD TAG LEAGUE 2018公式戦 30分1本勝負>

【5勝8敗=10点】○天山広吉 小島聡(8分54秒 片エビ固め)【5勝7敗=10点】鈴木みのる ×飯塚高史

※天山プレス


<第3試合 WORLD TAG LEAGUE 2018公式戦 30分1本勝負>

【8勝5敗=16点】ザック・セイバーJr. ○タイチ(11分38秒 エビ固め)【4勝9敗=8点】真壁刀義 ×トーア・ヘナーレ

※タイチ式ラストライド


<第4試合 WORLD TAG LEAGUE 2018公式戦 30分1本勝負>

【8勝5敗=16点】ジュース・ロビンソン ○デビット・フィンレー(9分54秒 反則勝ち)【7勝5敗=14点】バレッタ ×チャッキーT


<第5試合 WORLD TAG LEAGUE 2018公式戦 30分1本勝負>

【5勝8敗=10点】○ハングマン・ペイジ 高橋裕二郎(11分18秒 片エビ固め)【8勝5敗=16点】マイケル・エルガン ×ジェフ・コブ

※ライト・オブ・パッセージ


<第6試合 30分1本勝負>

○ジェイ・ホワイト バットラック・ファレ 石森太二 外道(15分55秒 エビ固め)棚橋弘至 オカダ・カズチカ KUSHIDA ×ロッキー・ロメロ

※ブレードランナー


<第7試合 WORLD TAG LEAGUE 2018公式戦 30分1本勝負>

【10勝3敗=20点】EVIL ○SANADA(12分58秒 エビ固め)【9勝3敗=18点】ランス・アーチャー ×デイビーボーイ・スミスJr.

☆EVIL&SANADAが優勝決定戦に進出


<第8試合 WORLD TAG LEAGUE 2018公式戦 30分1本勝負>

【10勝3敗=20点】タマ・トンガ ○タンガ・ロア(13分48秒 エビ固め)【9勝3敗=18点】石井智宏 ×矢野通

※スーパーパワーボム

☆G.O.Dが優勝決定戦に進出。


 いよいよ最終公式戦を迎えたWORLD TAG LEAGUE 2018、改めて経過を振り返ると、G.O.D、EVIL&SANADA、K.E.S、石井&矢野の4チームがトップで同点、今大会はEVIL&SANADAvsK.E.S、G.O.Dvs石井&矢野の直接対決が組まれ、勝者が優勝決定戦に進出することになった。


 まずセミで行われたEVIL&SANADAvsK.E.Sは、開始からいきなり4選手が乱戦も、EVILとスミスが入っていきなり乱戦、EVIL組が得意の連係でアーチャーを捕らえるが、アーチャーがSANADAにブラックホールスラムで叩きつけてから場外戦へと突入、K.E.Sは客席でSANADAを暴行し、リングに戻るとアーチャーがショートレンジラリアットを浴びせ、K.E.SがSANADAを捕らえてリードを奪う。

 K.E.SはSANADAを長時間捕らえるも、アーチャーのショルダータックル狙いをSANADAがフランケンシュタイナーで切り返すと、やっとEVILに交代、EVILはレフェリーを使ってアーチャーにスピンキック、ショルダータックル、串刺しラリアット、フィッシャーマンズバスターと猛反撃する。

 EVILは勝負を狙ってEVILを狙うが、阻止したアーチャーがレフェリーと交錯させ、コーナーパットを外して殴打、剥き出しのコーナーにEVILを叩きつけると、リングからイスを持ち出し、EVILに殴打してから、イスをコーナーにセット、EVILをたたきつけようとするが、EVILが逆に叩きつける。

 SANADAvsスミスになり、SANADAが連続リーブロックからドロップキックでスミスを場外へ追いやるとプランチャを発射、リングに戻ってSkull Endで捕獲し、スミスが逃れてもアサイDDT式Skull Endで捕獲する。

 EVILが入り、スミスを連係で蹂躙してからマジックキラーを狙うが、スミスが阻止すると、アーチャーが入り、EVILをSANADAに鉢合わせしてからジャーマンで投げ、K.E.SがSANADAを捕らえて合体雪崩式アバランシュホールド。スミスがコーナーへパワーボム、アーチャーがチョークスラム、そしてK.E.Sがキラーボムが決まり、勝負あったかに見えたが、EVILが間一髪カットに入る。

 アーチャーがEVILを排除し、勝利を確信したスミスがSANADAにブルドックボムを狙うが、SANADAがエビ固めで丸め込んで3カウントとなり、EVIL&SANADAが優勝決定戦進出を決め、まさかの敗戦となったスミスは若手の上村優也をテーブル貫通ボディースラムでKOするなど大荒れとなったが後の祭りだった。


 メインのG.O.Dvs石井&矢野は、先発の矢野がいきなりロープブレークを連呼して崇コーナーを作り、コーナーパットを捨てたところでタマの強襲を受け、自身がが崇コーナーに直撃してしまい。場外戦でも、邪道が矢野に竹刀で一撃を加えてから、G.O.Dは矢野を捕らえにかかる。

 長時間捕まった矢野はタマを崇コーナーに叩きつけ、髪を掴んで倒して石井に交代、石井は読み合いからショルダータックル、逆水平の連打、だがロープワークでの読み合いからタマがドロップキック、石井はエルボーで応戦し、読み合いからバックドロップで投げる。

 石井はラリアットを狙うがタマがかわしてトンガンツイスト、交代したタンガがランセルセも石井はブレーンバスターで応戦して矢野に交代、タンガのエルボーをかわした矢野フロントスープレックス、だがタマが入るとリバースガンスタン、タンガがダイビングヘッドバット、タマがスーパーフライとG.O.Dが一気に攻勢をかける。

 GODは石井を排除した後で矢野に合体トンガンツイストを決め、ゲリラフォーエアー狙うが、石井がカットに入り、タンガは矢野を攻め込むも、矢野がレッグシザースでタンガをセカンドロープにセットすると石井がエルボー、矢野がシーソーホイップから石井が頭突き、矢野が急所蹴りから石井がラリアットから矢野が丸め込み得意の勝利パターンへと持ち込むが、タマがカットに入り、石井がタマに垂直落下式ブレーンバスター狙うが、タンガが入りマジックキラーで排除されてしまう。

 G,O,D粘る矢野を捕らえ、邪道が竹刀からタンガがラリアット、そしてスーパーパワーボムは決めて3カウントとなり、G.O,Dが優勝決定戦に進出、優勝決定戦は昨年と同一カードとなった。


 試合後にEVIL&SANADAを呼び出したG.O.Dは昨年のリベンジを果たすと断言、EVILのマイクアピールの後で強襲をかけ、邪道がEVILを竹刀で殴打、G.O.DはSANADAをマジックキラーでKOするなど、優勝へ向けて大きくアピールした。

 14チームがエントリーしたWORLD TAG LEAGUE 2018dだったが、結局優勝決定戦は昨年と同一カード、公式戦ではG.O.Dが降していることから、2連覇を狙うEVIL&SANADAはリベンジをかけての対戦となる。

 だがG.O.Dは優勝決定戦に進出するのはこれで三年連続で、2016年は真壁&本間朋晃のG.B.H,そして昨年はEVIL&SANADAに敗れて2度優勝を逃している。G.O.Dにしても三度目の正直だけでなくBULLET CLUB OGの存在意義を示すためには、優勝は絶対条件になる。果たしてG.O.Dが三度目の正直か、それともEVIL&SANADAの二連覇なのか・・・