344440個の画鋲の中でのデスマッチ選手権…高橋が防衛も、イサミが出現!

1月14日 大日本プロレス「Big Japan Mortal Combat2019〜Dragon Blood〜」後楽園ホール 987人

(試合内容に関しては後日、実況ツイート版を更新)

<第1試合 15分1本勝負>

○橋本和樹 野村卓矢 青木優也(9分38秒 逆エビ固め)加藤拓歩 ×石川勇希 兵頭彰


<第2試合 20分1本勝負>

忍 ○竹田光珠(8分53秒 ジャーマンスープレックスホールド)吉野達彦 ×関札皓太


<第3試合 IRON WEAPONデスマッチ 20分1本勝負>

○ “黒天使”沼澤邪鬼(12分18秒 絞首刑)×星野勘九郎 


<第4試合 蛍光灯&ガジェットボードタッグデスマッチ 30分1本勝負>

 竹田誠志 ○塚本拓海(12分57秒 片エビ固め)×佐久田俊行 関根龍一

※蛍光灯&ガジェットボードの上へのドレイクドライバー


<第5試合 30分1本勝負>

関本大介 ○岡林裕二(15分14秒 エビ固め)田中将斗 ×宮本裕向

※パワーボム


<第6試合 新型凶器持ち込みデスマッチ 30分1本勝負>

○植木嵩行(14分10秒 片エビ固め)宇藤純久

※敬礼式ダイビングヘッドバット


<第7試合 BJW認定デスマッチヘビー級選手権試合
観客持ち込み・画鋲デスマッチ 30分1本勝負>

 【第37代王者】○高橋匡哉(14分43秒 片エビ固め)【挑戦者】×伊東竜二 

☆高橋が2度目の防衛に成功


  関本、伊東のデビュー20周年を記念した大日本後楽園大会2連戦の2日目はデスマッチ中心の編成となり、メインは高橋の保持するデスマッチ王座に伊東が挑戦、今回は伊東のデビュー20周年ということで画鋲が20万個集まられることになったが、選手だけでなくファンからも集められた画鋲はなんと344440個!試合開始となると両選手はX字のように対角線にバケツの中の画鋲を撒き、グラウンドの攻防で早くも両者は画鋲まみれとなる。

 互いにロープの蛍光灯でクラッシュ、場外戦で高橋が蛍光灯で殴打も、リングに戻ると伊東が画鋲の上へボディースラム、更に粘着テープバットで画鋲をくっつけると、蛍光灯ごと高橋をフルスイングし、画鋲バットで頭をこすり付けて、更に画鋲まみれのリングに高橋の顔を押し付け、高橋の口に画鋲を入れてパンチ、高橋の額に画鋲をセットして頭突きも、高橋もやり返す。

 伊東ロープの蛍光灯にクラッシュさせてから画鋲サッカーボールキック、蛍光灯を高橋のTシャツに差し込んでサッカーボールキックも、高橋はTシャツを脱ぎ、エルボー合戦を繰り広げつつ、二人共また画鋲を撒いて、画鋲盛りを完成させる。

 バケツチャンバラは伊東が勝つが、互いにドロップキックも画鋲盛りの上へ自爆m高橋が画鋲盛りへ丸め込みめば、伊東も画鋲盛りへダイヤル固めで応戦、伊東は串刺しボディーアタックからボディースラム、ムーンサルトプレスを投下も画鋲盛りへ自爆してしまう。

 高橋は画鋲盛りの上でジョンウーを発射、串刺しエルボーからキャノンボール、伊東の上に画鋲をセットしてローリングセントーンも、伊東はジャーマンからニールキックで反撃し、ドラゴンキッカーを炸裂させるが、シューズに刺さっている画鋲の影響で足を滑らせ、決め手にならない。

 伊東は蛍光灯束とシャベルを持ち出し、また蛍光灯束は両面テープで巻いてあり、画鋲をくっつけて、画鋲つき蛍光灯束を完成させ、高橋にセットしてからドラゴンスプラッシュを投下も、これもシューズの画鋲の影響で足場が悪かったか、飛距離が足りず、カウント2でキックアウトされてしまう。 伊東はシャベルで高橋を画鋲で埋めて、もう1度ドラゴンスプラッシュ狙いは、高橋がイス、蛍光灯で阻止すると、高橋は画鋲盛りの上へ雪崩式ブレーンバスターからジャーマン、大外刈り、払い腰からラリアットを浴びせ、蛍光灯巻きを投入すると、その上へジャックハマーで3カウントを奪い王座を防衛。アイテムの使い方は伊東が有利だったが、シューズについた画鋲が大誤算で、足場が悪いせいもあってフィニッシュ技がフィニッシュになりえず、高橋は伊東のひらめきに対して捨て身で勝負に挑んで勝利に繋げた。


 試合後には昨年9月21日BASARA後楽園大会で顎を骨折して長期欠場、そして1月6日のBASARA北沢大会から復帰していた木高イサミが乱入、私服で高橋めがけてミサイルキックを発射、画鋲まみれのリングで受身を取り、2月28日後楽園から開幕する一騎当千へのエントリーと、高橋の保持するデスマッチ王座への挑戦を表明、高橋も受諾したことで、1月27日の名古屋での防衛戦が決定した。


 しかし画鋲が20万個の予定が344440個が集まるとは、数を聴いただけでも、ぞっとしてしまう。内容を見るだけでも、画鋲というアイテムの使い方は伊東の方が上だったが、高橋がどうにか勝てた。試合後にはイサミが登場して挑戦を表明したが、1ヶ月の間で3度の防衛戦は高橋にとってハードな防衛ロードになりそうだ。