両国を終えたDDTは新展開続出、酒呑童子が活動休止、いつどこ挑戦権争奪戦、竹下が橋本千紘のオブライトでKOされた!

2月23日 DDT「Dramatic 2019 February Special」新宿FACE 351人 満員


<第1試合 30分1本勝負>

○ジェイソン"ザ・ギフト"キンケイド アントーニオ本多(9分14秒 片エビ固め)大鷲透 ×スペースモンキー

※パイルドライバー


<第2試合 30分1本勝負>

○坂口征夫 高梨将弘(7分49秒 体固め)奥田啓介 ×伊橋剛太

※神の右膝


<第3試合 いつでもどこでも挑戦権争奪4WAY戦 30分1本勝負>

○大石真翔(7分12秒 モダンタイムス)×勝俣瞬馬

※あと二人は朱崇花、平田一喜


<第4試合 いつでもどこでも挑戦権争奪シングルマッチ 30分1本勝負>

○飯野雄貴(10分58秒 エビ固め)×梅田公太

※スピアー


<第5試合 30分1本勝負>

○MAO マイク・ベイリー 渡瀬瑞基(16分47秒 エビ固め)×佐々木大輔 高尾蒼馬 マッド・ポーリー

※みちのくドライバーⅠ


<第6試合 30分1本勝負>

△竹下幸之介 彰人(30分時間切れ引き分け)吉村直巳 △上野勇希


<第7試合 いつでもどこでも挑戦権争奪サバイバル3WAY戦 30分1本勝負>

○遠藤哲哉(18分33秒 片エビ固め)×樋口和貞

※シューティングスタープレス

①○遠藤(13分8秒 OTTR)×HARASHIMA


 本題の前にDDTの中で最長ユニットだった酒呑童子が4月17日の主催興行をもって活動を休止することが発表され、大会前に会見が開かれた。

 活動休止の理由はKUDOの休業で、坂口と高梨に「今後のプロレス人生を考えたときに二人に相談した、三人揃ってこそ酒呑童子なんで」と説明した。確かにDDTの流れからみても前面に立つ坂口と高梨と違い、最近のKUDOは一歩引いた立場を取っており、2017年10月の試合中に脳震盪も起こしていることから怪我も多かった。DDTのユニットの中で一番長く続いていたことから活動休止は残念なれど解散ではない、いつかまた帰ってくることを期待したい。

 

 本戦ではいつどこ挑戦権争奪戦が行われ、第3試合での3WAY戦では大石が他の3選手から袋叩きにされるも、勝俣が朱崇花を排除した後で大石が勝俣を相棒である旭志織の技、モダンタイムスで3カウントを奪いいつどこ挑戦権を獲得する。

 第4試合での梅田vs飯野は、梅田がスピンキックを狙うと飯野がスピアーを炸裂させ、フルネルソンからシットダウンで叩きつけると、再度スピアーを炸裂させて3カウントを奪い、いつどこ挑戦権を獲得する。

 メインのサバイバル3WAY戦では遠藤がHARASHIMAをOTTRで失格させると、遠藤のハンドスプリングをラリアットで迎撃した樋口がドクターボムを狙うが、遠藤がフランケンシュタイナーで切り返すと、スパニッシュフライ、トーチャーラックボム、シューティングスタープレスと畳みかけて3カウントを奪い、いつどこ挑戦権を獲得。

試合後はいつどこ挑戦権を獲得した3選手が揃い、それぞれがアピールして大会は締めくくられた。

第5試合ではムーンライトエクスプレス&渡瀬がカリスマを合体技で捕らえ、逆さ押さえ込みで粘るカリスマをMOAがみちのくドライバーⅠで3カウントを奪い勝利、試合後に敗れたカリスマは「日本でいられる時間が少なくなってきている、日本での最後の思い出に」と高尾とのコンビでタッグ王座に挑戦を表明すると、MAOは戸惑うがベイリーが受諾してしまい、3月21日の後楽園で選手権が決定してしまう。

 第8試合ではDISASTER BOX入りした吉村は上野と組み、竹下&彰人と対戦、試合は30分時間切れ引き分けとなるが、試合後にスクリーンでセンダイガールズの里村明衣子がKO-D6人タッグに挑戦を表明して、VTRが終わった瞬間に橋本千紘が乱入してオブライトで竹下をKOする。橋本は王者組のALL OUTを挑発して選手権が決定となり、橋本は「ギュン」とアピールして去っていった。