11月21日 NOAH「GLOBAL LEAGUE 2018」福島・会津若松市文化センター 344人
(コメント・写真などはプロレス格闘技DX非会員版より)
<第1試合 20分1本勝負>
○長井満也 井上雅央(5分19秒 レフェリーストップ)拳王 ×稲村愛輝
※腕極め腕卍
<第2試合 30分1本勝負>
中嶋勝彦 ○熊野準(4分20秒 片エビ固め)マサ北宮 ×宮脇純太
※ベアボトム
<第3試合 GLOBAL LEAGUE 2018 Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝3敗=6点】○コーディ・ホール(6分32秒 体固め)【2勝4敗=4点】×モハメド ヨネ
※シットダウン式チョークスラム
<第4試合 GLOBAL LEAGUE 2018 Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【2勝3敗=2点】○樋口和貞(8分2秒 エビ固め)【2勝4敗=4点】×小峠篤司
※ドクターボム
【試合後の樋口】
樋口「よし! 革命に勝ちました! これでギリギリ、土俵際で残ったんじゃないですか? 残ってますよね? やっぱり京都で杉浦選手に負けて『うーん、どうかなぁ』って思ったんですけど、またこうやって勢いづいて残り全部勝つだけですね」
――革命に乗っかる場面もあったが?
樋口「…嫌いじゃないんで(笑) いいじゃないですか、革命。自分も革命したいなって気持ちもあるんで。小峠さんの気持ちは素晴らしいものがあるんで、思わず同調しちゃいましたね(笑)」
――ちょっとやってみたかった?
樋口「い、いや、そんなことはないっす。やっぱりリングには魔物的なものが棲んでますから…。それにやられたというか(笑)」
――次は小峠とはまた違ったタイプのマイバッハが相手だが?
樋口「個人的にはどんとこいですよ。真正面からぶつかっていくだけなんで。全力でいきたいと思います、残りも」
<第5試合 GLOBAL LEAGUE 2018 Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝3敗=6点】○齋藤彰俊(7分50秒 片エビ固め)【4勝2敗=8点】×佐藤耕平
※スイクルデス
【彰俊の話】「これで6点。自力優勝は難しいんだけど、ほかもまだ8点。最後までわからないなと。確かに(耕平は)メチャクチャ強かったんですけど、取ったのは俺。ほかの(新世代勢)がやられてんだろって。前半戦は飛ばしたけど、後半もまた上がっていくんで」
<第6試合 30分1本勝負>
○タダスケ 原田大輔 HAYATA YO-HEY(6分6秒 2PAC)鈴木鼓太郎 Hi69 田中稔 ×小川良成
【試合後の鼓太郎】
鼓太郎「こうなったらジュニアタッグも行くぞ。まったく動いてねえから“息してねえベルト"だと思ってたけど、こうなったら行くしかねえな。二冠狙おうか、二冠。タダスケ、誤爆がらみとはいえ、俺の兄貴分の首獲ったんだ。これは高くつくぞ。殴り倒してやる」
――小川はユニット内で仲間割れした形だが?
鼓太郎「だって見てみなよ。俺と組んでる方が(小川は)生き生きしてるでしょ? お客さんの目にもそう映ってるはずだよ」
――もう一本のベルトは小川さんのために獲る?
鼓太郎「もう一本のベルト…。そうだね。あのベルト、小川さんと巻いたことはないから。次の挑戦者はもう決まってるんでしょ? 急造チーム(金本浩二&大和ヒロシ)なんかに負けんなよ、お前ら。俺もしんどいけど、40のオッサンは頑張るよ
<第7試合 GLOBAL LEAGUE 2018 Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】○杉浦貴(12分25秒 エビ固め)【3勝2敗=6点】×マイバッハ谷口
※フランケンシュタイナー
【試合後の杉浦】
――マイバッハ戦を振り返って?
杉浦「勝ちは勝ちだろ」
――かなり追い込まれたが?
杉浦「俺だって二の手、三の手があるからね。ああやって追い込まれても、ああいう技もあるし」
――これで怒とうの4連勝だが?
杉浦「あと1試合だろ? とりあえず次も勝たないことには。(並んでる)相手がどうなるかも分からないし。とりあえず横浜勝って、あとはほかの結果次第だな。とりあえず勝たないと何も見えてこない」
――その横浜の相手は小峠だが?
杉浦「負ける気しねえだろ。まぁでも足もとすくわれないように。クセモンだからね」
<第8試合 GLOBAL LEAGUE 2018 Aブロック公式戦 30分1本勝負>
【4勝2敗=8点】○丸藤正道(11分17秒 飛びつき前方回転エビ固め)【2勝3敗=4点】×クワイエット・ストーム
<第9試合 GLOBAL LEAGUE 2018 Bブロック公式戦 30分1本勝負>
【3勝3敗=6点】○清宮海斗(17分38秒 タイガースープレックスホールド)【4勝2敗=8点】×潮崎豪
【試合後の清宮】
――潮崎から真っ向3カウントを奪ったが?
清宮「いやぁ、これは凄い大きいです。でも、まだまだこれからですよ」
――杉浦からは丸め込みで3カウントだったが、潮崎からは完璧な3カウントを奪ってみせた
清宮「このシリーズずっと、タイガー(スープレックス)で決まるように、テーマを持ってやってきたので、やっとここに来て、その成果が出てきた。それが自分でもわかります」
――残るはマイバッハ谷口だが?
清宮「優勝決定戦、行けないのかもしれないけど、あきらめずに俺は前を向いて走っていきます」
いよいよ後半に突入したGLOBAL LEAGUE 2018、メインではBブロック公式戦で1敗の潮崎が3敗の清宮と対戦、潮崎は逆水平で試合をリードするが、清宮はジャイピングエルボー、三沢式フェイントからのウルトラタイガードロップ、ミサイルキックで反撃。しかし逆水平で再び攻勢に出た潮崎はコーナー上での絞首刑式肩固めで絞めあげ、豪腕ラリアットで勝負に出るが、かわした清宮はジャパニーズレッグロールクラッチで切り返し、潮崎のローリング袈裟斬りからの豪腕ラリアット狙いも、かわした清宮は後頭部へのドロップキックからのタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い、3勝目を収め、潮崎は痛恨の2敗目を喫する。
清宮はリーグ戦では優勝圏内に残っているものの、GHCヘビー級王者の杉浦、ヨネ、今回の潮崎と先輩から金星を挙げたことで、実りあるリーグ戦になりそうだ。
ヨネvsコーディは、突進するコーディをヨネがファンキーポーズで急ブレーキを狙うが、コーディは構わず殴りつけ、ローリングラリアットからシットダウン式チョークスラムで3カウントとなり、ヨネは4敗目で脱落。
小峠vs樋口は、小峠の革命マントスプラッシュを剣山で迎撃した樋口がラリアットからドクターボムで3カウントを奪い、小峠も4敗目で脱落。
杉浦vs谷口は、互いにエンジン全開の激戦となり、オリンピック予選スラムを逃れた谷口が断崖式バックドロップを決め、後から正面へとマイバッハプレスで勝負を狙うが、かわされてしまうと、杉浦は突進する谷口をフランケンシュタイナーで3カウントを奪い、4勝目を収める。
Aブロックの彰俊vs耕平は、耕平が重いエルボーからミドルキック、そしてランニングエルボーを狙ったところで、彰俊がスイクルデスで迎撃して3カウントを奪い、耕平も2敗目を喫する。
丸藤vsストームは50cm腕ラリアットを狙うストームに、丸藤はカマイタチ式踵落としで迎撃し、フックキックから虎王を連発、最後も突進するストームをかわして回転エビ固めで3カウントを奪い勝利を収めた。
グローバルリーグは両ブロック共、公式戦は残り2戦となり、まずAブロックは丸藤、中嶋、拳王、耕平に絞られ、拳王は長井、中嶋は北宮に勝ったとしても、丸藤vs耕平の結果待ちとなり、丸藤が勝てば中嶋に勝っている拳王が進出、耕平が勝てばそのまま進出となるが、拳王と中嶋が共に負けると、丸藤vs耕平のどちらかが優勝決定戦に進出する
Bブロックは杉浦と潮崎がトップで互いに同点で終わっても、杉浦との直接対決を制している潮崎が進出。清宮とコーディ、残り2試合の谷口と樋口にも可能性が残っているが、樋口、谷口、コーディは杉浦と潮崎に敗れていることから厳しい状況、杉浦と潮崎が共に敗れ、清宮が谷口に勝てば、清宮が優勝決定戦に進出する。谷口は清宮と樋口に勝ち、杉浦と潮崎が負け、コーディが並んだとしても、直接対決で勝っていることから谷口が進出、樋口は2連勝でも杉浦と潮崎の結果待ちとなる。
果たしてグローバルリーグの優勝決定戦に誰が進出するのか、いよいよラストスパートを迎える。
また第6試合で行われたGHCジュニアヘビー級選手権は、タダスケに狙ったHi69&稔のトラースキック&右ハイキックが小川に誤爆してしまうと、タダスケが2PACで丸め込んで勝利となるが、試合後に鼓太郎&小川とHi69&稔が乱闘となって仲間割れとなり、鼓太郎は小川との"元祖・三沢魂コンビ”でGHCジュニアタッグ王座獲りも表明した。
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