2月1日 NOAH「Navig. For The Future 2019」後楽園ホール 1071人
(試合内容に関しては後日実況ツイート版を更新します)
<第1試合 30分1本勝負>
コーディ・ホール 長井満也 ○KAZMA SAKAMOTO(6分10秒 体固め)拳王 稲村愛輝 ×岡田欣也
※トラースキック
<第2試合 30分1本勝負>
YO-HEY ○鈴木鼓太郎 小川良成(12分36秒 体固め)HAYATA 諸橋晴也 ×宮脇純太
※ブルーディスティニー
<第3試合 30分1本勝負>
田中稔 ○Hi69(11分16秒 片エビ固め)原田大輔 ×タダスケ
※ストゥーカスプラッシュ
<第4試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合 60分1本勝負>
【第35代選手権者組】大原はじめ ○熊野準(14分49秒 アルゼンチンバックブリーカー)【挑戦者組】石井慧介 ×岩崎孝樹
☆大原&熊野が初防衛に成功
<第5試合 丸藤正道復帰戦 30分1本勝負>
中嶋勝彦 潮崎豪 ○小峠篤司(12分11秒 革命式キドクラッチ)丸藤正道 杉浦貴 ×齋藤彰俊
<第6試合 GHCタッグ選手権試合 60分1本勝負>
【挑戦者組】モハメド ヨネ ○クワイエット・ストーム(18分42秒 片エビ固め)【第47代選手権者組】×マイバッハ谷口 火野裕士
※ファンキーバスターボム
☆谷口&火野が2度目の防衛に失敗、ヨネ&ストームが第49代王者となる
<第7試合 GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負>
【第32代選手権者】○清宮海斗(29分)【挑戦者】×マサ北宮
☆清宮が2度目の防衛戦
リデットエンターテイメント社による新体制初の後楽園大会の開催され、メインは清宮の保持するGHCヘビー級王座に小峠との挑戦者決定戦を制した北宮が挑戦。清宮は旋回式クロスボディーは自爆させた北宮はニークラッシャーから足攻めを繰り広げ、宮は場外戦での足攻めで先手を奪う。
リングに戻ると威力のない清宮のエルボーを受けきった北宮は突進も、清宮はパワースラムを決めエルボーの連打からファアアーム、串刺しフォアアームからミサイルキックでエプロンに追いやってエルボーで場外へ落とし、三沢式フェイントからウルトラータイガードロップを狙うも、北宮は足刈りラリアットで阻止し再び足攻め、だが鉄柵外へ出した清宮は鉄柵越えウルトラタイガードロップを命中させる。
リングに戻ると清宮は北宮の背中めがけてミサイルキックを発射し、投げ放しジャーマンも立った北宮はブレーンバスターで投げ、コーナーで背中を見せた清宮の足に日大バックタックルを連発、ドラゴンスクリューから監獄固めを狙うが清宮は首固めで丸め込む。
しかし北宮は足横須賀から足めがけてダイビングボディープレスで清宮の動きを止めると、リング中央で監獄固めで捕らえ、耐えた清宮は必死でロープに逃れるも、北宮は後頭部ラリアットからラリアット、そしてサイトースープレックスを狙うが、清宮が変形DDTで切り返す。
両者はエルボー合戦、北宮のショルダー狙いをドロップキックで迎撃してからジャーマンスープレックスホールド、そしてタイガースープレックスを狙うと見せかけてタイガーフェースロック(仮名)で捕獲して一気に絞めあげるも、強引に起き上がった北宮は後ろへ浴びせ倒して脱出する。
清宮はエルボーやキックを放っていくが、北宮は身体を震わせて耐え、ラリアットはかわした清宮はビンタも、突進をリーブロックでかわした北宮がスピアーを浴びせ、ラリアットからパイルドライバー、そしてサイトースープレックスが決まるも、清宮はカウント2でキックアウトする。
北宮は再度サイトースープレックスを狙うが、体を入れ替えて浴びせ倒した清宮が後頭部へのドロップキックからジャーマンスープレックスホールド、そしてタイガースープレックスホールドを決めるが、今度は北宮がカウント2でキックアウトするが、清宮はドロップキックから変形エメラルドフロウジョンを決めると、タイガースープレックスホールドで3カウントを奪い王座を防衛した。
試合後にアピールする清宮に今大会から復帰した丸藤が現れ「ケガのことは棚に置いて話す、お前からは強さも怖さを感じない。何でチャンピオンか、お前のファンの声援のお陰だ。でもファンがどれだけいても、でも俺は勝つ自信がある。お前の答えはひとつしかない。やれ。」と挑戦を表明した。
昨年度の「GLOBAL LEAGUE 2018」では本来なら清宮と丸藤が優勝決定戦で対戦するはずだったが、優勝決定戦を目の前にして丸藤が左肩と左太腿を負傷、ドクターストップがかかって緊急欠場したため、清宮と対戦できなかった。
清宮はこれまで杉浦、拳王、北宮と破ってきたが、清宮にとって本当に越えなければいけない相手が立ちはだかった。丸藤がアピールで指摘してきたことは1・6後楽園での解説席で言っていた発言で、清宮は王者になっても丸藤は厳しい眼で見ており、今回の北宮戦も相手の攻めを受けて上で勝ったが、自分のプロレスがまだ完成しきれていないのも露呈してしまったのも事実だった。清宮は丸藤を破って強さを示すのか、丸藤が本当の強さというものを叩き込むのか、清宮が真のエースになれるか、最大の試練が訪れた。
また北宮は2月15日大阪・城東区で開催される「マサ斎藤追悼試合」に中嶋と共に来場が決定しており、マサ斎藤を慕っていた北宮はベルトを持って参加したかったが、ベルトを持っていくことは出来なかった。(「マサ斎藤追悼試合」の全カードは上井文彦さんが後日全カードを発表する)
GHCタッグ選手権は火野とストームが正面からぶつかり合うが、ストームがロープへ走った際に、ちょっかいをかけるKAZMAに気を取られてしまうと、背後からストームを火野が強襲をかけ、場外戦でストームを痛めつける。
リングに戻ると踏みつける火野にストームはエルボーで応戦、、ストームがショルダーからヨネが入って連係を決めるが、場外に逃れた火野が挑発すると、ヨネが追いかけるが長井が襲撃、フーリガンズが総出でヨネだけでなく、セコンドの稲村や岡田までも痛めつけるが、リング内ではストームの逆水平を火野がノーガードで受けきり突進するが、ストームがスパインバスターで叩きつけ、ストームが突進も火野がラリアットで迎撃する。
交代した谷口がストームに串刺しラリアットからスライディングラリアット、パワースラム、火野が入るとトレイン攻撃、火野の援護からマイバッハプレスと畳みかけ、マイアバッハボムツヴァイを狙うがヨネがラリアットでカット、連係で谷口を捕らえ、ストームが50センチウデラリアットを炸裂させカバーも、セコンドのKAZMAが西永レフェリーの足を引っ張りカウントを阻止し、長井らがリングに上がってフーリガンズがストームに総攻撃をかける。
カットに入ったヨネも火野のFucking BOMBでKOされると、谷口がストームに刺又攻撃を狙うが、そこで杉浦、復帰したばかりの丸藤、彰俊らが駆けつけると長井らを排除するだけでなく、ストームもウデラリアットで火野を排除する。
ストームはヨネを起こすと、谷口を捕らえファンキーバスターボムで3カウントを奪い王座を防衛。
試合後に敗れたフーリガンズはNOAH軍との全面対抗戦を要求すると、杉浦が敢えて丸藤を温存して彰俊、出場のなかった雅央、若手の稲村と岡田を抜擢して臨む事になり、杉浦軍は勝ったらフーリガンズ解散、フーリガンズが勝ったら杉浦に奴隷になることが賭けられることになった。
そして両軍退場後にファンキーパワーズが勝どきを挙げたところで、小峠が現れて挑戦を表明すると、スクリーンに2017年12月以降来日していなかったエディ・エドワーズが登場すると、小峠とのコンビでタッグ王座に挑戦を表明した。
GHCジュニアタッグ選手権は石井が控えの大原の首に大ダメージを与え、試合権利のある熊野を岩崎と共に、バックブリーカーズのお株を奪う腰攻めでリードを奪う。
しかしやっと交代を受けた大原が各種バックブリーカーで流れを変えると、熊野も岩崎にラリアット、抱え込み式逆エビ固めを決め岩崎を追い詰める。
石井の援護を受けた岩崎は熊野にドラゴンスープレックスを決めるが、左右のミドルキックを受けきった熊野がラリアット、ベアボトム、アルゼンチンバックブリーカーと畳みかけてギブアップを奪い王座を防衛。
しかし試合後のバックステージインタビューの最中に、鼓太郎&小川の元祖・三沢魂が挑戦に名乗りを挙げた。
三沢魂は第2試合では鼓太郎がブルーディスティニーで宮脇を降すと、試合後にHAYATAとYO-HEYが握手をかわし、HAYATAのRATEL'S離脱が決定的となった。RATEL'S解散を免れるために原田は鼓太郎を破ってジュニア王座を奪還したはずなのに、原田の思いを他所にRATEL'Sは解散へと舵を向け始めている。
また久しく出されていなかったNOAH所属選手の入場テーマが収録されているCDも発売が決定するなど、エドワーズの参戦を含めて新体制初戦からNOAHは仕掛けまくっている。後はWWEを離脱したKENTAが加われば大きな起爆剤になることは間違いないだろうが・・・
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