伊藤の気持ちの強さを山下が真の強さでねじ伏せプリンセス王座を防衛!

1月4日 東京女子プロレス「東京女子プロレス'19」後楽園ホール 1381人超満員札止め


(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 小橋マリカ復帰戦 20分1本勝負>

らく ○乃蒼ヒカリ 渡辺未詩 ぴぴぴぴぴなの (12分54秒 変形コブラツイスト)小橋マリカ 白川未奈 猫はるな ×原宿ぼむ


<第2試合 3WAYマッチ 20分1本勝負>

○ベータ・スコット(6分45秒 クイーンオブUSA)×ハイパーミサヲ ×まなせゆうな


<第3試合 20分1本勝負>

○万喜なつみ ミリー・マッケンジー(10分53秒 ジャーマンスープレックスホールド)天満のどか ×愛野ユキ


<第4試合 うなぎひまわりデビュー戦 20分1本勝負>

○赤井沙希 YUKI(8分49秒 フットチョーク)上福ゆき ×愛野ユキ


<第5試合 スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負>

○里村明衣子(15分40秒 片エビ固め)×才木玲佳

※デスバレーボム


<第6試合 TOKYOプリンセスタッグ選手権試合 30分1本勝負>

【第4代王者組】坂崎ユカ 瑞希(17分13秒 片エビ固め)【挑戦者組】×中島翔子 里歩

※マジカル魔法少女スプラッシュ

☆坂崎&瑞希が3度目の防衛に成功。


<第7試合 TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権 30分1本勝負>

【第5代王者】○山下実優(22分12秒 片エビ固め)【挑戦者】×伊藤麻希

※クラッシュラビットヒート

☆山下が7度目の防衛に成功


 東京女子の1・4後楽園ホール大会のメインでは山下のプリンセス王座に伊藤が初挑戦、11・4新木場大会で行われた「イッテンヨン挑戦者決定時間差入場バトルロイヤル」で優勝を果たしたことで挑戦に漕ぎつけた伊藤、「DDTドラマティック総選挙2018」でも3位になったことで、本当の意味で真価が問われる試合となった。

開始と同時に伊藤がドロップキックから串刺しドロップキック、かわいいナックルで先手を奪い、倒れこみヘッドバットは自爆して、山下のサッカーボールキック、ローキックを浴びるも、伊藤はコーナーに叩きつけて背中から踏みつけ、ボディースラムを連発、ボディーシザースで捕らえるなどリードを奪わせない。

 伊藤はロープへ振るが山下がエプロンにスライディングし、追いかける伊藤にニーを浴びせ、。背中へスライディングキックからキャメルクラッチで捕らえ、山下はブラジリアンキックからソーフブートと一気に流れを変える。

  両者は切り返し合いも突進する山下を伊藤が反撃、倒れこみヘッドドロップを連発してからスリーパーで絞めあげ、伊藤は串刺しショルダーも、山下はフロントスリーパーで捕獲すると、そのまま前へ放り投げた、ミサイルキックを発射してから脇固めで捕らえる。

 山下はフロントキック、ラリアット、エルボー合戦は山下が競り勝ってミドルキックも、それでも立ち上がる伊藤は頭突きに対して山下はバックハンドエルボー、だが伊藤がノーモーション頭突き、山下のハイキックも頭突きで迎撃して、ショルダータックル、抵抗する山下を逆エビ固めから抱え込み式逆エビ固めで捕獲する。

 山下はロープに逃れると、伊藤はフライングビックヘッド狙いは山下が追いかけ、雪崩式を狙うが、伊藤は頭突きからロープへのスタナーで落とし、フライングビックヘッドを投下、山下のハイキックをかわした伊藤はスリーパー、山下はエルボーで逃れてアティチュードアジャストメントを決め、伊藤はカウント1でキックアウトする。

 山下はハイキックからスピンキック、クラッシュララビットヒートで勝負にでるがは、伊藤が頭突きで迎撃してDDT、両者ダウンの後で伊藤は頭突きも、だが山下が至近距離からハイキック、また両者ダウンから抵抗する伊藤にスピンキック、そしてクラッシュラビットヒートを連発して3カウントを奪い王座を防衛した。

 内容的にも伊藤が煽りVTRで「新日本プロレスのケニー・オメガvs棚橋弘至よりも負けない試合を見せたい」とコメントしていた通り、気持ちの強さを見せ、気持ちでは今まで以上のものを出せた。だが山下はねじ伏せることで本当の強さを見せつけた。山下も何度も見てきたが、東京女子の強さの象徴、また絶対王者的存在になりつつある。


 セミファイナルのプリンセスタッグ選手権は王者組のマジカルシュガーラビッツから奇襲をかけるも、二人同時のプランチャが自爆すると、挑戦者組のツインカム・モンスターは瑞希を捕らえてリードを奪う。

 窮地を脱した瑞希は坂崎に代わり、坂崎はミサイルキック、ティヘラ、スライディングラリアット、スリーアミーゴズと攻め込むが、3回目を着地すると里歩がダイビングクロスボディー、串刺しは坂崎がかわしてドロップキックからセカンドコーナーも、里歩が雪崩式アームホイップで投げ、瑞希に代わりドロップキックを連発してジャストフェースロックで捕獲、エルボー合戦から瑞希が丸め込むも里歩が逆片エビ固めで捕らえる。

 里歩の突進は瑞希がドロップキックで迎撃してからバッククラッカー、坂崎vs中島になっいぇ睨み合いからロックアップ、ロープワークからアームドラックの攻防、エルボー合戦となるが、瑞希が入ると里歩もろともコーナーからダブルダイビングクロスボディーから、坂崎は中島に変形オモブラッタで絞めあげる。

 坂崎はコーナーも中島が雪崩式フランケンシュタイナー、里歩もコルタバで援護、中島が場外の瑞希にトペ、瑞希は坂崎に619と畳みかけ、ツインカム・モンスターは坂崎にダブルノーザンライトスープレックス。丸め込みから中島がノーザンライトスープレックスで坂崎を追い詰める。

 中島はダイビングセントーンを投下も自爆となってしまうと、瑞希は里歩にキューティースペシャルはかわした里歩は蒼魔刀で排除、中島は無人在来線固めで坂崎を捕獲するが、坂崎は必死でロープに逃れ、中島はダブルアームDDT、しかしノーザンライトスープレックス狙いは坂崎が逃れ、坂崎がホイップして瑞希がキューティースペシャルを決める。

 勝負と見た坂崎は坂崎がマジカルメリーゴーランドから魔法少女スプラッシュで中島から3カウントを奪い王座防衛、中島も攻め込んでいたが、坂崎が一瞬で流れを変えてしまっていた。坂崎はクロスウィザードというか一瞬ですぐ流れを変える上手さがある

 

 第5試合の才木vs里村は、ヘッドロックの攻防で才木が懸命に里村に喰らいつくが、エルボー合戦を制した里村が一気にリードを奪い、キックで反撃する才木にハイキックを浴びせる。

 里村はサッカーボールキック、顔面へローキックの連打、エルボースマッシュからバックドロップと攻め込み、エプロンに逃れた才木にロープ越しのボディープレス、再度のバックドロップ狙いは才木が逃れ、エルボー合戦から才木がカウンターのラリアットを炸裂させる。

 才木はコーナーの里村のドロップキックからタワーブリッジで捕らえるが、里村が魔性のスリーパーで捕獲、里村はコーナーからダイビングボディープレスは才木が剣山してミサイルキック、後頭部に武藤公認のシャイニングウィザードから、正面からのシャイニングウィザードを炸裂させる。


 才木のジャックハマーを狙うが、逃れた里村がキックから、側転ダブルニー、ダイビングボディープレスと畳みかけ、デスバレーボムで3カウントを奪い完勝を収めた。


 第3試合では東京女子初参戦となった万喜はミリーと組んで天満、愛野組と対戦、愛野をジャーマンで降し勝利となった。