また崩壊した怒離威夢号…大社長に指摘された高尾が爆発寸前!カリスマは竹下を騙まし討ち!

2月6日 DDT「Road to Wrestle Peter Pan 2019~無料興行シミュレーションスペシャル~」新木場1stRING 352人超満員札止め

(試合内容は実況ツイートより)

<第1試合 30分1本勝負>

○ジェイソン"ザ・ギフト”キンケイド 吉村直巳(8分43秒 片エビ固め)彰人 ×スペース・モンキー

※フィロソファーズフットスタンプ


<第2試合 4WAYマッチ 30分1本勝負>

○朱崇花(4分46秒 片エビ固め)×平田一喜

※ムーンサルトプレス あと2人はマッド・ポーリー、赤井沙希


<第3試合 30分1本勝負>

○大鷲透 上野勇希(10分26秒 ラ・マヒストラル)樋口和貞 ×アントーニオ本多


<第4試合 30分1本勝負>

○高木三四郎(7分43秒 反則勝ち)×高尾蒼馬


<第5試合 30分1本勝負>

○HARASHIMA 坂口征夫(12分42秒 片エビ固め)×梅田公太 大石真翔

※蒼魔刀


<第6試合 30分1本勝負>

○高梨将弘(16分17秒 タカタニック)×MAO


<第7試合 DAMNATIONvsALL OUT 30分1本勝負>

○佐々木大輔 遠藤哲哉(19分45秒 片エビ固め)竹下幸之介 ×飯野雄貴

※ダイビングエルボードロップ


 今回のDDT新木場大会は7月15日の大田区総合体育館大会で行われる無料興行へのシュミレーションということで全席無料で開催された。


 第4試合では高木が高尾と対戦、高木はコーナー付近で怒離威夢号を設置も、後入場の高尾が背後から奇襲をかけ、怒離威夢号も高尾が蹴飛ばして崩壊する。怒った高木は場外戦を仕掛け、客席まで雪崩れ込んで乱闘、観客の傘も奪って殴打するが、高尾も逆襲してステージにも雪崩れ込み花道でDDTで突き刺す。

 リング内でも高尾は高木を痛めつけドロップキック、串刺しレッグラリアットからダイビングフットスタンプ、サミングからレッグドロップ、コーナーからの攻撃狙いは高木がドロップキックで阻止して雪崩式ブレーンバスターで投げ、クローズラインを炸裂させる。

 高木はシットダウンひまわりボム狙うが、高尾が不時着して張り手合戦から唾を吐き捨て、エルボーの連打からボディーエルボーも、高木はクローズラインの連打から怒離威夢号の残骸を何個も投げつけ、木曽レフェリーが制止するが突き飛ばす。

 高尾はボディーエルボーで反撃すると残骸でフルスイングしてから、大量のイスを投入、制止に入る木曽レフェリーをみちのくドライバーでKOすると、高木にはケースの上でのシュバインを敢行したが、意識があった木曽レフェリーは試合をストップ、高尾の反則負けとなった。

 試合後に高木は「上を食うつもりだったんなら、そんな甘いもんじゃない。何に対して怒っているんだ!。両国、中途半端な怒りだったら、てめえごと飲み込んでやるからな」と言い放つと、高尾は「高木三四郎、おまえだけじゃないよ、オレより上のやつら全員だよ!、今に満足してねえよ、全てにイラついているんだよ!」と叫んで退場、高木も「だったらその怒りを2月17日、両国にぶつけて来いよ」と返した。

 高尾は全日本プロレスでは世界ジュニアヘビー級王座を奪取するなど実績は出しているが、DDT内では上へ突き抜けない現状は続き、HARASHIMAを裏切りヒールターンしてDAMNATION入りしても、その上へ行けない現状が続いているのも事実だ。2月17日の両国で高尾は大爆発するのか、全ては高尾次第なのかもしれない。


 第5試合ではHARASHIMA&坂口vs梅田&大石は、打撃やグラップリング中心での試合となり、大石も試合途中でショートタイツ姿となって、ビクトル投げからの膝十字を披露して坂口を慌てさせるなど、滅多に見せない部分も見せる。

 試合は梅田はミドルキックに対してHARASHIMAが水面蹴りで返すと、、側頭部へのキックから蒼魔刀で3カウントを奪い勝利、試合後に青木真也が現れて2月17日のEXTERM選手権のルールが決められると、両者の承諾で『「お互いのプライドがルール」ルールとなった。


 セミファイナルのKO-Dタッグ選手権の前哨戦は、高梨がねちっこい足攻めでMAOの動きを封じにかかり、MAOにリードを許さない。

 劣勢のMAOはコブラツイストで捕らえてからドラゴンスリーパーで一気に絞めあげ、ハイキックからみちのくドライバーⅠを決めるが、キャノンボール450°は自爆となってしまう。

 高梨は突進するMAOを足横須賀から足四の字固めで捕らえ、MAOのトラースキックもかわしてサソリ固めで捕らえる。高梨は逆さ押さえ込みからトラースキックを放ち、MAOはジャックナイフ式エビ固めで丸め込むも、高梨がタカタニックで切り返して3カウントを奪い、高梨が前哨戦を完勝で制する。


 メインのKO-D選手権前哨戦は、2日の板橋でカリスマが竹下のファブルを喰らいフォール負けを喫したことを契機に改心したということで、今回もクリーンファイトに徹し、竹下は喜ぶも、遠藤は困惑する。

 それでも遠藤のリードでDAMNATIONが飯野を捕らえてリードを奪い、カリスマは竹下をフライングラリアット、ドロップキックで攻め込み、エルボーの連打、十字固めからクロスフェースで捕獲するも、ダイビングエルボードロップは自爆してしまう。

 竹下はカリスマにニーからラリアットを浴びせ、ジャーマン狙うが、カリスマがサムソンクラッチで切り返すと、佐々木式ウラカンラナで竹下とレフェリーと交錯させ。そこでカリスマは「我慢できなくなった」と一転して竹下に急所打ちを浴びせ、場外戦でイスを投げつける。

 カリスマに騙された竹下は怒り、イスでカリスマをフルスイング、大荒れとなりかけたところで何とか飯野が宥め、連係でカリスマを捕らえるが、竹下がカリスマの上へ飯野をパワーボムでたたきつけようとするが、カリスマがかわして飯野がマットに叩きつけられてしまう。

 カリスマは竹下をも急所蹴りからベトナムドライバーで排除すると、最後は飯野を遠藤のトーチャーラックボムの援護からカリスマがダイビングエルボーで3カウントを収め、騙し打ち合った竹下はカリスマに対して怒りを露わにするも、敵だけでなく味方までも欺いたカリスマは高笑いし、最後はポーリーと共に締めくくったが、高尾は姿を現さなかった。


 また休憩開けには27日の新宿大会で"いつどこ挑戦権争奪戦が行われることになったが、ルールが改訂され、次の後楽園で挑戦を行使する使いかたが出来なくなり、行使即挑戦のルールに変更することになった。


 DDT平成最後のビックマッチまで残りあと10日あまり・・・果たしてどんなドラマが待ち受けているのか?